11月初日の今日は晴れのち曇り。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いているのが見えた。東の地平線付近はほんのりと赤く濁ったような空が広がっていて、暗藍色の空との境界付近に淡くて薄い雲が広がっている。雲の下面はほんのりと朱色に染まっていて、暗い空に少し赤く染まった雲が浮かんでいるように見えた。今朝の気温は10℃で湿度が高く、西よりの風が吹いている。出勤のために家を出ると、湿っぽい空気が冷たく感じられた。風がヒンヤリとしていて、上着を着ていても肌寒いくらいの陽気である。駅までの道を歩いていると、用水路の方から水の流れる音が聞こえてきた。
日野駅に到着すると、ホームに昇る。今日はいつも乗っている電車が12両編成で、グリーン車が連結されていることを知った。さっそく4両目の乗車位置で電車を待っていると、東京行の電車がホームに滑り込んでくる。扉が開くと、2階建てグリーン車の2階席に昇った。席に座り、車窓を楽しみながら東京に向かう。昨夜遅く帰ってきたこともあり、眠りたいのはやまやまだが、こういう経験ができるのは滅多にない。いつもより高い視点からの風景を眺めながら新宿に向かった。
新宿駅に到着して電車を降りると、改札を抜けた。地下道を歩いて職場の近くで外に出る。空を見上げると、上空には薄く綿を広げたような雲が広がっていて、雲を透かすように青空が見えていた。風に揺れる街路樹の枝に鳥が止まっていて、鳥のさえずりが聞こえている。職場に着いて西側の窓から外を見渡す。上空の雲は薄明るくなった東京の市街地の先の風景を覆い隠すように多摩丘陵の先まで広がっている。次第に東の空が明るくなってきた。
日中は晴れているものの、雲の多い空模様となった。昼間の最高気温は22℃で湿度が高く、弱い北よりの風が吹いている。窓から外を見渡すと、上空の雲の合間に青空が広がっていて、薄日が射していた。お昼休みに外に出てみると、日射しが弱いものの、風が涼しくて心地よい陽気である。黄色く色づいた木々の枝が風に揺れていた。
午後になって次第に雲の厚みが増してくると、日射しも無くなった。
今日は職場の模様替えのため、夕方5時過ぎに帰宅する。地下道を歩いて新宿駅に到着すると、中央線快速電車の下りホームに昇った。平日の帰宅ラッシュの時間帯前だから、電車も空いているだろうという期待はあっさりと裏切られて、ホーム上はかなり混み合っている。しかし、まもなく来る電車は12両編成の通勤快速電車である。グリーン車を連結しており、座れる可能性は低いが、何とか乗り込んでしまえば、早く家に帰れると考えた。
電車がホームに停車すると、5両目のグリーン車に乗り込む。電車の車内も混み合っていたが、2階に昇るとビジネスカバンを通路に置いて、座席の背もたれの上にあるフックを掴んだ。グリーン車は電車の揺れも少なく、場所によっては車内空調の冷風が直撃して、涼しくて気持ちがいい。
電車が三鷹駅に到着したときに運良く座れた。席に座ると眠気が襲ってくるが、グリーン車で座れたことの気分の高揚感が勝って、眠ることが出来ない。電車が立川駅に到着すると、一旦電車を降りた。
改札を抜けると、駅北口にあるビックカメラ立川店に向かった。
先日、仕事の帰りにビジネスカバンのショルダーベルトが外れて、カバンが落ちた。ショルダーベルトの両端には金属製のフックが付いていて、これがカバンのDリングに取り付けてある。
この金属製のフックがカバンのDリングから外れたのである。
よく見ると、ショルダーベルトのフックの金具がえぐられたように欠損しているのがわかる。
レバーのバネの強さは弱くなっていないので、フックの金具の変形が原因なのだろう。
外れた側の金具だけでなく、もう片方の金具も欠損して変形していた。
荷物が少なければ問題が無かったのだろうが、最近は職場の業務端末を持ち歩くようになり、通勤時の荷物も重くなっている。カバンを落としてカバンの中に入っている業務端末を壊すようなことがあれば弁償ものである。
金具だけをショルダーベルトから外して更新するのが良いと思ったのだが、金具をベルトから外すのは難しそうだ。
