J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のラーメン(6・3・1ラーメン(辛味噌)@八王子大和家)

2022年10月28日 | ラーメン(多摩)


今日は晴れ。今朝は東の空に厚い雲が広がっているものの、西の空は藍色の空が広がっていた。今朝の気温は7℃で、弱い西よりの風が吹いている。ベランダの外に出てみると、冷蔵庫の中に入ったような冷気が身体を包んだ。空は夜のように暗く、街灯のLEDの白い光が冷たく見える。
今日は所用があり、夏休を1日取って実家に顔を出すことにしている。久しぶりに実家の近くの床屋で散髪することにしているので、髭は剃らずに顔だけ洗った。湯を沸かして熱いコーヒーを淹れると、玄関のドアポストに投函された朝刊を見ながら、簡単に朝食を済ませる。日の出の時刻を迎えて、空が薄明るくなってきた。

午前中は自宅で片付けやら整理などをして、昼前に外出する。日野駅から中央線の電車に乗って八王子駅に到着した。
今日のお昼は八王子で食べることにした。駅北口に出ると、ペデストリアンデッキを歩いて桑並木通りに降りる。通りを北に向かって歩いて行き、1つめの交差点を右に曲がってれんが通りに入った。れんが通りを東に歩いて行くと、昨年の1月に「得味噌ラーメン黒」を食べたラーメン屋「花木流味噌」が左手に見えてくるが、その右隣にラーメン屋「横浜家系ラーメン 八王子大和家」がある。この店は日野にもあるラーメン屋「横浜家系ラーメン 大和家」の系列のラーメン店である。


今日はこの店に入ることにした。


店に入ると、左手の壁際にタッチパネル式の券売機があって、ここで食券を購入する。券売機は1台は現金専用で、もう1台は電子マネーやクレジットカードが使用できる。トップページには「おすすめラーメン」「単品ラーメン」「つけ麺」「トッピング・サイドメニュー」「テイクアウト」の5つのアイコンがある。


「おすすめラーメン」は631ラーメンである。このラーメンは海苔が6枚とチャーシューが3枚、玉子が1個付いているので、この名称が付いている。


「単品ラーメン」は631ラーメンの他、チャーシューメン、つけ麺、ネギチャーシューメン、ネギラーメン、ラーメン、野菜ラーメンと各種トッピング、サイドメニューとなっている。


「つけ麺」は醤油つけ麺、味噌つけ麺、うま辛味噌つけ麺、魚介濃厚つけ麺極、具沢山魚介濃厚つけ麺極で構成されている。


「トッピング・サイドメニュー」は各種トッピング、一品料理、定食、ドリンクが表示された。


「テイクアウト」はお持ち帰りメニューが表示されている。


以前、同系列の店で食べたときに比べて、格段にラーメンの種類が増えている。どれにするか悩んで、「おすすめラーメン」のページをクリックした。右下にスープの種類があり「醤油」「塩」「味噌」「辛味噌」とある。「醤油」「塩」「味噌」はこれまでに試したことはあるが、「辛味噌」は初めてである。そこで、「6・3・1ラーメン(辛味噌)」を注文することにした。
「辛味噌」のボタンを押すと、セットメニュー、トッピング、「ラーメン大盛」「ラーメン特盛」のボタンが表示される。


ここはスルーしてオーダー確認に進んだ。代金を投入して食券を発行する。


発行された食券を持って店内に進んだ。店内は店の中央に12人掛けの長テーブルがある。テーブルの上には仕切板が設けられていて、12席のカウンター席になっている。この右手の壁際にもカウンター席が6席も受けられている。奥には4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が1卓、左手の壁際にも2人掛けのテーブル席が1卓設けられていた。
壁に面したカウンター席に座ると、店員がお冷やを持ってきた。店員に食券を渡すと、麺(硬め・普通・軟らかめ)、味(濃いめ・普通・薄め)、油(多め・普通・少なめ)を聞かれる。麺を軟らかめにした他は、味と油は普通にして料理を注文した。更に、以前系列のラーメン屋「日野大和家」でもらったクーポン券で「もやキャベ」を注文した。

卓上には醤油とラー油、ブラックペッパーグラウンド、ゴマ、お酢、豆板醤、千切りしょうが、粗びき唐辛子といった調味料や薬味の他、箸と楊枝、紙ナプキン、アルコール消毒液、冷水のポットが置かれている。なお、希望すれば、「刻み玉ねぎ」の無料サービスがあるとのこと。
また、この店はライスが終日無料となっている。ライスはセルフになっていて、店の奥に設置された炊飯器から自分でご飯を盛る。大きな炊飯器の右脇には重ねられたお椀が並べられており、水に浸されたしゃもじとアルコール消毒液が置かれている。その右手には空のコップが並べられていて、その奥に冷水器が設置されていた。

お椀を1つ手に取り、ライスをお替わりしなくてもよいようにと、山盛りにご飯を盛った。ご飯を手に席に戻ってまもなく、「6・3・1ラーメン(辛味噌)」と「もやキャベ」が運ばれてきた。


さっそく箸を取って、ラーメンを食べる。黒い丼に入っている「6・3・1ラーメン(辛味噌)」の麺は大きな3枚のチャーシューに隠されてしまっていて、ウズラの卵が1個と半分に割られた味玉が1個分、ほうれん草載せられていて、海苔が6枚添えてある。スープには少量の刻みネギが浮かんでいて、レンゲが添えられている。


まずはレンゲを取ってスープを掬って口に運んだ。


ラー油の浮いた豚骨味噌スープはこってり目ながらも濃厚で、辛くて美味しい。豚骨の旨味に豆板醤の辛さが合わさって、喉の奥に消えていく。チャーシューをずらして麺を食べる。赤いスープに浸かった麺は加水量28%という特製低加水中太麺である。口に入れると、濃厚な辛味噌スープの味わいに負けないもちもちとした歯応えが美味しい。
麺をあらかた食べてしまうと、ご飯を食べる。硬めに炊かれたご飯は、米粒が艶々としていて美味しそうだ。


