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ノック無用の高齢者日記(パークゴルフ??)

令和に成って退職の日々の出来事

リュージュ:製作打ち合わせ

2007年08月30日 | リュージュ

8月28日

クーへ(そりを支える部分)の打ち合わせがあった

上部を平らに、幅は3センチがコーチの希望

3センチにするには、強度的に問題がある

それを敵えるのが技術者の腕?

三島工業(FRPと部品担当)の方と色々アイデアを搾り出す

我々に搾り出す、充分な水分が含んでるだろうか?

ちなみに、クーへはハの字に成っている

すべる部分には金属製のシーネが付いている

スケートで言えば、エッジの感じに成っている

繋ぎ部分の強度出す為、カバーを付ける

クーへの制作方法として、先端の部分を除いた部分を

木をNCで一回り小さく作り、それにFRPを巻きつけて

NCで作ったメス型にはめ込んで正確に成形する

先端部分はFRPで製作、木の部分にはめ込み

又、NCで削ったメス型にはめ込んで成形

左右対称が最低限の条件である

私の感覚からして、メス型で成形は一工程多い感じがする

ならば、先の方細い部分が有るので強度の問題で

ABS樹脂をズバリ削りだし、

塗装と先の部分だけFRPを巻きつける方法が良い感じがする

でも、寒さに対してのABS樹脂の耐久性は?

ならば、他の素材は無いか

やはり、木と言う素材は最高だと言う結論もありえる気もする

何とか、メス型で成形と言う部分を省いて

より正確な物を作りたい気がする

いずれにしても、今は色々試す時期

良い物、悪い物振り分けるデーターが必要

最終的には、コーチの希望する物他に

自分勝手な「遠藤木型スペシャル」を作りたいもんだ

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3次元測定器のデーターから作ったクーへの3分の1の試作

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一人乗り用

データー的に、左右対称で無いためそれぞれの部分を試作

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二人乗り用

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打ち合わせの光景

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打ち合わせの光景

今、我社の上田は一ヶ月位リュージュに掛かりきり

それを他の従業員が、充分カバーしてくれてる

ありがたい事である。


冬季オリンピックリュージュ選手団一挙来社

2007年08月11日 | リュージュ

8月6日

リュージュ選手団が朝の練習を終えて、我社に一挙来社した

監督・コーチ・最年少は小学生(ひょっとして失礼かも)のジュニアも参加してくれて

総勢20名以上か?数え切れなかった

今まで、見学してくれた人数で間違いなく最高である

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駐車場も満杯

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着替えて、そりに乗った状態の検証

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2人のりの検証

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1人の乗りです

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人乗りの時のスタートの体制です、2人を繋いだ紐があります

皆流石に、オリンピックとなれば体付が違います

いずれにしても、オリンピックの選手と直に触れ合うのは初めての体験

そう言えば、サインしてもらうのを忘れた

リュージュはまだまだ注目されてる競技じゃないけど

皆真剣に頑張っています

暖かい応援宜しくお願いします

そう言えば、選手団から見たら我社はどう写ったんでしょうかね?

いずれにしても結構楽しませて貰ってます。


ソリを3次元測定器で計測

2007年07月25日 | リュージュ

7月23日、24日

工業試験場にてカメラ式の3次元測定器でソリ本体と部品を測定

私は忙しくて行けなかったですが、専務と上田に対応してもらいました

本格的にやるのは初めてなので勉強です

高松コーチ、技研工房の花木さん他、皆が見守る中

工業試験場の万城目さん指導によって、行われた模様です

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これが、非接触式の3次元測定器です

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測るものは、白い粉を吹き付けるみたいです

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カメラ式なので撮れない部分を又撮ってPCの中で組み立てるみたい

結構時間が掛かって、2日掛りでした。


初めまして

2007年07月22日 | リュージュ

今日から開設したけど、使い方がよく解からない

習うより慣れろ、適当にやってみます

7月17日の出来事

冬季オリンピックのリュージュのソリの改造、製作を依頼されて、その打ち合わせ

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リュージュのソリの一人乗りと二人乗り


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細部に渡って部品の確認


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高松コーチと当社の上田によって形について論議

これらの部品を、23日に工業試験場で 3次元データを取って

新たにソリの部分をウレタンで製作する予定

現在の物は手作りで、右左の形が違ってる感じ

一度正確な物を作って、風洞実験してみようという事に成っている

日本の技術をソリに込めて、2010年のバンクーバーオリンピックの

上位入賞を目指します、日本の技術のプライドも掛かっています。

では乞うご期待。