ではショルダーベルトを買い替えるか。ビジネスカバンのメーカーである吉田カバンのブランドであるポーターのショルダーベルトをオンラインショップで見ると、1万円台で販売されている。かなり高い。
もっと安価で丈夫なショルダーベルトは無いかと思案してみると、カメラバッグのショルダーベルトが良いのではないかと思い至った。カメラバッグに重い機材を入れることを考えれば、カメラバッグのショルダーベルトはしっかりとした構造であることが期待できる。ちなみに、ハクバのショルダーベルトであれば、パッド付でもヨドバシカメラやビックカメラで1000円台で販売されている。
ちなみに自宅にもショルダーバッグ形式のカメラバッグはあるのだが、このバッグのショルダーベルトは取り外しが出来ないタイプの物で、ビジネスカバンに付け替えることが出来なかった。
今週の早い内にショップに行こうと思っていたのだが、今週は週初めからかなり忙しく、なかなかカメラ店に行くことが出来なかった。今日は強制的に5時過ぎに帰宅することになっていたので、時間がようやくできた。
買い物を済ませると、ビックカメラ立川店を出て、再び帰宅の途についた。
日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の外に出ると、傘を差すかどうか迷うような弱い雨がパラパラと降っている。上空には白いガス状の雲が一面を覆っていて、路面はしっとりと濡れている。雨の降り方を見ると、自分が日野駅に到着する前に本降りの雨が降ったと見える。湿った風がヒンヤリと感じられて、湿った西風が少し涼しい。ただ空気がシメシメとしていて、少し蒸すように感じられた。
家に着くと、さっそくショルダーベルトをビジネスカバンに装着することにした。
購入したのはハクバのワイドクッションベルトL「KSB-WC01L」である。
パッケージの紙を外す。商品はショルダーベルトと幅広のパッドで構成されている。
ベルトの両端に付いている樹脂パーツは金属製ではないが、アメリカ軍にも採用されるDURAFLEX社製のパーツを使用しているとのこと。
パッドは現在使用しているパッドに比べて大きいサイズとなっている。
さっそくショルダーベルトをビジネスカバンに装着する。古いショルダーベルトはパッドを取り外して、ベルト本体は処分することにした。
8月最終日の今日は曇り時々晴れまたは雨。昨夜寝るのが遅かったことが祟ったのか、目が覚めたは11時前である。一応、携帯電話のアラームをかけていたのだが、ちょっとだけと思って、二度寝をしてしまったのが祟った。特に予定は無いのだが、目が覚めたときには、少々焦ってしまった。
カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲が広がっているものの、薄日が射している。昨日降った雨で濡れた路面はほとんど乾いていて、濡れた跡が所々に黒いシミのようになって残っていた。強い南よりの風が吹いていて、木々の枝が揺れている。団地の前庭からセミの鳴き声が聞こえていた。
しばらくすると、上空の雲の合間から青空が広がってきて、日射しが強くなってきた。昼間の最高気温は32℃で湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。昼過ぎに買物のために家を出た。外はまるで蒸し風呂のような蒸し暑さで、少し歩くだけで汗をたっぷりとかいてしまう。強く吹く南よりの風が温風のように感じられたが、日陰に入ると、多少風が涼しく感じられる。木々の茂みの中から夏虫がうるさいほどに鳴いているのが聞こえた。
今日は暦の上では雑節の二百十日となる。立春の日から210日目ということで、この時期は台風の多い日または風の強い日とされる。昨日、四国に再上陸した台風10号は未明から朝にかけて四国を抜けて紀伊半島の南海上に出たとのこと。2日未明までに熱帯低気圧に変わる見込みとのことである。
先日、ヨドバシ・ドット・コムで注文した節電タップが石井スポーツ立川店に届いたとの連絡があった。そこで、近所のドラッグストアでの買い物の後に、日野駅から電車に乗って立川駅に向かう。電車が多摩川の鉄橋を渡るときに、車窓から外を眺めると、多摩川は茶色い濁流となっていて、かなり増水していることが分かった。