まずはラーメンに添えられた海苔をスープにたっぷりと浸して、ご飯の上で広げると、ご飯をくるんで口に運ぶ。厚みのある海苔はスープを吸っても形か崩れず、ご飯に海苔を巻いて食べると、海苔に染みこんだスープがご飯に染みこんで、ジューシーな味わいで美味しい。あっと言う間に海苔を6枚片付けてしまった。
次にチャーシューをご飯の上に載せた。大きくて厚みのあるチャーシューは、脂身が少ない肉質系である。チャーシューでライスを巻き、肉巻きご飯にしてかぶりつく。柔らかく、スープが染みこんでジューシーな味わいである。なかなか食べ応えがあった。

味玉を食べる。スープが良く染みこんだ黄身は濃厚で、甘くて美味しい。ウズラの卵は黄身が濃い味で、淡泊な白身に黄身の味わいと舌触り滑らかな食感がアクセントになっている。スープをたっぷりと吸ったほうれん草もジューシーで美味しかった。
ここで、ライスを盛ったお椀が空になってしまった。まだまだ、お腹には余裕があり、しかも、スープはたっぷりと残っている。最後は雑炊にして食べるつもりでもあり、ライスをお替わりすることにした。

2杯目のライスも山盛りに盛った。


まずはご飯を「もやキャベ」で食べる。「もやキャベ」は丼に茹でモヤシを盛り、その上に茹でたキャベツを載せて、チャーシューの細かい肉片をトッピングし、醤油だれがかけられている。


「もやキャベ」を口に放り込みながらライスをかきこむ。茹で野菜の甘味に醤油だれの旨味が重なって、なかなか美味しい。ご飯の量が少し減ったところで、残りの野菜を全てスープに投入した。大量の野菜をスープ野菜にして食べようという作戦である。
スープが絡まった野菜はまた美味しい。スープの旨味と辛みが野菜の甘味に絡まって胃袋に収まっていく。覚悟はしていたが、丼に盛られたモヤシの量はかなり多くて、胃袋の余力を容赦なく奪っていく。野菜をなんとか食べ終えたところで、スープを残ったライスに注ぎ入れた。

雑炊風にしたライスもまた美味しい。スープは野菜の水分でだいぶ薄まってしまっているので、豆板醤で辛みをプラスし、ライスを軽くかき混ぜてかきこんだ。サラサラとご飯を食べてしまうと、かなりベルトが厳しくなってしまった。最後にラーメン丼に残ったスープを飲み干し、完食。
コップに残ったお冷も飲み干すと、席を立つ。もう満腹で、お腹の筋肉がはちきれそうである。店を出ると、八王子駅に戻った。八王子駅から横浜線と小田急線を乗り継いで、藤沢に向かう。

藤沢に着くと、北よりの風が吹いている。日中は晴れて、上空には青空が広がった。西側に綿雲が広がっているものの、天頂付近から東にかけては雲ひとつ無い青空が広がって、日射しが燦々と降り注いでいる。昼間の最高気温は22℃近くまで上昇した。湿度があるものの風が爽やかで、心地よい。日影に入ると空気が冷たく感じられるものの、日の当たるところに出ると汗ばむくらいの陽気である。午後になって、西の方から雲が広がってくると、日が陰ってきた。
実家に行くと、ついでに馴染みの床屋で散髪する。前回、散髪したのは7月だったので、もう3か月ぶりになる。だいぶ涼しくなってきていたが、バッサリと短めにカットしてもらった。頭がスッキリとして、気持ちがいい。

実家で夕食を食べてしまうと、早々に帰宅する。夜になって、昼間の気温が嘘だったかのように冷え込んで来た。
電車を乗り継いで日野駅に向かう。日野駅に着くと、冷たく冴え渡った暗く澄んだ空にいくつもの星が瞬いているのが見える。風が冷たく、デイパックの中から取り出した薄手のパーカーを羽織って帰宅した。

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今日のラーメン(土鍋煮込み担々麺@リータンタンカフェ アトレヴィ三鷹店)

2022年10月17日 | ラーメン(多摩)


今日は曇り。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、暗い朝となった。今朝の気温は18℃で湿度が高く、弱い北よりの風が吹いている。外に出ると、空気はヒンヤリと感じられるものの、シメシメとした風が蒸すように感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。週末を跨ぐ毎に少しずつだが、確実に朝が暗くなっていて、日の出の時刻が遅くなっていることを実感できる。上空には薄青色の雲が広がっていて、街は薄暗く、街灯の白いLEDの光が冷たく見えた。辺りはシンと静まり返っていて、鳥の鳴き声も聞こえない。駅に着くと、少し蒸し暑く感じられて、タオルで汗を拭った。

日野駅から電車に乗って新宿駅に到着すると、改札を抜けて職場に向かう。外に出てみると、路面はしっとりと濡れていて、未明に雨が降ったことを物語っていた。上空からは、微かに雨粒のようなものが降ってきている。職場に着いて窓から外を眺めると、市街地にはガスのような雲がかかっていて遠くの風景が霞んで見えた。
日中は上空にガス状の厚い雲が広がっていて、雨が降ったり止んだりの空模様となった。昼間の最高気温は22℃で湿度が高く、弱い北よりの風が吹いている。日射しが無くて、水分をたっぷりと含んだ空気がヒンヤリと感じられるものの、じとっとした不快な陽気となった。

今日は午後、都内に出張のため、外出する。夕方、調査を終えると、帰宅の途についた。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。新宿駅で中央線快速電車に乗り換えようとしたのだが、中央線快速電車は豊田駅での信号機の安全確認のために電車が遅れていて、新宿に到着する電車はどの車両も異様に混んでいる。仕方ないので、混雑を避けて、中央・総武各駅停車線で終着駅の三鷹駅に向かった。

電車が三鷹駅に到着したところで電車を降りると、改札を抜けた。三鷹駅南口に直結している駅ビル「アトレヴィ三鷹」5階はレストランフロアになっている。今日はこのフロアの一角にあるチャイニーズカフェレストラン「リータンタンカフェ アトレヴィ三鷹店」に入店することにした。


