J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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【閉店】今日の夕食(Mセット大@香川 一福 立川店)

2021年04月26日 | 【閉店】うどん・そば


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝日が眩しい。今朝の気温は10℃で湿度が低く、強い北よりの風が吹いている。窓の外を見ると、団地の前庭の木々の枝が大きくしなるほどに揺れている。ベランダの外に出てみると、空気が乾燥していて、風が冷たく感じられた。
今日は午前中4時間のテレワークをして出勤することにしている。いつもと同じ時間にすると、湯を沸かしてドリップコーヒーを淹れる。玄関のドアポストに投函された朝刊を読みながら、簡単に朝食を済ませた後、髭を剃って顔を洗った。定時よりも少し前の時間になったところで、業務端末に電源を入れて仕事を開始する。

日が昇るにつれて、次第に空の青さが濃くなってきた。団地の前庭の木々からは鳥のさえずりが聞こえるが、すっかり葉が生い茂って鳥の姿を確認することは出来ない。午前中はWEB会議があって、自宅から出席した。それ以外の時間はメールのチェックや書類の確認に費やす。昼過ぎにテレワークを終えると、端末をビジネスリュックサックに入れて職場に向かった。
日野駅から乗った中央線特別快速電車は比較的空いていて、日野駅から座ることができた。暖かい日射しに眠気が襲ってきて、瞼を閉じるや否や、電車は新宿駅に到着していた。慌てて電車を降りると、改札を抜けて外に出た。

日中は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がった。昼間の最高気温は19℃だが、強い日射しで気温以上に暑く感じられる。ただ、湿度が低く、強く吹く北よりの風が涼しく感じられた。
お昼を新宿で食べるつもりでいたが、時間的な余裕が無くて、結局、前に「鰻重三枚盛しじみ汁セット」を食べた牛丼屋「吉野家 新宿センタービル店」で牛丼をかき込んで職場に駆けつける。なんだかあまり食べた気がしなかった。

午後、仕事を終えると、机上を整理して職場を出た。18時を廻ってもまだ日は高く、帰るのを躊躇するような明るさである。新宿駅から中央線快速電車に乗ると、立川駅で下車した。改札を抜けて駅南口に出ると、暗く澄んだ東の空に丸い月が浮かんでいて、明るい光を放っていた。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。ペデストリアンデッキからすずらん通りに降りると、西国立駅方面に歩いて行く。途中、錦中央通りと交差する交差点の角から2軒目の建物の1階にうどん屋「香川 一福 立川店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入るとすぐ右手にタッチパネル式の券売機があり、その脇に紙おしぼりとアルコール消毒液が置かれている。アルコール消毒液で手指の消毒を済ませると、タッチパネル式の券売機で食券を購入する。
トップに表示されているメニューは「かけ」「ぶっかけ」「肉ぶっかけ」などの定番メニューが表示されている。


「かけ/ぶっかけ」は「かけ」「ぶっかけ」「牛肉ぶっかけ」「豚肉ぶっかけ」の4種類のメニューが温/冷と大・中・小の組み合わせで構成されている他、天ぷら、トッピング、おでん、ご飯、かまぼこといった各種サイドメニューで構成されている。麺の量は小が1玉(約200g)、中が1.5玉(約300g)、大が2玉(約400g)となっている。


「牛/豚うどん」は「牛肉うどん」「豚肉うどん」の各種メニューとサイドメニューで構成されている。


「釜玉/カレー」は「釜玉」「釜玉バター」「山菜釜玉バター」「温カレーうどん」の各種メニューとサイドメニューで構成されている。


「オトクなセット」はJセット(冷肉ぶっかけ+とり天+梅干し+マヨネーズ)、Mセット(カレーうどん+温泉卵+とり天+白飯)、Oセット(温豚肉うどん+ミニカレー丼」の大・中・小の組み合わせとサイドメニューで構成されている。


