6月26日(月) 晴れ(札幌)
昨日は、函館マラソン終了後に夕方の北斗19号で移動、22時過ぎに札幌の実家に戻りました。今朝になって内転筋や腰、なぜか上腕部に筋肉痛が残りましたが総じて体調に問題ありませんでした。よかったです。
さて、ぼちぼち完走記を書いていきます。今日は「そのゼロ」としてスタートライン通過までです。以前の記事との重複はご容赦のほど。
***函館マラソン完走記-そのゼロ***
マラソンの前泊は新函館北斗駅前の東横インにした。本当は函館または五稜郭の至近に泊まりたかったのだが、マラソン特需の高価格になっていたため、それほど影響を受けない新函館北斗にしたのだ。1泊約5000円とリーズナブルであったが、当日朝は函館まで電車で移動の必要がある。
札幌からはJRの特急北斗で行くことにした。コスパを考えると高速バスも視野にあったのだが、例の高速はこだて号の事故のため却下した。
札幌から新函館北斗まではJRで300.8km、わずかながら300kmを超えてしまうので乗車券、特急券ともに一段高くなってしまう。では札幌駅ではなく苗穂駅(札幌よりも1.9km函館寄り)からとして乗る距離を短くする手段が思い浮かぶのだが、苗穂駅は「札幌市内駅」に含まれるため短くならない。300kmをわずかに超える場所に新函館北斗駅を作り、儲けを増やそうとのJRの涙ぐましい努力が垣間見える
なお、札幌からは新函館北斗、函館のいずれの駅まででも同じ料金なので、今回のように新函館北斗に泊まって翌日函館に行く場合、函館までの切符を買って途中下車して翌日それを使うのがいい。札幌-新函館北斗の切符と新函館北斗-函館の切符を別々に買うよりも440円お得である。
今回の作戦は、乗車券は札幌-函館間を購入、特急券は南千歳-新函館北斗間にして220円節約する方針とした。札幌から南千歳は快速エアポートがジャンジャン走るため特急に乗らなくてもさほど問題ない。南千歳で乗り換える際に名物駅弁ホッキめしを買えるという利点もある。
てなわけで札幌駅まで徒歩で向かい、途中の半田屋でカーボローディングのラーメンライスを食し、少し早めの快速エアポートに乗車した。予定通り南千歳で下車して待合室にある売店でホッキめしを探したが何と売り切れていた。想定外だった。
ホームにも弁当売り場があるので、そちらに行って探すがやはり売り切れ。売店のおばさんも申し訳なさそうであった。熟慮の末、次善の策としてカニめし1180円也を購入した。長万部駅名物のカニめしとは別会社製のようだが、まあ外れはないだろう。札幌駅構内のキオスクでおにぎり2個、ゼリー、菓子パンも買っておいたのでこれで今日の夕食調達完了。
南千歳駅から1400発特急北斗14号に乗車、席は左窓側である。こちらの方が噴火湾の絶景を見ることができるのでお薦めなのである。室蘭本線の秘境駅・小幌の辺りで鉄道敷設時の難工事に思いを馳せるのもなかなかよろしい。
さて、延々と特急北斗に乗ってようやく新函館北斗駅に到着。この駅はもともと渡島大野というド田舎(失礼)の小駅だったのだが、北海道新幹線の計画時に札幌への延伸がしやすいという理由で一躍注目され、新幹線開業時に新函館北斗駅としてリニューアルされた経緯がある。場所が北斗市なので、「北斗駅」とするか「新函館駅」とするかでもめた結果、妥協案で現駅名にされた。燕三条駅と同じようなものだ。以上、鉄道豆知識でした。
事前の調査では駅前に何もなさそうだったのだが、降りてみるとラーメン屋もローカルコンビニもあった。函館駅まで「函館ライナー」で20分程度、440円で行けるため今後駅前の開発が進むに違いない。来年以降で函館マラソンに参加する人にお薦めしたい。
目指すホテルは駅前にドンと立っていて間違えようがない。チェックイン機であっさり部屋に入ったあと、持ち込んだ夕食を食べてあとは明日の準備をするだけ。普段はあまりテレビを見ないのだが、たまに見るとブラタモリとか突撃カネオ君はなかなか面白いですな。
カニめしは少し量が少なめだったが非常に美味しかった。ホッキめしよりも安いのでリピートありかもしれない。量の少なさはデザートの菓子パン(日糧製パンの三角たまごふかし)で補ったが、これはかなりイケた。
さて、明日に備えて22時就寝。
4時半頃に目が覚めてしまった。二度寝できなさそうだったためお湯を沸かして白湯でおにぎり2個とシリアルバーを投入。一応ホテルで簡単な朝食は出るのだが、0654新函館北斗発函館往きに乗る予定のため6時半始まりの朝食は時間的に厳しく、回避することにしたのだ。