入口右手に設置されたアルコール噴霧器で手指を消毒すると、店に入る。


店内は入口から見て、左手にレジカウンターがあり、その奥に厨房がある。厨房を囲むように4人掛けのテーブル席が8卓と2人掛けのテーブル席が5卓配されている他、奥には4人掛けのテーブル席と2人掛けのテーブル席が1卓ずつ配された半個室が設けられている。
店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、入口近くの4人掛けのテーブル席に腰を下ろした。

席に座ると、温かいジャスミン茶の入った小さな湯呑みと温かいおしぼり、2冊のメニューが卓上に置かれた。
メニューを見る。メニューは2冊あって、最初は表紙に「おすすめ 冬 あたたか麺」と書かれたメニューを見る。


ページをめくると、最初の見開きには「選べるデザートセット」「季節の甘味 いちご」と書かれた各種メニューが掲載されている。


次の見開きは各種「甘味・デザート」のページとなっている。


最後はテイクアウトメニューとなっていた。


グランドメニューも見る。


最初のページは店の名前が書かれた中表紙となっている。


ページをめくると、「スペシャルセットメニュー」と各種「ラーメン」のメニューが記載されていた。


次のページは各種「焼そば」「飯類(スープ付)」のメニューが記載されている。


更にページをめくると、「前菜」「海鮮料理」「肉料理」のメニューが並べられている。


次のページは「豆腐・野菜料理」「点心」の他、各種ドリンク類のメニューが掲載されていた。


次のページもドリンクメニューが記載されている。紹興酒も美味しそうだ。


最後の見開きは「明江四川白酒」「ドラゴンハイボール」といった酒と「ちょい飲みセット」が記載されている。


なんだか、軽く飲みたい気分だが、まだ月曜日ということであることに加え、明日も仕事がある。しかも、外は雨が降っているようだ。足元も悪いので、今日は酒を飲むのは控えることにした。
注文したのは「土鍋煮込み担々麺」「ミニチャーハンと小鉢のセット」である。ちなみに小鉢はザーサイとのことである。料理の注文を終えると、メニューが下げられた。

しばらくして、料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には「土鍋煮込み担々麺」と「ミニチャーハン」「ザーサイ」といった料理に山椒が添えられていて、箸とレンゲ、紙ナプキン、取り皿が載せられている。


まずはおしぼりで手と顔を拭くと、ジャスミン茶で喉を潤した。そして、トレーの上に載せられた紙ナプキンを膝の上に広げる。最初に食べるのは「土鍋煮込み担々麺」である。小ぶりの土鍋に入った「土鍋煮込み担々麺」の麺は中細麺で、すりゴマのたっぷりと浮かべられた赤いスープに浸かっている。麺の上には辛味をきかせた肉味噌とメンマ、ホウレンソウ、豆もやし、ネギが載せられていて、糸唐辛子があしらわれている。


最初に取り皿に「土鍋煮込み担々麺」を適量取った。


まずはそのまま担々麺を食べる。中細の麺はモチモチとした食感でとろみのあるスープが麺にたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。すりごまがたっぷりと浮かべられたスープは旨辛で、ゴマの風味が香ばしい。麺には様々な野菜と肉味噌が絡んで口の中に入ってきた。どの野菜もよく煮込まれていて、ジューシーで美味しい。肉味噌の旨味と歯応えがアクセントになっている。
取り皿に取った担々麺を食べてしまうと、二杯目を取り皿に取った。


これには添えられた山椒をかけることにした。


ちょっとかけすぎたかもしれない。


あらためて担々麺を食べる。山椒の辛味がスープに混ざり合い、麺にたっぷりと絡んで口の中に入ってきた。衝撃を受けるくらいの清涼感のある辛さが鼻腔を突き抜けて、額に汗がにじんだ。スープの辛さと山椒の辛さが合わさって、ガツンとした辛さが心地よい。麺と具が強烈な辛さをまとって喉まで通り抜けていく。とにかく辛くて美味い。気が付くと、取り皿は空になっていた。
三杯目の「土鍋煮込み担々麺」を取り皿によそった。


ちなみに、鍋の中には麺はもうほとんど無いが、スープが鍋の底に少し溜まっている。三杯目の担々麺は、再び薬味を入れずに、そのまま頂く。今回のような取り皿に分けて食べる方法は、薬味の投入量をリセットできるので、意外に良いかもしれない。今度は担々麺の味わいをじっくりと噛みしめるようにして、麺をすすった。
続いて、チャーハンを食べる。ミニチャーハンは挽肉と玉子、細かく刻んだニンジンとホウレンソウを一緒に炒めたライスをドーム状に盛っている。


担々麺を食べたレンゲで、チャーハンを掬って食べた。パラパラとした食感のチャーハンは、ご飯に玉子や炒めた野菜の甘みが適度に混ざり合って美味しい。挽肉の旨味と食感がアクセントになっている。ミニチャーハンを食べ終える頃にはだいぶ胃袋も満たされてきた感がある。
チャーハンを食べながら、小鉢のザーサイを食べる。


厚めにスライスされたザーサイは鷹の爪があしらわれている。ジューシーでパリパリとした歯応えが美味しい。甘味と辛味が合わさって、食べ応えもある。ザーサイを食べてしまうと、チャーハンをかき込んだ。
最後に土鍋に残ったスープを取り皿に全て注いだ。


これに適量の山椒を振る。


スープをレンゲで掬って口に運んだ。スープの辛味と山椒の辛味が合わさって、胃袋をじんわりと労わるような味わいである。旨味と辛味、甘みが胃袋に収まった担々麺とチャーハンに染み込むような感覚にとらわれた。スープを飲み干すと、湯呑みに残ったジャスミン茶を飲み干して完食。美味かった。満足である。
昔はこれにスイーツを別に注文したかもしれないが、年齢を重ねて、次第に胃袋が小さくなってきたことを実感する。もうお腹いっぱいである。

