我が家の雪割草の一番花です
小さい姿と色が気に入り育てていて
昨年は花友さんに植え替えてもらい
一鉢が三鉢になりました
植え替えの際に手順を見せてもらったのに
記憶が曖昧です
庭の雪割草もまもなく
ポツンポツンと咲き出しているものもあります
この姿を見ながら複雑な気持ちでいます
実は市から除染の通知が届きました
ブログをご覧になっている皆さんは何のこと?と思われるでしょう
我が市は放射線量を下げるために一般住宅の除染が行われるのです
私も少し前まで除染というのは我が家には関係ないことと思っていました
市内の数値が高い地域は昨年除染が進んだようです
その地域や隣の市の除染の様子を映像で見ていて
庭の木を伐採している所、自宅の庭に穴を掘って埋めて保管している様子
なぜこんなことしなければならないの?と悲しく思っていました
それが我が家にも降りかかってきました
選択することはできますが、土を除染するのが放射線量を低くできるとあります
雨樋、側溝、自宅周りのコンクリート部分と除染する箇所はいくつかあります
そこだけならしてもらうしかないのですが
私がいろいろ植え込んだ庭の表土除去が問題なのです
そしてそれを自宅の庭に穴を掘って地下保管なのです
中間貯蔵施設が決まらないまま除染を進めるので自宅保管になり
決まればまた掘り出して中間貯蔵施設に持って行くと言っています
これでは市民全員が同意するとは思えません
植物を諦めて庭を除染することも決心できず、それを受け入れる決心をしたとしても
自宅保管というところが納得できず、また行き止まりです
しばらく悩むところです
きょう見つけた芽吹きを見ながら
この子たちを諦める訳にはいかないと思いました
何年もかけて造りあげた自分の庭
植物たちも私と同じく春を待ちわびていたはず
まだ姿が見えない植物達がいるのです
震災と原発問題で心が折れそうな時、気持ちを立て直す助けになったのは庭の植物たちでした
あの時期、何度慰められて癒されたことか
今度は私が守ってあげようと思います
こんな事になるとは知らず、春になったら植えようと買い込んだ苗があります
待ちに待った春なのに、春なのに…