6月28日(水) 晴れのち曇り一時雨(札幌)
筋肉痛からかなり快復して今日は普通に走ったり歩いたりできました。ゆっくり休みたいところですが、庭の雑草がそれを許してくれません。スギナとドクダミをひたすら刈り取り大袋6個に詰め込みましたこれでもまだ半分も終わっていないので、さらに格闘は続きます。
さて、完走記のその2です。中間点からフィニッシュまで。
***函館マラソン完走記-その2***
中間点を過ぎた付近にエイドステーションがあり、そこには函館名物・五勝手屋羊かんが待っているのは事前調査済みだったのだが、走っているうちにすっかり忘れてしまい危うくパスするところだった。通り過ぎてから気づき少し戻って何とか1本をゲット。
さっそく筒から押し出してチビチビと食べ始めた。これがあるので補給ジェルを1個しか持たなかったのだ(それも結局食べず)。羊かんの甘さが口に広がるが、どうもモサモサして食べにくい。熱いほうじ茶があれば最高なのだが(あるわけない!)。
少しずつ押し出しては食べを繰り返して後半への補給完了。一応キロポストごとに時計は押したがタイムはチェックせず。巡航していればいいのであるから。
この通りは「漁火通り」というらしい。夜にはイカ釣り船の灯が見えるのであろうが、昼に見る通りは閑散としたただの田舎道であった。途中に、土方・啄木浪漫館なる建物があってなかなか興味を惹かれる。確かに函館は土方終焉の地ではあるが、啄木が函館にいたのはほんのわずかだから、やや無理やり感が漂うのであった。
さらに進んでまたスライド区間に入る。スライドしていると折返しはまだかとの心境になるのだが、このスライド区間は非常に長かった。一旦函館駅の方に向かうのだが、すぐに左折して函館山方面に向かう。名所・函館山展望台からマラソンコースを眺めてみたいものだが、なかなかチャンスはないだろうとも思う。
市電の線路にぶつかったところを左折して線路に沿って進むのだが、ここのアップダウンが結構応えた。遥か彼方に市電車両が見え、ハーフの折返し地点がそこなのだが、フルのそれはさらにその先、気が滅入ってくる。
マラソンのために市電は運休になっているらしく、青柳町電停の車両にはマラソン用デコレーションが施されていた。ありがたいことだ。青柳町電停からさらに進んで市電の終点・谷地頭電停が折り返し地点だ。そしてこの手前が25km地点、タイムをチェックすると2時間14分台であった。暗算できないので、それが速いのかどうかもよくわからないのだが、体感上ペースが落ちていないのでキロ5分半を切るペースなのであろうと推測して巡航速度維持。
市電の線路に沿ってひたすら戻るが、市電はよくこのアップダウンを走れるものだとある意味感心してしまった。函館市電、なかなかやりますな。走ってきた道をそのまま戻って、バナナのあるエイド付近でスライド区間に別れを告げて内陸部へ。函館の中心に向かうため徐々に周辺もにぎやかになってきた。すでに28kmを過ぎ、疲労感が増してきて、特に胃腸がモヤモヤしてきた。あとは、右足親指の横がやや痛くなった。ここにはタコがあるためにストレスがかかりやすいのだ。
ただ、脚自体は全然問題なく順調にピッチを刻んでいるのがうれしい。あと14km程度なので何とかなりそうとの感触だった。
30km通過、タイムは2時間41分台であった。2時間30分ならキロ5分、3時間ならキロ6分なので、キロ5分半よりは速いのがわかった。我ながらいいタイムだなと思っていて、あとは噂のともえ大橋をどうクリアするかであった
30kmを過ぎてすぐに橋に入って上りとなった。おお、これがともえ大橋かと思ったのだが、しばらく進むと前方の上方に別の橋とそこを走るランナーが見えた。あれがともえ大橋ならば今渡っているのは何だろう。あとで確認すると単なる跨線橋なのであった。
ともえ大橋に入るために右折してから橋をくぐってかなり進んでUターンしてともえ大橋に入るのである。ここにチーズオムレット(お菓子)他のエイドがあったのだが、胃が固形物を嫌がっていたためパス。
さて、いよいよともえ大橋である。さすが難所と言われるだけあってここの上りはなかなかハードだったが、あと10km程度だから頑張り切れるとも思った。ともえ大橋は車専用らしく歩道がないため声援が少ないのが辛いが、天然の良港である函館港を臨む景色は抜群だった。