この判断は正解で、6時半頃チェックアウトのために1Fに降りると朝食会場は20m以上の長蛇の列になっていて、そのほとんどがランナーであった。まあ、7時過ぎの電車でも充分間に合うのだが。
私はさっさとチェックアウトして駅に行くと予定より前の0641発函館往きに乗れてしまった。これはラッキーだった。乗客の半数はランナーであった。
函館駅に着くとシャトルバスが待っていてすぐに乗車できた。結構混んでいたが運よく座れてよかった。15分ほど乗って千代台公園に到着、動線に従って陸上競技場に入り、観客席で走る準備開始。なお陸上競技場は改修工事中とのことで、トラックにはまだタータンが貼られておらずアスファルトむき出しの真っ黒。トラックが真っ黒のグラウンドは初めて見た。走るには支障ないけれど。写真はスタート/フィニッシュゲート(まだ誰もいないが)。
コンサドーレユニのTシャツを着用したのだが、いきなり後ろの席から「昨日は残念でしたね」と声を掛けられた。確かに昨日セレッソに1-4で惨敗したのであった。「縁起悪いよね」と返しておいた。
時間がたっぷり余ってしまったので、上から手荷物預けの状況を観察していたのだが、どうもかなり混雑している様子である。フルマラソンの30分前にハーフがスタートするのだが、そのために集中しているのだと思い、そのうち空くだろうとタカをくくっていたらどんどん混雑する一方なので、心配になり手荷物を預けに下に降りた。すると、行列は競技場の外まで延々と連なっていて最後尾がどこかわからないほどであった。歩いて最後尾を探すがごちゃごちゃしてよくわからない。ようやく最後尾らしきところへ並ぶが、列が何重にもなっていておそらく200mくらいはあったのではないか。
結果的に手荷物預けに約30分もかかった。今気づいたのだが、上腕部の筋肉痛になったのは手荷物を抱えながら長時間並んだせいだな。ここは要改善ポイントだと思う。
手荷物預けをようやく終えて、また観客席に戻りハーフのスタートを見守った。ハーフにはトップクラスがかなり出ていて、鈴木(健)、西山、川内などなど、女子も一山、前田が紹介されていた。
函館マラソンのスタート風景はなかなか面白い。フィールド内にA~Hブロックまで縦列で並び、ブロック毎に順繰りにトラックに案内される。スタートすると次のブロックが前列の後方に並んでどんどんスタートラインを通過する仕組みだ。YouTubeにもその様子がアップされているのでご参照のほど。
ハーフのスタートが終わってからフルのランナーがフィールドに降りて所定のブロック(私はCブロック)に向かった。その前にゼリーとシリアルバーを投入してハンガーノック対策とした。
フィールドは気持ちのよいふかふかの芝生なので、ほぼ全員が座って待っていた。前日の雨のためか少々お尻が湿っぽくなってしまったが。
まあ4000人規模の大会なので全くストレスなく待機。そのまま居眠りしてしまいそうなほどだ。それでもスタート時間が迫ってくるとそれなりに緊張感が増してきた。10分ほど前になって立ち上がってAブロックランナーから順にトラックに誘導された。スタート前にトラックに入れるのはCブロックくらいまでかと思う。
待つほどのこともなく10秒前になりカウントダウン開始。スターターは函館市の大泉市長、あの大泉洋のお兄さんである。
天候はスタート時点で曇り、気温は20℃以下、湿度は77%、微風であった。湿度が高いのが嫌だなと思った。
ウェアは、上がコンサユニTシャツ、下はしまむらのひざ上ランニングタイツ、ZAMSTの太ももサポーター、ふくらはぎサポーター着用、キャップとソックスはワークマン製といつものコスト優先スタイル。右腕にはもちろんぶんちゃんワッペンを縫い付けた赤のリストバンド着用である。そしてシューズは絶大な信頼を持つ(個人的見解です)ブルックス・ハイペリオンテンポ。
9時30分定刻にスタート、列がワサワサと進んで私がスタートラインを通過したのが32秒後であった。
***つづく***
マラソンの疲労が抜けぬまま本来の実家業務に戻り、マラソンウェアの洗濯、金属物と古い家電のじゅんかんコンビニ持ち込み、そのあとはひたすら雑草むしりに徹しました。疲労困憊ですが、夕方、久しぶりに蔵の湯に行き汗を流してからサイゼリアで生B+ハンバーグライスで函館マラソン好タイムをセルフ祝杯。生Bはもちろんサッポロクラシックです。
今日の札幌は30℃近くあったようで生Bが乾いた心と身体に沁み込みました
ラン資金 -11023円(函館マラソン支出を反映)
月間走行距離 346km
