【2月9日(水)】
2008年2月、ひなとすばるの二人舞台「未定壱」は、申し込み分全部落選。
チケットぴあで徹夜してゲット。
そしてこの徹夜で∞ダチかおりちゃんもゲット。
2008年11月、ひなの一人舞台「If or...」もまた、申し込み分全部落選。
が、かおりちゃんが当てた~♪
友達に名義借りした分が当たった~♪
で、おすそ分けに預りました。
2010年2月、ひなのひとり舞台「If or...Ⅱ」もまた、申し込み分全部落選。
今度こそダメか…とやさぐれていたら、
プレイガイドだったっけ? チケットぴあだっけ?
そっちでの一般発売分がなんとまさかの盲点で、鼻くそくらいだけど残ってるらしいという情報を貰い、
慌てて電話したら残ってた~♪♪♪
初めて、
ああ、初めて自力で当てました。
夢のようです。
ありがとう、巳夜子さん。
と、それだけで満足していたら、
なんとセンター9列目ーーーっっっ!!!
申し込みしてたのは二枚。
当たり前だが当たったのも二枚。
で、かおりちゃんと行ってきました。
シリーズ最高傑作でしたっ!!!
巳夜子さん、ありがとおおおお。
いやー、面白かった。
むっちゃくちゃ面白かった。
「もしも関ジャニ∞が戦争に行ったら」と、NHK「仕事の流儀」パロと、村上先生の授業、が死ぬほど面白かった。
「もしも関ジャニ∞が戦争に行ったら」は偽史もの。
歴史のある地点から枝分かれした別の「その後」を描く、という手法をとったもの。
有川浩の『図書館戦争』とか、最近読んだのではジョー・ウォルトンのファージング三部作。
村上信五が選んだ「ある地点」は、去年の11月23日。
韓国の
この砲撃によって南北朝鮮の休戦は終わりを告げ、
その戦火は次第に拡大し、世界は第三次世界大戦に突入する。
日本も参戦。
徴兵制度が復活し、赤紙はジャニーズにも届くようになり、関ジャニ∞の七人も戦場へ。
どうも七人は同じ部隊に配属されたらしい。
が、彼らの部隊は前線に送られ、激戦の中、村上信五は仲間とはぐれ、
さまよううちに地面にぽっかり空いた穴へ転落。
文章で書くとシリアスな話なのだが、
そこは村上信五、ここまでもどっかんどっかん笑いをとっていた。
というか、先月買った某名機とはなんの関係もないのだが、割れ鐘のような己の笑い声が辛い………。自分で自分に罰ゲーム………。
穴の中は洞窟になっており、
そこで村上信五は仲間たちと再会…。
ええ、ひとり舞台なんですよ。
なので、村上ひとり七役。己も交えてひとり七役。
ひとりで、ひなとすばると横と丸と亮ちゃんと安とたつの七役を。
事前に撮影した映像を合成、
舞台中央に置いたモニタの中には、村上信五の村上信五による関ジャニ∞七人が。
実物の村上信五は、舞台からモニタの中に入ったり出たり。
あれ、緻密ないい仕事だったわー。
しかし、見ながら思ったのですが。
過去の徴兵制度では、
事前に徴兵検査という検査があり、
身体検査の結果で甲乙丙丁戌の五段階に徴兵対象者をランク付けしていた。
そして徴兵するときには、五段階評価で「5」にあたる甲種合格者から召集していった。
ひな、横、亮ちゃん、丸、たつは、文句なく甲種合格だと思う。
安も、ちっちゃいけど頑健だから、たぶん甲種合格だろう。
が、すばるよ、すばる。
あれ、FEで言ったら、娘プリーストLv1並の体格でHPっしょー。
あれは「丙」だろー。
どう考えても「丙」だろー。
とか思ってたら、これ見たあとで読んだ『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』(田辺聖子 中央公論社)に、
作家の吉川英治がすっごく小柄で痩せた人だったそうで、
徴兵検査受けに行ったら、そのとき検査受けてた他の人たちの面前で、検査官にその貧相な体格を嘲られ、そのときはものすごく情けない気持ちにさせられたが、帰ってから気をとりなおし、
「働くにも 遊ぶにも なんの不自由もないものを」
みたいなこと日記に書いた、というエピソードが載っていた。
ちなみに吉川英治も判定は「丙」だったそうです。
よかったね、すばる。
この本には、
大阪で召集された大阪出身者ばかりの第八連隊は弱さでは名高く、
大阪の人間はこの第八連隊の激弱っぷりを自虐ネタにして楽しんでた、
という話も載っていた。
関ジャニ∞徴兵しても、きっと使えないと思うのよー。
いや、使えない奴らでいてー。
有能な兵士になんか、絶対にならないでーーー。
そんで「仕事の流儀」パロディ、
これは映像作品で、
「仕事の流儀」で取材されるのは、村上信五扮する「縄文人」。
これに道頓堀界隈出てきたときゃ、びっくりしたわー。
しかも松竹座行くんだもん、びっくりしたわー。
おまけに松竹座、ちょうど先月の「寿新春大歌舞伎」上演中だったのよ、びっくりしたわー。
松竹座そばの金龍で縄文人姿でラーメン食ってたのも、びっくりしたわー。
あれ、映美ちゃんと「寿新春大歌舞伎」観た日だったかもー。
観た日で、夜の部始まってから撮影始まって、
夜の部終わって外出たときには、とっくに撤収されてたのかもーーー。
恒例村上先生の授業は、今回は国語の授業。
これ、これまでの中で、いっちゃん面白かった~♪♪♪
いい授業でした。
そして最後、偽史ものに戻り、
村上信五は戦死し、その葬儀がとりおこなわれている。
村上信五の母役を村上信五がーーー。
この「If or」シリーズ、毎回必ず村上信五の女装が入るのだが、
今回は母ー。
扮した本人曰く「うわ、むっちゃ似てるー」だそうな、フォーマル姿の母ー。
母に扮した村上信五は喪主として、参列者のみなさんにご挨拶をする。
ここ、しんみりさせてもらったわー。
いい挨拶だったわー。
が、しんみりさせられたとこで、
母いきなり「参列者のみなさんへの感謝をこめて、わたし、信五のかわりに踊ります」。
流れはじめたのは「アンダルシアにあこがれて」。
膝丈スカートの黒いフォーマルで母踊りだす。
いや、素晴らしいダンスでした。
ダンスは素晴らしいのに、踊ってるのは膝丈スカートの黒いフォーマル。
いやもう、気合の入った見事なクオリティのダンスでした。
しかもしぶとく踊ってくれました。
ここでも死ぬほど笑いました。
そして最後、戦死が誤報だったんだっけ?
それとも棺おけの中のが生き返ったんだっけ?
ともあれ最後、棺おけの中から村上信五が出てきて。
「村上信五、恥ずかしながら帰って参りましたーっ!!!」
来年もやるのかな、今度は「If or... Ⅳ」。
今度もどうにかして観られるのかな、わたし。
ちなみに一昨日当落出た安の舞台は全落選ー。