立川駅に到着すると、駅北口に出た。ペデストリアンデッキを歩いて石井スポーツ立川店に行くと、店頭で品物を受け取り、代金を精算して店を出た。
今日も大気の状態が不安定で、変わりやすい天気となった。上空に見えていた青空は雲に隠れていて、日射しも無くなっている。蒸し暑さが更に増してきていて、不快な陽気である。
買物を済ませると、早々に帰宅することにした。立川駅から電車に乗って日野駅に到着すると、家路を急ぐ。自宅に到着してまもなく、雷鳴が轟いてきて、雨が降り始めた。
購入した節電タップの封を開ける。購入したのは節電タップ「サンワサプライ TAP-B108UC-2W」である。
一括集中スイッチと個別スイッチがある節電タップで、2Pコンセントが6個口付いている他、PD20W対応USB Type-CポートとUSB Aポートを搭載している。
ちなみに電源ケーブル長は2mである。これをスイッチの壊れたスイッチ付テーブルタップと交換をする。
壊れたスイッチの側面を見ると、つまみの側面が割れていた。
設置した節電タップ「サンワサプライ TAP-B108UC-2W」のスイッチのランプは赤色だった。4年前に購入した節電タップのスイッチのLEDランプは緑色で、赤よりは緑の方が好きだったのだが、仕方ない。
雨は一時、猛烈な雨となったものの、午後7時過ぎには止んだ。雨が止むと、団地の前庭からスズムシの鳴き声が聞こえてきた。その後も弱い雨が降ったり止んだりしていた。
8月初日の今日は晴れ時々曇り。今朝は上空に青空の下に淡い雲が広がっている。東の空に昇ってきた朝日が眩しく、街をオレンジ色に染め上げていた。今朝の気温は24℃で湿度が高く、弱い西よりの風が吹いている。出勤のために家を出ると、外は空気がシメシメとしているものの、風が少し涼しく感じられた。昨夜に降った雨で濡れた路面は大方乾いていたが、まだ公園や道路の所々に水たまりが残っている。雨で街が洗われたように緑が生き生きとしていて、空気が気持ちよかった。上空にはムクドリが飛び交っていて、遠くから鳥のさえずりが聞こえている。草むらの中から虫が鳴いているのが聞こえた。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。新宿駅に到着すると、改札を抜けて駅の外に出た。駅構内は大きなスーツケースを持った旅行客や行楽客で混みあっていて、少し歩きづらい。地下道を歩いて職場の近くで外に出ると、街路樹の茂みの中からセミがうるさいほどに鳴いていた。上空には青空が広がっているものの、東の空には雲が広がっていて、日が陰っている。職場に着いて西側の窓から外を見渡すと西の地平線付近にも白い雲が広がっているのが見えた。多摩丘陵の先は雲で視界が遮られている。雲の中から太陽が抜け出ると、空が明るくなってきた。
日中は雲が多いものの、晴れて青空が広がった。昼間の最高気温は34℃で、猛暑日からは解放されて真夏日となった。湿度が高く、北よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、ちょうど太陽が雲に隠れて日が陰っていた。日射しが無い分、少し凌ぎやすい陽気ではあるものの、空気はムシムシとしていて、今日も体に堪えるような厳しい暑さである。温風のような北よりの風に木々の枝が揺れている。木々の茂みの中からセミがうるさいほどに鳴いているのが聞こえた。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。新宿駅からは混雑を避けて中央・総武各駅停車線の電車に乗った。運よく新宿駅で座ることができたので、シートに腰を下ろすとそのまま寝てしまったらしい。気が付くと、既に電車は三鷹駅に着いていて、車内がガランとしていた。慌てて、電車を降りると、中央線快速電車に乗り換える。中央線は東京駅で非常停止ボタンが押されたとかで、少し遅れていた。通勤快速電車も各駅停車の電車もかなり混んでいたので、思い切って通勤快速電車に乗り込む。吊革にも掴まれなかったが、日野駅まで我慢して乗っていき、電車を降りた。