年間走行距離 2106km
昨日は、函館マラソン終了後に夕方の北斗19号で移動、22時過ぎに札幌の実家に戻りました。今朝になって内転筋や腰、なぜか上腕部に筋肉痛が残りましたが総じて体調に問題ありませんでした。よかったです。
さて、ぼちぼち完走記を書いていきます。今日は「そのゼロ」としてスタートライン通過までです。以前の記事との重複はご容赦のほど。
***函館マラソン完走記-そのゼロ***
マラソンの前泊は新函館北斗駅前の東横インにした。本当は函館または五稜郭の至近に泊まりたかったのだが、マラソン特需の高価格になっていたため、それほど影響を受けない新函館北斗にしたのだ。1泊約5000円とリーズナブルであったが、当日朝は函館まで電車で移動の必要がある。
札幌からはJRの特急北斗で行くことにした。コスパを考えると高速バスも視野にあったのだが、例の高速はこだて号の事故のため却下した。
札幌から新函館北斗まではJRで300.8km、わずかながら300kmを超えてしまうので乗車券、特急券ともに一段高くなってしまう。では札幌駅ではなく苗穂駅(札幌よりも1.9km函館寄り)からとして乗る距離を短くする手段が思い浮かぶのだが、苗穂駅は「札幌市内駅」に含まれるため短くならない。300kmをわずかに超える場所に新函館北斗駅を作り、儲けを増やそうとのJRの涙ぐましい努力が垣間見える
なお、札幌からは新函館北斗、函館のいずれの駅まででも同じ料金なので、今回のように新函館北斗に泊まって翌日函館に行く場合、函館までの切符を買って途中下車して翌日それを使うのがいい。札幌-新函館北斗の切符と新函館北斗-函館の切符を別々に買うよりも440円お得である。
今回の作戦は、乗車券は札幌-函館間を購入、特急券は南千歳-新函館北斗間にして220円節約する方針とした。札幌から南千歳は快速エアポートがジャンジャン走るため特急に乗らなくてもさほど問題ない。南千歳で乗り換える際に名物駅弁ホッキめしを買えるという利点もある。
てなわけで札幌駅まで徒歩で向かい、途中の半田屋でカーボローディングのラーメンライスを食し、少し早めの快速エアポートに乗車した。予定通り南千歳で下車して待合室にある売店でホッキめしを探したが何と売り切れていた。想定外だった。
ホームにも弁当売り場があるので、そちらに行って探すがやはり売り切れ。売店のおばさんも申し訳なさそうであった。熟慮の末、次善の策としてカニめし1180円也を購入した。長万部駅名物のカニめしとは別会社製のようだが、まあ外れはないだろう。札幌駅構内のキオスクでおにぎり2個、ゼリー、菓子パンも買っておいたのでこれで今日の夕食調達完了。
南千歳駅から1400発特急北斗14号に乗車、席は左窓側である。こちらの方が噴火湾の絶景を見ることができるのでお薦めなのである。室蘭本線の秘境駅・小幌の辺りで鉄道敷設時の難工事に思いを馳せるのもなかなかよろしい。
さて、延々と特急北斗に乗ってようやく新函館北斗駅に到着。この駅はもともと渡島大野というド田舎(失礼)の小駅だったのだが、北海道新幹線の計画時に札幌への延伸がしやすいという理由で一躍注目され、新幹線開業時に新函館北斗駅としてリニューアルされた経緯がある。場所が北斗市なので、「北斗駅」とするか「新函館駅」とするかでもめた結果、妥協案で現駅名にされた。燕三条駅と同じようなものだ。以上、鉄道豆知識でした。
事前の調査では駅前に何もなさそうだったのだが、降りてみるとラーメン屋もローカルコンビニもあった。函館駅まで「函館ライナー」で20分程度、440円で行けるため今後駅前の開発が進むに違いない。来年以降で函館マラソンに参加する人にお薦めしたい。
目指すホテルは駅前にドンと立っていて間違えようがない。チェックイン機であっさり部屋に入ったあと、持ち込んだ夕食を食べてあとは明日の準備をするだけ。普段はあまりテレビを見ないのだが、たまに見るとブラタモリとか突撃カネオ君はなかなか面白いですな。
カニめしは少し量が少なめだったが非常に美味しかった。ホッキめしよりも安いのでリピートありかもしれない。量の少なさはデザートの菓子パン(日糧製パンの三角たまごふかし)で補ったが、これはかなりイケた。
さて、明日に備えて22時就寝。
4時半頃に目が覚めてしまった。二度寝できなさそうだったためお湯を沸かして白湯でおにぎり2個とシリアルバーを投入。一応ホテルで簡単な朝食は出るのだが、0654新函館北斗発函館往きに乗る予定のため6時半始まりの朝食は時間的に厳しく、回避することにしたのだ。
