中野笑理子のブログ

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あれ、今年は?

2018年11月20日 | 日記
暑いの寒いのと目まぐるしいけれど、やっぱり冬が来て春が来てと、四季の移り変わりはそれぞれに嬉しいものであります。
そしてはたと気がついたのですが、はて、今年は木枯らし1号が吹いたという報道あったかな?
別に桶屋を営んでいるわけでもないので木枯らしが吹こうが吹くまいが、どうということもないと言えばないのですが、今年はまだ木枯らし1号のニュースを聞いていないような気が。

年に一度きり会う友達のような、その報道を聞いてほっとするような、季節の便り。
木枯らしも春一番もその報道を聞くと、オッ今年もやって来たな~、と何故だか嬉しくなってしまうのです。
そして冬が来た、春が来た、ワクワクと心踊るものがあるのです。

来るべき時に来るべきものが来ないとなると、どうしたのかな、何かあったのかな、と気になって仕方がない。
今年の木枯らし1号は今頃どこにいるのでしょうか。
アッ寝坊した! と言って、急いでこっちに向かっている最中なのかな。
そんなことを思う、やんわり寒い夜の帰り道でした。

カラスも待っているのかも。
ところで木枯らし1号の報道というのは東京と大阪だけなんですね。
知らなかった!

同じ匂いでも

2018年11月19日 | 日記
寒くてお腹はペコペコの状態で家路を急いでいると、どこからともなく美味しそうな匂いが風に乗って漂ってきました。
歩いて行くうちに、美味しそうだと思った匂いはちょっと胸焼けがしそうな濃厚な臭いに変わり、これは? と思って見回すと、発生源は少し先にある中華料理屋さんの換気扇でありました。
近づくにつれラードの臭いが辺りを包み込み、思わず息を止めたくなるほど強烈な臭い。

ううぅ~と声にならない声を洩らしつつ通り過ぎかけた時、2人乗りの自転車の男子学生が「うわっ、くっさ~」と通り過ぎて行きました。
「オレ、この臭い苦手~」「俺も~」という声が遠ざかり、彼等の意見に頷きながら歩いていると、後ろから今度は後ろから女の子の2人連れ。
「わ~、いい匂い~!」「めっちゃ、お腹減るわ~」と楽しそうな会話が聞こえてきました。

同じ匂いでも、人によって好き嫌いが別れるものなんですね。
海産物やお漬物の匂いなどもそれぞれ好き嫌いが分かれるところですし、食べ物以外でも最近は近所の洗濯物の柔軟剤の臭いがキツくて堪らない、といった投書を見ることもしばしばあります。
香水の匂いも然り、スメハラという言葉も出てきました。
まだ微かに漂うラードの臭いを振り落とすように身震いして、早足で帰る夜道でありました。

こたつ始めました

2018年11月18日 | 日記
本日ようやくこたつを出しました。
昔、こたつを出すのは亥の月亥の日と決まっていたそうです。
最初の亥の月亥の日は武家、2番目の亥の月亥の日は庶民がこたつを出したそうです。

なぜ亥の日なのかというと、亥は炎の神様である摩利支天の使者と言われ、火を免れると考えられていたこと、また亥は五行思想では水、陰陽説では陰に当てはまり火を制するとのことからで、亥の日に暖房器具を使い始めて防火を祈ったということです。

今日は2番目の亥の日から2日程ずれてしまいましたが、暖かい昼間にこたつ布団をお日様に干しておき、溜まりに溜まった本や雑誌、新聞の切り抜きも整理して、こうなったら大掃除を少しでも楽にすべくプチ断捨離。
おかげでスッキリ、こたつを出してぬくぬく、きれいになったこたつの上にはもう何も置かないゾ、と誓ったのでありました。

ひとつの物を置いてしまうと、ついつい物を広げてしまい、気がつけば様々な物が散乱してしまいがちなテーブルの上。
普段から何も置かずきれいにしていると、何かひとつでも物を置いたら目立つのでサッと片付けようと思います。

ある程度汚れていたり、乱雑であれば少しくらい物が増えても何とも思わずドンドン物が溜まって散らかってしまう。
そしてそのうち爆弾でも投げ込んでぶっ飛ばしでもしないと、どうしようもない程になってしまいます。

さぁ、これを機会に他の所も年末の大掃除に向けて断捨離と掃除を強化していきましょう。
と、心の中で鉢巻を締めた日曜日でありました。

刻んで煮込んで

2018年11月17日 | 日記
夜が冷えて参りました。
それでも休みの土日は、買い物も用事も昼間のうちに済ませることができて、ありがたいものであります。

今夜も冷えそうなので、煮込み料理を仕込みました。
人参、玉ねぎ、セロリはみじん切りにして炒め、牛すね肉を焼いて一緒に煮込みました。
料理というものは正直面倒だなぁと思う時もたまにあるけれど、涙を浮かべながら玉ねぎを切って細かく刻んでいると、こうして時間を気にせず没頭できることが嬉しく、刻んでいくうちに心が落ち着いてきます。

時間に追われて焦りながら作ったり、心配事に心痛めながら作ったりすると、なぜか美味しく仕上がらない料理の不思議。
心配事が全くないわけではなく、日々いろんなことがありますが、こうして落ち着いて包丁を使えることが有難いことなんだなぁと思えた週末でありました。

おでんの夜

2018年11月16日 | 日記
日の入りが早くなって5時半を過ぎると夕方というよりも、もはや夜の気配。
冷たい風に襟を立てて、何か温かくて美味しいものが食べたいなぁ。
そうだ、こんな日はおでんにしよう、そうしよう。
温めるだけのパックのおでんやコンビニのおでんで間に合わせる時もあるけれど、今夜はいつもとちょっとちがうおでん種が食べたい気分。

マグロの赤身と白葱を串に差したねぎま、生麩、春菊のベーコン巻、湯葉などを、定番の大根、卵、こんにゃく、厚揚げに加えました。
友人の出産祝いのお返しのカタログギフトで選んだ燕三条の肴七味鍋で、グツグツ煮込むおでん。
出来上がったら鍋ごとドーンと食卓に置いて、熱燗と一緒に食べるおでん。
生麩には食べる前に、ちょっと甘めの田楽味噌をつけて。

その昔、お店にあるような四角い仕切り付きのおでん鍋を買おうか買うまいか迷いに迷って、年に何回おでんを家でするつもりなのかと考え、断念した決断はやはり正しかった。
木製の四角い蓋も雰囲気があって良いけれど、やはり自宅では手に余るだろうと諦めたのでした。

初めてのネタ、春菊のベーコン巻が好評でした。