帰り支度をして席を立つと店の入口脇にあるレジに進んだ。代金をクレジットカードで支払うと、店を出る。エスカレーターで3階に降りると、JRアトレヴィ口から三鷹駅構内に入った。中央線下りホームに降りると、しばらくしてホームに滑り込んできた電車に乗る。
日野駅に到着すると、雨は降っていなかったが、路面が濡れていた。上空には白い雲が広がっていて、北よりの風が吹いている。湿った風が冷たく感じられるものの、歩いていると汗が首筋に滴り落ちて、なんだか蒸し暑い。タオルで汗を拭いながら家に辿り着いた。

深夜になって再び雨が降り出してきた。

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今日のラーメン(博多ラーメン@福や 国分寺店)

2022年07月22日 | ラーメン(多摩)


今日は曇りときどき晴れ。今朝は上空に雲が多いながらも、雲の合間から青空が広がっていた。東の空に広がる雲に隠れた朝日が、雲の上辺を黄金色に染め上げている。今朝の気温は25℃で湿度が高く、湿った南よりの風が吹いている。外に出ると空気がムシッとしていて、風が生ぬるく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。団地の駐車場は整備工事をするとのことで、駐車場に停まっている車が無く、見通しが良くなっている。いつもと違う風景に戸惑いつつも、自宅の前の空間が広々として気持ちがいい。空と飛び交う鳥も少なく、今朝は静かな朝となった。

日野駅から電車に乗ると、学校が夏休みに入ったことも手伝ってか、電車はガラガラに空いていた。新宿に到着すると、駅構内にはバスツアーの客や、行楽客で混みあっていたが、地下道に入るとそれも激減する。地下道を出て外に出ると、雲の中から朝日が照り付けていて薄日が射していた。街路樹の茂みの中からはセミがうるさいほどに鳴いている。セミにとっては短い夏を謳歌しているかのようである。職場に着いて窓から外を眺めると、東京の市街地の先の地平線付近には雲が寄せられたように広がっていて、白いスクリーンのように見えた。
青空が見えていたのは朝だけで、日が昇るにしたがって次第に雲が広がってきた。9時前にはすっかり雲に覆われて日射しも無くなり、弱い雨が降り始めてきた。

日中は再び上空に青空が広がった。地平線付近に雲が広がっているのが見えるものの、上空には淡い雲が所々に浮かんでいて、真夏の日差しが照り付けている。昼間の最高気温は33℃で6日連続の真夏日となった。午前中に降った雨で濡れたはずの路面は既に乾いていて、その痕跡すらない。ただ、外は湿度が高くて、蒸し風呂のように蒸し暑い。しかも強く吹く南より風がムシムシとしていて、外を少し歩いただけで汗だくになるような陽気となった。セミも朝にもましてやかましいほどに鳴いていた。
今週は月曜日が海の日でお休みだったので、平日は4日間しか無かったが、濃密な4日間で週末にはヘトヘトに疲れた。早く帰るつもりだったのだが、気が付けば既に午後8時を廻っている。1日の半分を職場で過ごすと、身体的にも精神的にもかなりツライ。

仕事を終えて職場を出ると、少し寄り道をしてから、新宿駅の改札に向かった。中央線下りホームに昇ると、駅のホームに入ってきた中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。今日は夕食を食べて帰ることにしているが、既に時計の針は10時近くになっていた。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言やまん延防止重点措置が何度も発令されて、市中の飲食店の閉店時間がコロナ前に比べて幾分早まっている気がする。この時間に夕食を食べて帰ろうにも、店が既に閉まっていたり、ラストオーダーの時間を終えていたりと、店を探すのにもひと苦労である。居酒屋は営業しているが、新型コロナウイルス感染症の東京都における新規感染者が急増している状況を踏まえると、混んでいる居酒屋に入る気にもなれない。

国分寺駅で下車すると、改札を抜けて駅南口に出た。とんかつ屋「とんき 国分寺店」のあるビルの2軒右隣のビルの1階にラーメン屋「博多ラーメン 福や 国分寺店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると右手に丸椅子の腰掛けが置かれていて、その上にアルコール消毒液が置かれている。その左手には券売機が設置されていた。
まずはアルコール消毒液で手指を消毒すると、券売機の前に立った。


券売機の上には各種「麺類」「トッピング」「丼類・定食」のメニューが掲げられている。


その隣には「ちょい飲みセット」「単品おすすめつまみ」と各種「ドリンク」のメニューが掲げられていた。


メニューを見ながら食券を購入する。


購入した食券を手に、店の奥に進んだ。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房の前にカウンター席が4席直線上に配されている他、右手には4人掛けのテーブル席が5卓配されている。カウンター席に座ると、カウンターの上に食券を並べて料理を注文した。
注文したのは「博多ラーメン餃子セット」と「ライス」である。料理を注文すると、麺の硬さを聞かれた。麺の硬さは「こなおとし」「はりがね」「ばりかた」「かため」「ふつう」「柔らかめ」の6種類ある。麺の硬さを「ふつう」にすると、カウンターの奥に進んだ。

この店はお冷やはセルフになっており、カウンターの奥に給水器があって、その左隣に割り箸の入った箸立てと重ねたコップが並べられている。コップを1つ手に取り、給水器で冷水を注ぐと、まずはその場で1杯あおった。空になったコップに冷水を再び注ぐと、席に戻る。カウンターの上には台ふきんが置かれている他、テーブルの上には醤油と酢、ラー油、胡椒、替玉用ラーメンタレ、胡麻、紅ショウガ、おろしニンニク、特製辛子高菜といった調味料や薬味が置かれている他、塗り箸と楊枝、紙ナプキンが置かれている。
しばらくして、カウンターの中から「博多ラーメン」と「ライス」が出された。少し遅れて、セットの「餃子」も出された。


さっそく箸と紙ナプキンを1つずつ取る。


最初に餃子の皿に餃子のタレを作ることにした。餃子は楕円形の皿に5個並べられている。


皿の隅に窪みがある。ここに醤油とラー油を垂らす。
それからラーメンを食べることにする。


「博多ラーメン」の麺は幸住食品製の極細麺で、白いスープに浸かっている。麺の上には小さなチャーシューが1枚載せられて、青ネギが散らされ、丼の縁に海苔が1枚添えられている。


