境界立会い

今日は売却予定物件の境界立会いでした。

法務局に当該地の測量図面はあったのですが、作成時期が

昭和40年代と古く実際の現地と相違する箇所がちらほら・・・

道路との境界も図面では直線なのに現地は途中から曲線的

になっている。当時の測量が正しかったのか甚だ疑問であった。

このように昔の図面は結構アバウトに作成されてるものもある。

今と違って杭があっても図面に標記しないし、寸法も記載されて

ないのもある。測量道具も今とは違うので多少の誤差はついて

しまいます。

本日の物件はそのような昔の図面にも係らず境界杭が全て

あったので安心でした。地主さん隣接の方共々円満に立会い

同意することが出来た

土地の売買はとかく金額とかに目を奪われがちですが、土地の使用

が主ですから境界は大事です。杭があるからと言って安心しては

行けません、ずれていることもありますからね。境界は大事です。

そんな境界に不安なときは是非「土地家屋調査士」にご相談下さい

境界立会いは上手く行ったのですが・・新たな問題が・・・

それは隣の方の排水管が当該物件地内を通ってたんです、

しかも地主さんに内緒で勝手に埋設してたとか

まあ当然地主さんはカンカンですから以前から隣の方に対して

は撤去要請を出してたようです。

さて、どうしたものか・・・この物件。。。まずはこの問題をクリアしない

と売れないなあ