ともえ大橋を渡り切り、倉庫群のある道を進んだ。有名な観光スポット・金森赤レンガ倉庫の脇を通ると、確かに開放的な空間が広がり昼間っからビールを飲んだらさぞかし気持ちエエじゃろなと思った。
かなり辛くなってきて日差しも厳しい、でもあと8km程度ならばいつもの周回コース4周分だから何とかなると言い聞かせつつ進む。そして35kmの折り返し地点まできた。タイムをチェックすると3時間8分台、ということはあと7kmだから3時間50分は楽に切れるはず。
35kmを過ぎてしばらくすると左折して緑の島という公園のようなところに入った。ここには例の函館名物・塩ラーメン及び海鮮丼のエイドがあるのだが、残念ながら胃の調子のせいでパス。ホント、残念…
再びともえ大橋に突入。どの程度のアップダウンかは往路を走ってわかっているので心の余裕があった。係留されている摩周丸の見える場所で立ち止まって写真を撮ることもできた。こんなことをしなければもう少しいいタイムだったのだが。
ともえ大橋を渡り切りUターンして跨線橋に入る付近が40km地点。タイムは3時間35分台なので、あと11分ほどだから3時間46分台を確信した。ただ、ここからがなぜか長く感じた。どこを走っているのかわからないのでロングスパートをかけていいものやら逡巡してしまう。
ここまでくるとランナーもかなりばらけてきて、前方30m以上ランナーがいないときにはコースロストしているんじゃないかと一瞬不安も感じた。まあ、コースロストすれば周囲の人が教えてくれるとは思ったが。
鋭角に右折する場所でようやく陸上競技場の位置がわかった。あと少しである。競技場に入る直前に42kmのキロポストがあって、そこを左折すると競技場内にフィニッシュゲートが見えた。あと200m弱だから今さらスパートでもないのだが、一応ペースアップして数人を抜いてフィニッシュ。時計を止めると46分台なので、ネットタイムならば45分台かもと思った。
目標を大きくクリアするタイムが出たことに自分自身がビックリである。
***番外編へつづく***
今日は、スーパーアークスに1回、業スーに1回、苗穂のArioに2回のお買い物ランを敢行。計約14kmですが、歩きも多かったので12kmにします。
ラン資金 -11023円
月間走行距離 358km
年間走行距離 2118km
筋肉痛からかなり快復して今日は普通に走ったり歩いたりできました。ゆっくり休みたいところですが、庭の雑草がそれを許してくれません。スギナとドクダミをひたすら刈り取り大袋6個に詰め込みましたこれでもまだ半分も終わっていないので、さらに格闘は続きます。
さて、完走記のその2です。中間点からフィニッシュまで。
***函館マラソン完走記-その2***
中間点を過ぎた付近にエイドステーションがあり、そこには函館名物・五勝手屋羊かんが待っているのは事前調査済みだったのだが、走っているうちにすっかり忘れてしまい危うくパスするところだった。通り過ぎてから気づき少し戻って何とか1本をゲット。
さっそく筒から押し出してチビチビと食べ始めた。これがあるので補給ジェルを1個しか持たなかったのだ(それも結局食べず)。羊かんの甘さが口に広がるが、どうもモサモサして食べにくい。熱いほうじ茶があれば最高なのだが(あるわけない!)。
少しずつ押し出しては食べを繰り返して後半への補給完了。一応キロポストごとに時計は押したがタイムはチェックせず。巡航していればいいのであるから。
この通りは「漁火通り」というらしい。夜にはイカ釣り船の灯が見えるのであろうが、昼に見る通りは閑散としたただの田舎道であった。途中に、土方・啄木浪漫館なる建物があってなかなか興味を惹かれる。確かに函館は土方終焉の地ではあるが、啄木が函館にいたのはほんのわずかだから、やや無理やり感が漂うのであった。
さらに進んでまたスライド区間に入る。スライドしていると折返しはまだかとの心境になるのだが、このスライド区間は非常に長かった。一旦函館駅の方に向かうのだが、すぐに左折して函館山方面に向かう。名所・函館山展望台からマラソンコースを眺めてみたいものだが、なかなかチャンスはないだろうとも思う。
市電の線路にぶつかったところを左折して線路に沿って進むのだが、ここのアップダウンが結構応えた。遥か彼方に市電車両が見え、ハーフの折返し地点がそこなのだが、フルのそれはさらにその先、気が滅入ってくる。