ラーメンに添えられたレンゲを取って、「博多ラーメン」のスープを掬って飲む。豚骨本来の旨味を引き出したというスープはドロリとしていて、濃厚なスープである。クリーミーな舌触りのスープは豚骨特有のにおいが鼻腔に広がる。一口飲むと、甘さと旨さが口の中に広がった。
続いて麺を食べる。極細の麺はシコシコとした食感と弾力のある歯応えが美味しい。麺にはたっぷりのスープが絡まって口の中に入ってくる。麺に絡まって口の中に入ってきた青ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。

麺を食べながらチャーシューを食べる。赤身の少ないチャーシューは肉質系で、香ばしくて美味しい。スープの旨味とチャーシューの旨味が口の中で合わさって、喉の奥に消えていく。
ちなみにこの店は替玉1個無料となっている。ここで、替玉を注文しても良いが、その前に餃子を食べたくなってきた。まずは餃子の前にラーメンに添えられた海苔で「ライス」を食べることにする。

「ライス」は小さめのお碗に盛られている。


海苔をスープにたっぷりと浸すと、ライスを適量くるんで口の中に放り込んだ。スープの旨味をたっぷりと吸った海苔からライスにスープが滴り落ちて、米粒一粒一粒をスープがコーティングして口の中に入ってくる。スープの旨味をまとったライスはなかなかの食べ応えである。小さい海苔が1枚しかないのが物足りない。
ここで「餃子」を食べる。


「餃子」の白い皮の表面には薄い焦げ目が付いている。


「餃子」を1個、醤油とラー油で作った餃子のタレにたっぷりと浸して口に運んだ。


「餃子」はツルツルとした喉越しとモチモチとした歯応えの皮に包まれた餡は豚挽き肉にニラとネギがたっぷりと入っている。ジューシーな餡に醤油の旨味とラー油の辛味が加わって、なかなか食べ応えがあった。しかも1個の「餃子」はなかなか大きくて、食べ応えもある。
夢中になって「餃子」を食べながら「ライス」をかき込んでいると、餃子も残り1個となり、「ライス」もあと僅かになってしまった。ここで、替玉を1個注文する。麺の硬さは「ふつう」とした。

残りの1個の餃子を頬張り、ライスをかき込む。お碗が空になった頃に、替玉が小碗に盛られてカウンターの中から出された。


ほのかに湯気が立ち上る替え玉をラーメン丼に投入する。


なんだかスープが少ないように思えたので、卓上の替玉用ラーメンタレを適量垂らす。明日は休みで特に人と会う予定も無し、何の遠慮も要らないので、更におろしニンニクを落としてみる。


麺と替玉用ラーメンタレ、おろしニンニクをスープに絡ませるようにかき混ぜて麺を食べた。替玉用ラーメンタレはちょっと濃くて、辛い気がする。スープに残った青ネギのシャキシャキとした歯応えがアクセントになっている。おろしニンニクがスープとタレを吸って、麺にたっぷりと絡まって、これがなかなか美味しい。
麺を食べ終える頃にはスープは丼の底に少し溜まっているのみである。ラーメン丼を持ち上げ、丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満腹、満足である。コップに残ったお冷やも飲み干した。

この店では食べ終えた食器類をセルフで返却するシステムとなっているようだ。給水器の奥に返却口があり、ここに空になった食器類を入れると、身支度をして店を出た。国分寺駅に戻ると、中央線下りホームに降りて、ホームに停車していた特別快速電車に乗り込む。
電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の西側に出て、空を見上げると、上空には暗く澄んだ空が広がっていて、淡い雲が浮かんでいる。雲の合間に星が瞬いているのが見えた。

昼間よりはだいぶ気温が下がってきてはいるものの、それでもまだ日中の暑さを引きずっているかのように湿度が高く、蒸し暑い。弱い西よりの風が吹いていて、夜の涼気を感じることが出来た。
家の近くまで来ると、用水路から水の流れる音が聞こえる。団地の草むらからは虫が鳴いているのが聞こえた。

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今日のラーメン(醤油らーめん@ぶん治)

2022年07月15日 | ラーメン(多摩)


今日は雨ときどき止む。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は23℃で湿度が高く、南よりの風が吹いている。外に出てみると、空気がシメシメとしていて、ムシムシとした陽気である。昨日降った雨で濡れた路面の所々が少し乾いていたものの、まもなく雨が降り始めてきた。
今日は夏休を1日取って、実家に顔を出すことにした。今日は雨が降っていることもあって、午前中は自宅で過ごす。先日、日経新聞で「一眼レフカメラ開発から撤退」との記事を読んで、久しぶりに自宅にあるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-30」を取り出した。最近ミラーレス一眼カメラを使うことの方が多くて、すっかり休眠状態となっていたカメラだが、久しぶりにデジタル一眼レフカメラを持ち出したくなったのである。

電源を入れて写真を撮ってみる。なんだか気のせいか、画面が暗い。もしかしたら、よく価格.comの口コミでも目にするペンタックスのエントリー機でおなじみの、絞り制御ブロックの動作不良かもしれない。そうだとしても、既にこのカメラは既に修理対応が終了してしまっている。どうしたものか。
とりあえず、時間があるときに症状の具合を再確認することにした。メーカーの違いはあるが、同じ被写体をミラーレス一眼カメラデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-30」で撮ってみて、画面の明るさを再確認すれば良い。それから対応を考えても遅くは無いだろう。

日中は雨が降ったり止んだりの空模様となった。上空には厚い雲が広がっていて、細い雨が風に舞って吹き付けるように降ってくる。昼間の最高気温は24℃で、約1ヶ月ぶりに夏日から解放された。雨に濡れた空気が湿っぽく感じられるものの、昼から吹いてきた北よりの風が涼しく感じられる。今日も戻り梅雨の天気となった。
今日はお昼を地元で食べることにした。日野駅の南側を東西に延びる日野駅前通りを東に歩いていと、赤字に白文字でラーメンと書かれた幟が目に入った。日野駅東交差点の角から3軒目の北側の建物の1階に今年4月9日にオープンしたラーメン屋「ぶん治」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると、すぐ右手にタッチパネル式の券売機があり、ここで食券を購入する。券売機の右隣に置かれた台の上にはアルコール消毒液とメニューが載せられている。まずはアルコール消毒液で手指を消毒すると、メニューを眺めた。


