バラ、エドガー・ドガです
赤というよりも今回はピンクが濃く出ています
蕾は赤が濃く
華やかなバラを載せても気持ちが軽くなりました
保護用のメガネをかけて庭に出てみました
両目の手術が終わり、眼帯も取れホッとしています
薬害による白内障と言われた時にショックがありましたが
当時ステロイドの投薬は避けられなかったろうし
あまり副作用のことまで考える余裕はありませんでした
現在飲んでいないので、今頃になって薬の副作用で白内障が進んでいることさえも気が付きませんでした
手術で経験したことを載せます
1回目、当日患者は13人いました
手術順番は先生が決め、当日まで分からないとのことでした
2時半手術開始ですが、11時半には病院に入って点眼を開始します
これが麻酔になるようです
5分間隔で12~3回さしたでしょうか、血圧も3回ほど測ります(どんどん上がります)
手術順番はどういうわけか私が1番でした
手術時間10分前に頭にキャップを被り、手術着を羽織り1番の私は手術室へ入りました
目の周りを消毒、目の中を消毒、顔全体を覆い手術する目だけを出しておくようです(自分では見えない)
まな板の上の鯉状態になった時、「まもなく先生入ります」との会話が聞こえてきました
急に顔が痒くなって我慢しようか迷ったのですが
手術始まればそんなことも出来ないと思った私は左手を出してかこうとしたのです
手術室中悲鳴が上がりました「きゃ~!ダメ~~~!」
スタッフ一同大声を出しました
顔を覆われている私は何が起こったのか分からず誰かが何かミスをしたのだろうと思ってしまいました
私が原因でした(おはずかしい)
消毒も済んでいたので体のカバーを外され、顔のカバーを外され消毒のやり直しです
「声で言ってくださいね」
声と言えばこんな注意もありました
「咳が出るときは声かけてくださいね、先生がメスを止めますから」
臆病な私はこれも恐怖でした
咳って前もって断れる?
急に咳き込んだら先生の手元が狂う?
余計なことを考えまた恐怖です
そして先生が入室して手術始めようとしたのですが、頭を低くされたときに
私の目線がずれていたようで、「う~ん、違うな」
「これでは始められないな」と言われてしまったのです
先ほどのことがあったので、私は余計に焦り、どこを見たらよいか分からなくなりました
怖いときは目をつむって耐えるという事がありますが、目は開いていなくてはなりません
そして一点を見続けるということが私には難しかったのです
こんな近くでメスが動いているということが恐怖でした
誰もそんなことは感じないようで、終わった後の患者は皆簡単だったねと言います
たしかに痛みは感じないのですが、局所麻酔で全ての感覚が分かるのになぜみんな平気なんでしょう
1回目にそんな経験をしてしまった私は2回目は迷惑かけないように落ち着いて受けようと思っていました
直前の先生の診察では「できるだけリラックスして」と言われ「はい」と返事はしたものの
この状態でリラックスなんてできないと思っていました
しかも今回も1番目
手術を受ける患者は先週の方がほとんどで、今回も13人
前回2番目で私と少し会話できた方は10番目になって、待ち時間が長いので個室に離れてしまいました
スタッフが「また1番なの?」と笑っています
「覚悟ができていいです」と答えて
二度目だし今回は何も起こらないようにと思いました
先生が始めようとして言われたことは「目がキョロキョロしてこれでは始められないな」
また~!
自分では一点を見よう見ようとしてるのに、おどおどした態度が視線に出たようです
手は硬くこぶしを握った状態、リラックスには程遠い状態
その後は必死に耐えて何とか手術が終わりました
これで終わりと思ったら一安心でした
翌日先生の診察を受けたとき、「どこを見ていたら良いか分からなくて難しかったです」と言ったら
先生が「私も難しかったです」だって、そうですよねこんな患者で
そんなこんなで、まだ通院はありますがとりあえず手術は無事に終了しました
今頃ジニアが開花し始めました
種蒔きをいつしたのかも忘れています
花が少なくなった庭に彩を添えています
コウムもいつの間にか個性的な葉模様が賑やかになって
ピンクの小さな花も愛らしく
花を見ながら心が落ち着きを取り戻してきました
しばらく見向きもされなかったストレプトカーパスも
花がいっぱいでした
深呼吸をして、健康で平凡な日常のありがたさを感じています
可愛らしい赤のクナウティア・マーズミゼット
まだ蕾もあるのでもう少し楽しめます
台風による雨が降り出しています
今回も何ごともなく通過してくれますように