マラソンのために市電は運休になっているらしく、青柳町電停の車両にはマラソン用デコレーションが施されていた。ありがたいことだ。青柳町電停からさらに進んで市電の終点・谷地頭電停が折り返し地点だ。そしてこの手前が25km地点、タイムをチェックすると2時間14分台であった。暗算できないので、それが速いのかどうかもよくわからないのだが、体感上ペースが落ちていないのでキロ5分半を切るペースなのであろうと推測して巡航速度維持。
市電の線路に沿ってひたすら戻るが、市電はよくこのアップダウンを走れるものだとある意味感心してしまった。函館市電、なかなかやりますな。走ってきた道をそのまま戻って、バナナのあるエイド付近でスライド区間に別れを告げて内陸部へ。函館の中心に向かうため徐々に周辺もにぎやかになってきた。すでに28kmを過ぎ、疲労感が増してきて、特に胃腸がモヤモヤしてきた。あとは、右足親指の横がやや痛くなった。ここにはタコがあるためにストレスがかかりやすいのだ。
ただ、脚自体は全然問題なく順調にピッチを刻んでいるのがうれしい。あと14km程度なので何とかなりそうとの感触だった。
30km通過、タイムは2時間41分台であった。2時間30分ならキロ5分、3時間ならキロ6分なので、キロ5分半よりは速いのがわかった。我ながらいいタイムだなと思っていて、あとは噂のともえ大橋をどうクリアするかであった
30kmを過ぎてすぐに橋に入って上りとなった。おお、これがともえ大橋かと思ったのだが、しばらく進むと前方の上方に別の橋とそこを走るランナーが見えた。あれがともえ大橋ならば今渡っているのは何だろう。あとで確認すると単なる跨線橋なのであった。
ともえ大橋に入るために右折してから橋をくぐってかなり進んでUターンしてともえ大橋に入るのである。ここにチーズオムレット(お菓子)他のエイドがあったのだが、胃が固形物を嫌がっていたためパス。
さて、いよいよともえ大橋である。さすが難所と言われるだけあってここの上りはなかなかハードだったが、あと10km程度だから頑張り切れるとも思った。ともえ大橋は車専用らしく歩道がないため声援が少ないのが辛いが、天然の良港である函館港を臨む景色は抜群だった。
ともえ大橋を渡り切り、倉庫群のある道を進んだ。有名な観光スポット・金森赤レンガ倉庫の脇を通ると、確かに開放的な空間が広がり昼間っからビールを飲んだらさぞかし気持ちエエじゃろなと思った。
かなり辛くなってきて日差しも厳しい、でもあと8km程度ならばいつもの周回コース4周分だから何とかなると言い聞かせつつ進む。そして35kmの折り返し地点まできた。タイムをチェックすると3時間8分台、ということはあと7kmだから3時間50分は楽に切れるはず。
35kmを過ぎてしばらくすると左折して緑の島という公園のようなところに入った。ここには例の函館名物・塩ラーメン及び海鮮丼のエイドがあるのだが、残念ながら胃の調子のせいでパス。ホント、残念…
再びともえ大橋に突入。どの程度のアップダウンかは往路を走ってわかっているので心の余裕があった。係留されている摩周丸の見える場所で立ち止まって写真を撮ることもできた。こんなことをしなければもう少しいいタイムだったのだが。
ともえ大橋を渡り切りUターンして跨線橋に入る付近が40km地点。タイムは3時間35分台なので、あと11分ほどだから3時間46分台を確信した。ただ、ここからがなぜか長く感じた。どこを走っているのかわからないのでロングスパートをかけていいものやら逡巡してしまう。
ここまでくるとランナーもかなりばらけてきて、前方30m以上ランナーがいないときにはコースロストしているんじゃないかと一瞬不安も感じた。まあ、コースロストすれば周囲の人が教えてくれるとは思ったが。
鋭角に右折する場所でようやく陸上競技場の位置がわかった。あと少しである。競技場に入る直前に42kmのキロポストがあって、そこを左折すると競技場内にフィニッシュゲートが見えた。あと200m弱だから今さらスパートでもないのだが、一応ペースアップして数人を抜いてフィニッシュ。時計を止めると46分台なので、ネットタイムならば45分台かもと思った。
目標を大きくクリアするタイムが出たことに自分自身がビックリである。
***番外編へつづく***
今日は、スーパーアークスに1回、業スーに1回、苗穂のArioに2回のお買い物ランを敢行。計約14kmですが、歩きも多かったので12kmにします。
ラン資金 -11023円
月間走行距離 358km
年間走行距離 2118km