改札を抜けて駅の外に出る。上空には暗い空に綿を広げたような白い雲が広がっていた。日中の暑さに比べれば、だいぶ気温が下がってきているものの、弱い南よりの風が吹いていて、湿度が高くて蒸し暑い。草むらの中から虫の鳴き声が聞こえていた。
帰りにドラッグストアに寄った。購入したのは白元アースというメーカーの「アイスノン 瞬間氷スプレー」という製品である。昨日に引き続き、今週末に予定がされている写真部の「いたばし花火大会」撮影会に向けての買物である。
既に猛暑対策としてソニーのウェアラブルサーモデバイス「SONY REON POCKET 5」や空調服の「空調リュック KRKS02」を購入している。しかし、先日購入したカメラリュック「シモダ アクション X50 バックパック」には構造上「空調リュック KRKS02」が取り付けられないことが判明した。
カメラリュックはこれまで使用していた カメラリュック「エレコム GRAPH GEAR NEO」と異なり、カメラへのアクセスがリュックの背当てに設けられているため、「空調リュック KRKS02」を外さないとカメラの取り出しができない。また、リュックのサイドに三脚を取り付けてしまうと、これもまた「空調リュック KRKS02」を外さないと三脚の取り出しができない。
そこで、代替の商品を買うことにして、いろいろと考えた結果、スプレー式の冷感用品で代用することにした。ちなみにこの商品はハンカチなどにスプレーして、火照った肌にあてると、涼しさが感じられるというもの。肌に直接スプレーしないという注意書きがある。
どれくらい涼しくなるのか?1秒の噴射で、約140回使用することができるということなので、試しに使ってみても良かったが、ちょっと勿体ない気がして、そのままカメラリュックの中に入れてしまった。
7月最終日の今日は曇り時々晴れ一時雨。今朝は青空も見えているものの、上空を大小の綿雲が7~8割ほど覆っていて、雲の多い空模様となった。今朝の気温は25℃で、未明に25℃を下回ったために熱帯夜とはならなかったが、それでも朝から蒸し暑い。湿度が高くて、弱い西よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、昨日降った雨で濡れた路面は大方乾いていたが、まだ少し湿っぽく感じられた。日射しが無いので、風が少し涼しく感じられる。木々の茂みの中から虫が鳴いているのが聞こえた。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。夏休みに入って電車の車内も行楽客がふえてきたように思う。新宿駅に到着すると電車を降りて、改札を抜けた。地下道を歩いて職場に向かう。地下道から外に出ると、街路樹の中からセミの鳴き声がうるさいほどに聞こえてきた。都心の上空には雲が広がっていて日が陰っているものの、職場に着いて西側の窓から外を見渡すと、西の空は雲の合間から青空が見える。市街地の先には青い関東山地の姿が横たわっていて、その先に雲のかかった富士山が鎮座しているのが見えた。しばらくして、都心の上空にも雲の合間から青空が広がってきた。
日中は雲が多いものの、晴れて青空が広がった。大小の綿雲が北からゆっくりと南に流れている。午前中から気温がグングンと上昇し、昼間の最高気温は36℃と6日連続の猛暑日となった。湿度が高く、お昼から南よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、雲の合間から強い日射しが照り付けていて、外は危険な暑さとなった。風が熱風のように感じられる。朝はうるさいほどに聞こえていたセミの声は、日中は静かで、風に吹かれて木々の枝が揺れていた。
午後は雲が広がってきて、日が陰ってきた。東京アメッシュを見ていると、各地で局地的な大雨が降ったようである。新宿も夕方になって大粒の雨が降ってきた。窓の外を見ると、まるでバケツをひっくり返したような激しい雨が降っている。水煙のような霧が立ち込めていて、窓の外は白っぽく見えた。