何を注文するか見当をつけて、券売機を操作する。トップ画面には各種「らーめん」のページが表示されている。


隣のタブは「一品料理・ご飯」となっている。


このページだけは1画面に収まりきらず、指でスクロールすると下の段に「ライス」「(デザート)杏仁豆腐」「おつまみセット」が表示された。


次のタブは「ドリンク」である。


最後のタブは「店頭販売」となっている。


注文することにしたのは「醤油らーめん」「餃子」「ミニとり丼」である。支払いは現金となっていて、代金を支払うとレシートが出てきた。ちなみに券売機で料理を注文するとその情報が厨房に届くようになっているようだ。


店内は入り口から見て左手に厨房があり、その前にカウンター席が7席直線状に配されている他、右手に4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。店は若いご主人と女性の店員さんで切り盛りをしているようだ。店員さんに「お好きな席にどうぞ」と声をかけられて、奥のカウンター席に腰を下ろした。
卓上には重ねられたコップが並べられている他、醤油とラー油、酢、七味、コショウといった各種調味料と箸、楊枝、ティッシュボックス、冷水のポットが置かれている。カウンターの上には台ふきんが置かれていた。

コップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水を注ぐと、まずは1杯お冷やを飲み干して、喉を潤した。再びコップを冷水で満たし、テーブルの上に置いた。
しばらくして「醤油らーめん」がトレーの上にのせられて運ばれてきた。トレーの上には「醤油らーめん」の他に「杏仁豆腐」の入った小器が載せられている。「杏仁豆腐」は平日ランチタイムはサービスとのこと。続いて、「ミニとり丼」がカウンターの中から出された。少し遅れて「餃子」が出された「餃子」には「自家製青とうがらし醤油」が添えられた。


さっそく、箸を取る。


最初に餃子の皿に自家製青とうがらし醤油を垂らす。餃子は長方形の皿に5個並べられている。


皿の隅に窪みがある。ここに添えられた「自家製青とうがらし醤油」を垂らした。


最初に「醤油らーめん」を食べることにする。「醤油らーめん」の麺は極細麺で、濃い目の醤油スープに浸かっている。


麺の上には鶏チャーシューと豚チャーシュー1枚ずつ載せられているほか、薄切りにした半円状のタケノコの土佐煮が3枚と白髭ネギが載せられ、青ネギと糸唐辛子が彩りを添えている。


トレーの上に載せられたレンゲをとって「醤油らーめん」のスープを掬って飲む。土佐直送宗田節と羅臼昆布に国産鶏ガラスープを合わせたWスープをベースに醤油だれを合わせたスープは、スープの甘みと醤油の優しい旨味が微妙にミックスして飲み応えのある味わいである。醤油だれに使っている醤油は店頭販売している「本醸造しょうゆ 柴胡の匠」を使用しているのだろうか。塩分と油分を控えめにしているとのことで、見た目とは裏腹にあっさりとした味わいで美味しい。
続いて麺を食べる。極細の麺はシコシコとした歯ごたえで、弾力があって美味しい。麺にたっぷりのスープが絡まって口の中に入ってくると、小麦の風味にスープの旨味が重なって食べ応えのある味わいである。麺と一緒に入ってきた白髭ねぎのシャキシャキとした食感に糸トウガラシのピリリとした辛みがアクセントになっている。

麺を食べながらチャーシューにかぶりつく。鶏チャーシューは脂身のない肉質系で、鶏肉の歯ごたえと淡白な旨味が美味しい。一方、薄いながらも大きい豚チャーシューは脂身と赤身のバランスが良く、脂身は舌の上でとろけるような味わいで、スープを吸った赤身はジューシーな美味しさである。
タケノコの土佐煮はパリパリとした食感で、メンマとは異なる存在感がある。タケノコを噛み締めながら麺をすすった。

麺をあらかた食べえ終えたところで、「ミニとり丼」を食べることにした。「ミニとり丼」は小さめのお碗にご飯を盛り、その上に刻んだ鶏チャーシューをたっぷりと載せて、青ネギと白ごまを散らし、醤油たれをかけている。


「ミニとり丼」に載せられた鶏チャーシューは淡白な味わいの鶏肉が美味しい。鶏肉の歯ごたえと淡白な旨味だけでご飯が進む。醤油だれの旨味がアクセントになっていて、なかなか食べ応えがある。青ネギのシャキシャキとした歯ごたえに白ゴマのプチプチとした食感も楽しい。
「ミニとり丼」を半分ほども食べてしまったところで、「餃子」も食べることにした。「餃子」の白い皮の表面にはこんがりとした焦げ目がついている。


「餃子」を1個、自家製青とうがらし醤油にたっぷりと浸して口に運んだ。


自家製青とうがらし醤油はサラサラとしているが、口の中に入れると適度に餃子に絡まっていることが実感できる。もちもちとした皮に包まれた餡は豚挽肉にニンニクとニラがたっぷりと入っている。皮の中はジューシーで、肉汁が口の中にほとばしるようだ。しかも1個の「餃子」は大きくて食べ応えがある。
自家製青とうがらし醤油は後味がかすかにピリッとして辛い。いつもは醤油にラー油を垂らして餃子のたれを作って食べているが、それとはまた異なる味わいである。サラサラとした舌触りに唐辛子の辛味が後を引いて、「餃子」の旨味を引き立てているかのようである。これがなかなか美味しい。

「餃子」を食べながら「ミニとり丼」を食べる。口の中で自家製青とうがらし醤油と鶏チャーシューが出会うと、また予期せぬ味わいが楽しめた。今度はとうがらしの旨味が鶏肉の旨味を引き立てて、喉の奥に消えていく。鶏チャーシューと餃子、ご飯の三つ巴が喉の奥に消えていくのを楽しみながら「餃子」と「ミニとり丼」を楽しんでいると、いつの間にか皿とお碗が空になった。