この判断は正解で、6時半頃チェックアウトのために1Fに降りると朝食会場は20m以上の長蛇の列になっていて、そのほとんどがランナーであった。まあ、7時過ぎの電車でも充分間に合うのだが。
私はさっさとチェックアウトして駅に行くと予定より前の0641発函館往きに乗れてしまった。これはラッキーだった。乗客の半数はランナーであった。
函館駅に着くとシャトルバスが待っていてすぐに乗車できた。結構混んでいたが運よく座れてよかった。15分ほど乗って千代台公園に到着、動線に従って陸上競技場に入り、観客席で走る準備開始。なお陸上競技場は改修工事中とのことで、トラックにはまだタータンが貼られておらずアスファルトむき出しの真っ黒。トラックが真っ黒のグラウンドは初めて見た。走るには支障ないけれど。写真はスタート/フィニッシュゲート(まだ誰もいないが)。
コンサドーレユニのTシャツを着用したのだが、いきなり後ろの席から「昨日は残念でしたね」と声を掛けられた。確かに昨日セレッソに1-4で惨敗したのであった。「縁起悪いよね」と返しておいた。
時間がたっぷり余ってしまったので、上から手荷物預けの状況を観察していたのだが、どうもかなり混雑している様子である。フルマラソンの30分前にハーフがスタートするのだが、そのために集中しているのだと思い、そのうち空くだろうとタカをくくっていたらどんどん混雑する一方なので、心配になり手荷物を預けに下に降りた。すると、行列は競技場の外まで延々と連なっていて最後尾がどこかわからないほどであった。歩いて最後尾を探すがごちゃごちゃしてよくわからない。ようやく最後尾らしきところへ並ぶが、列が何重にもなっていておそらく200mくらいはあったのではないか。
結果的に手荷物預けに約30分もかかった。今気づいたのだが、上腕部の筋肉痛になったのは手荷物を抱えながら長時間並んだせいだな。ここは要改善ポイントだと思う。
手荷物預けをようやく終えて、また観客席に戻りハーフのスタートを見守った。ハーフにはトップクラスがかなり出ていて、鈴木(健)、西山、川内などなど、女子も一山、前田が紹介されていた。
函館マラソンのスタート風景はなかなか面白い。フィールド内にA~Hブロックまで縦列で並び、ブロック毎に順繰りにトラックに案内される。スタートすると次のブロックが前列の後方に並んでどんどんスタートラインを通過する仕組みだ。YouTubeにもその様子がアップされているのでご参照のほど。
ハーフのスタートが終わってからフルのランナーがフィールドに降りて所定のブロック(私はCブロック)に向かった。その前にゼリーとシリアルバーを投入してハンガーノック対策とした。
フィールドは気持ちのよいふかふかの芝生なので、ほぼ全員が座って待っていた。前日の雨のためか少々お尻が湿っぽくなってしまったが。
まあ4000人規模の大会なので全くストレスなく待機。そのまま居眠りしてしまいそうなほどだ。それでもスタート時間が迫ってくるとそれなりに緊張感が増してきた。10分ほど前になって立ち上がってAブロックランナーから順にトラックに誘導された。スタート前にトラックに入れるのはCブロックくらいまでかと思う。
待つほどのこともなく10秒前になりカウントダウン開始。スターターは函館市の大泉市長、あの大泉洋のお兄さんである。
天候はスタート時点で曇り、気温は20℃以下、湿度は77%、微風であった。湿度が高いのが嫌だなと思った。
ウェアは、上がコンサユニTシャツ、下はしまむらのひざ上ランニングタイツ、ZAMSTの太ももサポーター、ふくらはぎサポーター着用、キャップとソックスはワークマン製といつものコスト優先スタイル。右腕にはもちろんぶんちゃんワッペンを縫い付けた赤のリストバンド着用である。そしてシューズは絶大な信頼を持つ(個人的見解です)ブルックス・ハイペリオンテンポ。
9時30分定刻にスタート、列がワサワサと進んで私がスタートラインを通過したのが32秒後であった。
***つづく***
マラソンの疲労が抜けぬまま本来の実家業務に戻り、マラソンウェアの洗濯、金属物と古い家電のじゅんかんコンビニ持ち込み、そのあとはひたすら雑草むしりに徹しました。疲労困憊ですが、夕方、久しぶりに蔵の湯に行き汗を流してからサイゼリアで生B+ハンバーグライスで函館マラソン好タイムをセルフ祝杯。生Bはもちろんサッポロクラシックです。
今日の札幌は30℃近くあったようで生Bが乾いた心と身体に沁み込みました
ラン資金 -11023円(函館マラソン支出を反映)
月間走行距離 346km
年間走行距離 2106km