雨は午後8時前には止んだ。雨雲が東京を通り過ぎたくらいで、仕事を終えて帰宅の途につく。建物の外に出ると、雨で濡れた空気がジメジメとしていて、空気がムシムシと感じられた。まるで蒸し風呂の中に入ったような陽気である。しかし、雨が降って気温がぐっと下がってきたこともあって、北よりの風が少し涼しく感じられた。
今日はだいぶ遅くなってしまったので、新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途についた。8時を過ぎていたが、電車はかなり混んでいる。なんとか吊革に掴まると、ビジネスリュックサックを網棚の上に載せて、文庫本を読み始めた。
途中、立川駅で途中下車。改札を抜けると、エスカレーターでエキュート立川3階に上がり、百均ショップ「ダイソー エキュート立川店」に入った。
今週末は写真部の撮影会があり、いたばし花火大会に花火を撮りに行くことになっている。昨年のいたばし花火大会の撮影会の経験を踏まえて、今年は撮影機材の他にも、暑さ対策グッズなどを揃えておくことにした。
今日、購入したのは「折りたたみ携帯マット」である。昨年は芝生にレジャーシートを敷き、その上に座って写真撮影を楽しんだのだが、座布団があるといいなと思っていた。
購入した「折りたたみ携帯マット」は4つ折りのタイプで、畳んだ時の外形寸法は26cm×8cm×4.5cmとコンパクトな大きさのものである。マットの中央にはゴムベルトが付いていて、折り畳んで持ち歩きやすいようにできている。店頭にあった品物は黒色とネイビー色があったので、ネイビー色の製品を購入することにした。
買い物を済ませると、再び帰宅の途につく。日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜ける。駅の外に出て空を見上げると、上空には白い雲が広がっているものの、雲の合間から暗い空が見えていた。路面は既に乾き始めていて、濡れた跡が黒いシミのように残っている。濡れた空気がシメシメとしていて、風が少し涼しい。湿度と暑さで家に着く頃には汗だくになってしまった。
家に着いて、さっそく「折りたたみ携帯マット」をビジネスリュックサックの中から取り出した。「折りたたみ携帯マット」の広げたときの大きさは34cm×26cmで、クッションの厚みは1.3cmほどである。やや固めのクッションだが、弾力があるので、尻が痛くなることはなさそうだ。
裏返してみると、ゴムベルトが中央に付いている。ゴムベルトはそれほどの大きさでもないので、どこかにひっかけてしまうようなことは心配しないもよさそうだ。
あとは猛暑対策として、何か冷却スプレーを買っておきたい。明日はドラッグストアに寄ってみることにしよう。
今日は晴れ時々曇りまたは雨。今日は10時に起床した。カーテンを開けて窓の外を見ると、上空には雲が多いものの、青空も見えていて強い日射しが降り注いでいる。ベランダの外に出てみると、空気がムシムシとしていて、日射しが熱いほどに感じられた。風が吹いていて、木々の枝が微かに揺れている。遠くから鳥の鳴き声が聞こえていた。
今日の午前中に先日ビックカメラ.comで注文をした「空調リュック KRKS02」が自宅に届いた。
今年の夏は暑くなると思って、5月にソニーのウェアラブルサーモデバイス「SONY REON POCKET 5」を購入した。今回購入した「空調リュック KRKS02」はこれに続く、夏の暑さ対策として購入したものである。
何度かウェアラブルサーモデバイス「SONY REON POCKET 5」を使用しているが、なかなか慣れないせいか、使いづらかったりする。最大の難点はスマホに入れたアプリとの連動である。アプリでウェアラブルサーモデバイス「SONY REON POCKET 5」を操作するのだが、ほぼ毎回、起動時に本体とアプリの連携が取れていない。細かい設定はスマホのアプリで操作するとしても、本体にオン・オフのスイッチが付いていれば、すぐに使えるのだが…、と思ってみても仕方ない。