続いてラーメン丼を持ち上げて、丼を傾けてスープを飲む。スープの旨味が全てを包み込んで、喉の奥に消えていくのを感じながら、スープを飲み干した。
最後にサービスの「杏仁豆腐」を楽しむことにした。小さな器に入った「杏仁豆腐」にはスプーンが添えらえている。


真っ白な「杏仁豆腐」はプルプルとしている。


スプーンで掬って口の中に入れると、クリーミーな舌触りで、ミルキーな甘さがおいしい。ラーメンのスープまみれになった口の中を優しく杏仁豆腐が拭き取ってくれるようだ。杏仁豆腐を楽しんだ後は、コップに残ったお冷も飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。
席を立って店を出ると、一旦帰宅する。午後になって、急に空が暗くなってくると、やがて滝のような大雨が振り出してきた。スコールのような雨は水煙を立てて降っている。やがて雨脚が弱くなってくると、視界が開けて目の前の道路を雨水が川のように流れているのが見えた。

雨が弱くなったところで、実家に行くために外出する。日野駅からJR線と小田急線を乗り継いで藤沢に着くと、電車を乗り換えて本鵠沼駅に向かった。駅の改札を抜けると、雨がしとしとと降っている。気温はそれほど高くないが、湿度が高くて汗が乾かないこともあり、実家に着く頃には汗と雨でぐっしょりと濡れてしまった。
夕方、実家の近くの床屋で散髪をする。3ヶ月ぶりに髪をカットしてもらうと、スッキリとした気分である。散髪を終えて代金を支払う時になって、カット代金が値上げとなったことを知る。物価が少しずつ高くなってきたことをここでも実感した。

実家で夕食を食べてしまうと、早々に帰宅する。夜9時を廻る頃に雨は止んだようだ。上空を白い雲が覆っていたが、東の空の雲が切れて暗い空が顔を出している。
電車を乗り継いで日野駅に向かう。日野駅に着くと、上空には白っぽい雲が広がっていて、街全体が薄い靄に包まれている。街は静かで、空気が湿っぽく、風が涼しく感じられた。

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今日の夕食(ジャージャン麺@百菜 イオンモール多摩平の森店)

2022年04月27日 | ラーメン(多摩)


今日は曇り時々雨。今朝は上空にどんよりとした雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は21℃で、強い南よりの風が吹いている。未明に雨が降ったらしく、路面はしっとりと濡れていて、所々に水たまりもできているものの、既に乾き始めている箇所もあった。外は台風一過のような陽気で湿度が高く、朝から蒸し暑い。上空の雲が南から北にすごい速さで流れていて、西の空は雲が切れて明るくなっていた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。上空にはムクドリやツバメ、オナガ、ドバトといった鳥が飛び交っていて、朝から賑やかである。電車に乗って新宿に到着すると、上空にはガス状の雲がかかっていて、雨がポツリポツリと降り始めてきた。職場に着いて窓から外を眺めると、東京の市街地の上空には白い雲が広がっていて、遠くの山々の稜線が薄く水墨画のように見える。強い南よりの風が吹いていて、公園の木々の枝を大きく揺らしていた。

雨は午前中に止んだ。雲の合間から青空が顔を出すと、日が射してきて空が明るくなってきた。今日は午後、現場調査のため昼前に外出する。
日中は曇り。上空には雲の切れ間から青空が顔を出しているものの、どんよりとした雲が上空を覆っていて、時おり薄日が射している。昼間の最高気温は27℃で、再び夏日となった。日射しが無いものの、湿度が高くて蒸し暑い陽気である。

現場調査を終えると帰宅の途につく。既に定時は廻っていたが、まだ外は明るかった。帰りの電車で途中、席が空いたのでシートに腰を下ろすと、睡魔が襲ってきた。現場調査ではだいぶ歩いたこともあって、疲れも溜まっていたらしい。気が付くと、電車は終点の豊田駅に到着する処だった。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。また引き返すのも面倒なので、豊田駅北口にあるイオンモール多摩平の森で夕食を食べていくことにした。豊田駅の改札を出ると、駅北口にあるイオンモールの建物に入ってはみたものの、今日は夕食をイオンモールの付属棟の1階にある中華料理屋「百菜 イオンモール多摩平の森店」で食べることにした。


まだ外は明るくてちょっと気が引けるが、時計の針は既に午後6時を廻っている。


店に入ると、すぐ右手にレジがあり、レジの棚にアルコール消毒液が置かれている。消毒液で手指を消毒すると、出てきた店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、店の奥に進んだ。店内は入口からみて右手に厨房があり、厨房を囲むように4人掛けのテーブル席が11卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。奥には8人が座れる円卓が据えられた個室が1室設けられていた。
4人掛けのテーブル席に座ると、お冷が運ばれてきた。お冷はレモン水である。卓上には醤油と酢、ラー油といった調味料と、箸と楊枝、紙ナプキン、コールボタン、レモン水のポット、メニューが置かれている。ちなみにレモン水は冷水の中にスライスされたレモンが入っているだけである。お冷を飲みながら、メニューを眺めた。

まずはラミネートされたメニューを見てみる。定食メニューと書かれたメニューの表面には各種中華料理と飯類が記載されている。中華料理には漬物、ライス、スープ、デザートが付くとのこと。なお、ライスは一回だけ無料でお替わりが出来ると記載されている。


裏面には丼類と麺類が記載されていた。


2枚目のラミネートされたメニューには「晩酌セット」と記載されている。


裏面は食べ放題メニューが掲載されていた。


3枚目のメニューにはドリンク類が掲載されていた。なお、裏面は白紙になっていた。


4枚目のメニューには飲み放題メニューが掲載されていた。このメニューの裏面も白紙になっている。


グランドメニューを開く。


中表紙には各種「前菜」が記載されている。


ページをめくると、更に各種「前菜」が記載されている。


次の見開きには各種「海鮮」「肉類」料理が掲載されていた。


次の見開きは「肉類」「野菜」各種料理が掲載されている。


次の見開きには「野菜」「飯類」のページとなっている。


更にページをめくる。各種「飯類」「スープ」「麺類」の料理が掲載されていた。


次の見開きは各種「麺類」「点心」の料理が掲載されている。


最後のページはコースメニューのページとなっている。


コールボタンを押して店員を呼ぶと、料理を注文する。注文したのは「定食メニュー」の中の「ジャージャン麺」である。麺大盛無料ということなので、麺を大盛で注文する。更に「半チャーハン」と「焼き餃子(5個)」も注文した。また、スマホイオンモールアプリでクーポンを会計時に提示するとソフトドリンクが1杯無料となる。そこで、ソフトドリンクも併せて注文することにして、冷たい「ジンジャーエール」も注文する。料理の注文を終えると、メニューをメニュー立てに戻した。
料理を注文してしばらくすると、料理が一式卓上に並べられた。「ジャージャン麺大盛」の載ったトレーの上にはスープとお新香、デザートが所狭しと載せられている。これに追加した「半チャーハン」と「焼き餃子(5個)」「ジンジャーエール」を並べると、かなりの量である。


最初に「焼き餃子」の皿に餃子のタレを作ることにした。「焼き餃子」は弧を描いたような器に5個並べられている。


器の隅に窪みがある。ここに醤油を垂らし、更にラー油を適量入れた。


さっそく箸と紙ナプキンを1つずつ取った。


まずは「ジンジャーエール」を飲む。氷が浮かべられた「ジンジャーエール」にはストローが添えられている。


「ジンジャーエール」は冷たくて美味しい。炭酸のシュワシュワとした舌触りに甘味があり、ごくごくと飲める。特に今日は暑かったこともあって、あっという間にグラスの半分くらいまで減ってしまった。
最初にスープを飲むことにした。スープは玉子スープで、レンゲが添えられている。


玉子スープの中には溶いた玉子の他にニンジンやタマネギ、ワカメが入っている。


レンゲでスープを掬って飲む。すこしとろみのかかったスープはふんわりとした喉越しと玉子や野菜の優しい甘みが感じられて美味しい。ワカメがスープにボリューム感を与えていて、飲み応えもあった。
スープを飲み干すと「ジャージャン麺大盛」を食べることにする。大きな長方形の白い皿に盛られた「ジャージャン麺」は中細麺で、山盛りの麺の2/3程度に豚挽き肉と刻んだタマネギの入った肉味噌がたっぷりとかけられていて、残りの1/3のエリアに長細く切った白ネギとキュウリがたっぷりと載せられている。焦げ茶色の肉味噌の上には刻んだ青ネギが振りかけられている。


箸を取って、山盛りの麺を肉味噌やキュウリ、白ネギとよくかき混ぜる。麺の塊は少し固まってしまっていて、麺をほぐすようにして肉味噌や野菜に絡ませた。肉味噌が麺にほどよく絡まったところで、「ジャージャン麺」を食べる。
麺はモチモチとした食感で、ピリッとした辛さの肉味噌が絡んで美味しい。ドロリとした肉味噌はタマネギの旨味がベースになっていて、麺に良く絡んでいる。麺の太さに合わせて細くカットされた白ネギやキュウリのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。ひたすら「ジャージャン麺」を食べた。

途中で少し飽きが来た。そこで、お新香を箸休めに食べる。お新香はザーサイを細く切ったものである。


ザーサイのシャキシャキとした食感を楽しみながら再び「ジャージャン麺」を食べる。ザーサイが無くなったところで、今度は焼き餃子を食べることにした。
餃子の白い皮の表面にはこんがりとしたキツネ色の焦げ目が付いている。


食べる前に作った餃子のタレに餃子をたっぷりと浸して口に運んだ。


大きな餃子の皮はモチモチとした食感で、餃子の中には豚挽肉をベースに刻んだ白菜とネギ、ニラが入った餡が閉じ込められている。餃子にかぶりつくと、豚肉の旨味に野菜の甘みが加わって美味しい。
餃子を堪能しながら、「ジャージャン麺」を食べる。ようやく大きな白い皿が空になった。「ジャージャン麺」を片付けると、「半チャーハン」を食べることにする。

丸い皿に盛られた「半チャーハン」は半チャーハンといえどもかなり量があるように見える。


ドーム型に盛られた「半チャーハン」はご飯に玉子、刻んだチャーシュー、ネギ、ニンジン、タマネギが入っている。


添えられたスプーンでチャーハンを掬って食べた。パラパラとした食感のチャーハンはご飯に玉子や熱の入った野菜の甘みが適度に混ざり合って美味しい。刻みチャーシューの旨味と食感がアクセントになっている。半チャーハンと餃子を食べ終える頃にはだいぶ、ベルトもきつくなってきた。
最後にデザートの杏仁豆腐を食べる。ガラスの器に入った杏仁豆腐にはスプーンが添えられている。


スプーンを取って杏仁豆腐を食べる。白い杏仁豆腐には、赤いクコの実が1粒トッピングされていて、日の丸の国旗のようである。


杏仁豆腐をスプーンで掬って食べる。舌触り滑らかな杏仁豆腐はプルプルとした食感で、優しいミルキーな甘さが美味しい。鮮やかな赤いクコの実が彩りと食感のアクセントを杏仁豆腐に与えている。杏仁豆腐は、満腹になった胃袋を労るかのような味わいで美味しかった。
最後にコップに残ったジンジャーエールを飲み干す。すっかり炭酸が抜けてしまったが、冷たくて美味しい。美味かった。満足である。

コップに残ったお冷やも飲み干すと、帰り支度をして席を立った。伝票は無く、入口脇のレジに進んで、代金をクレジットカードで支払って店を出た。既に空は暗くなっている。イオンモール多摩平の森の敷地に沿うようにして、歩道を歩いて豊田駅に向かう。
豊田駅から電車に乗って日野駅に着くと、改札を抜けて甲州街道に出た。空を見上げると、上空の雲が所々かすれたように薄くなって、暗い空が顔を出している。夜になって北よりの風が吹いてきたが、湿度が高くて空気がシメシメと感じられる。カバンの中からタオルを取りだして、汗を拭いながら家路を急いだ。

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