ところで、リュックの背当てを冷やすリュック用保冷ポーチは3年前にも購入している。短時間の外出なら有効だったが、保冷ポーチをリュックの背当てに固定するのにやや難があったことに加えて、長時間の外出には向かないこともあって、使用頻度もだいぶ減っていた。
さっそく、梱包を開ける。中には「空調リュック KRKS02」の箱が1個入っているのみである。
「空調リュック KRKS02」の中には本体と取扱説明書、保証書が入っている。
「空調リュック KRKS02」本体を広げてみた。
十字の形をした空調リュックの片方にはファンが1つ付いていて、もう反対側にはバッテリーパックが入っている。
「空調リュック KRKS02」本体の中には樹脂製のスペーサーが入っていて、ファンで吸入した外気が本体の中のスペーサーを通過して行くという仕組みである。背中とリュックとの間を風が通り抜けていき、その際に体表の熱を奪っていくことで背中が涼しく感じられる。
バッテリーパックを取り出して見る。
バッテリーは単三電池4本である。仕様書によればエネループ(スタンダードモデル)で約8.5時間(強)/44時間(弱)連続運転が可能とのこと。
さっそくデイパックに装着してみる。装着といっても、イメージはスペーサーの部分をデイパックの背当てにあわせ、デイパックに巻き付けるのである。
ファンとバッテリーパックはデイパックの左右の側面に来るイメージである。
ファンとバッテリーパックはリュックの上部側面に来るので、例えば、カメラリュックにこの「空調リュック KRKS02」を付けようとすると、三脚が邪魔になりそうだ。カメラリュックの場合は、ウェアラブルサーモデバイス「SONY REON POCKET 5」で暑さを凌ぐしかない。
デイパックの後方で「空調リュック KRKS02」を固定する。
日中は雲が多いものの晴れて青空が広がった。雲の合間から真夏の太陽が照りつけている。昼間の最高気温は31℃で、3日ぶりの真夏日となった。湿度が高く、強い南よりの風が吹いている。今日も蒸し暑い1日となった。
先日の葬儀で着ていった礼服をクリーニングに出すため、午後、外出する。さっそく、「空調リュック KRKS02」をデイパックに装着して出かけることにした。家を出ると、南の方から雲が広がってきていて、かなし蒸し暑い。日野駅から電車に乗って立川駅に着く頃には上空一面を灰色の厚い雲が覆っていた。
クリーニング店を出ると、今度は買い物に行くために立川駅から再び電車に乗って豊田駅に向かう。豊田駅に到着して駅の外に出ると、弱い雨がパラパラと降ってきた。午前中の梅雨の合間の晴れから一転して、午後は梅雨空に戻ったような空模様である。
豊田駅北口のイオンモール多摩平の森で買物を済ませる頃にはすっかり空は暗くなっていた。雨は止み、上空には暗い空に白っぽい雲の塊が漂っているのが見える。湿度が高くてメガネがうっすらと曇り、空気がムンムンと感じられた。ただ、強い南よりの風が吹いていて、風が少し涼しく感じられた。
豊田駅から電車に乗って日野駅に到着すると、駅前の食品スーパーで買物をして帰宅の途につく。南の空に浮かぶ薄い雲を透かすように半月が光を放っているのが見えた。
半日「空調リュック KRKS02」を使ってみた感想。天気にもよるが、今日は弱運転ではあまり涼しく感じられず、1日強運転で動かしてみた。スイッチを入れるとすぐには涼しくならないが、多少時間をおいて背中を風が通り抜けていった。動作中は背中が涼しくて、心地が良い。リュックを下ろそうという気にもならないくらいである。
もちろん難点はいくつかある。リュックを網棚の上に載せるとき、「空調リュック KRKS02」を網棚の上に接触するように置くのは、「空調リュック KRKS02」そのものを傷めそうで気を遣うし、背当ての部分を開閉するようなカメラリュックには不向きである。
なお、取扱説明書を見ると、一応、本体からファンとスペーサー等を取り外すことが出来るようなので、丸洗いは可能のようである。
今日1日使用してみて、その効果を実感することが出来た。この「空調リュック KRKS02」は今年の夏、手放せない一品になりそうである。