「その他うどん」は「しょうゆ」「瀬戸内レモンうどん」「ブタレモン」の各種メニューとサイドメニューで構成されている。


「天ぷら/トッピングその他」は各種天ぷらやトッピング、おでん等で構成されている。


「酒/肴」は各種ドリンクと「茄子の揚げ浸し」「胡瓜の浅漬」で構成されているが、緊急事態宣言を受けて、ウーロン茶以外は売り切れとなっている。


食券を購入すると、店の奥に進んだ。店内は入口からみて正面奥に厨房があり、その手前には6人掛けのテーブル席が1卓と4人掛けのテーブル席が1卓設けられている。厨房に向かって右手の壁際にはカウンター席が9席分配されている。
厨房の前にカウンターが設けられていて、正面に注文口がある。注文口で食券を並べて料理を注文した。注文をしたのは「Mセット大」である。

注文口の右手には天かす、おろしショウガ、刻みネギといった3種類の薬味が並べられていて、その右手に重ねられた小器とコップ、レンゲが並べられている。更に右側には給水器が設置されている。コップの山から1つコップを取り、給水器で冷水を注いだ。冷水の入ったコップを持って、壁に面したカウンター席に座る。
カウンターテーブルの上には生しょうゆと淡口醤油、天日塩、七味唐辛子、一味唐辛子、ブラックペッパー、ミル付白ごまといった各種薬味や調味料と箸、楊枝、紙おしぼり、紙ナプキン、台ふきんが置かれている。

やがて、店員から声をかけられて、厨房正面の注文口に向かった。トレーの上には「カレーうどん大」と「ライス」「とり天」「温玉」「だし」が所狭しと並べられており、紙エプロンが添えられている。
まずは、料理をカウンター席に運ぶ。


続いて、注文口の脇に置かれた3種類の薬味を小器に適量取り、レンゲと一緒にカウンター席に運んだ。箸と紙ナプキン、紙おしぼりを取り、紙エプロンを身に着ける。紙おしぼりで手指を拭い、さっそく箸を取って「カレーうどん大」を食べることにした。


「カレーうどん大」は太めのうどんにたっぷりのカレールーに浸かっている。うどんの上には刻みネギとバターが2切れ載せられていて、バターが既に溶け始めている。


まずは箸を取ってうどんを食べる。たっぷりのカレールーが絡まったうどんは少し柔らかめに打ってあるとのことだがコシがあり、しなやかで伸びがある。小麦の甘さが香る麺はもちもちとした弾力のある歯応えに喉越しが良くて美味しい。うどんにはたっぷりのカレールーが絡まって口の中に入ってくる。
カレールーは四ツ谷にあるミシュラン一つ星獲得のフレンチ「北島亭」が監修したフレンチカレーを使用しているとのこと。A5、A4和牛と10種の野菜からとれたフォンドボーを使用したカレールーは最初は甘口に感じられるカレールーは後味がじんわりとした辛さで美味しい。

タマネギとセロリ、ニンニクなどたくさんの香味野菜を混ぜ、仕込みに2時間以上を要しているというカレールーは、玉ねぎと牛肉、ブイヨンをじっくり煮詰めたルーはかなり濃厚でドロっとしているが、サラッとしていて上品な美味しさである。また、こだわりのバターは、コクを出しつつ後味を残さないものを選びぬいたカルピスバターを使用しているとのこと。実に、贅沢で濃厚なカレーうどんである。
うどんを3分の1ほど食べたところで、とり天を食べることにした。


興味にそそられてとり天を箸で切ってみる。衣の中に詰まっている鶏肉は脂身が無くて、肉汁が滴っている。


切った片方のとり天にかぶりつく。サクサクとした軽い食感の衣の中にはジューシーな鶏肉が詰まっている。鶏肉は柔らかく、淡泊な旨味が濃くて美味しい。ほんのりとした塩味が感じられる衣が鶏肉の旨味を引き立てているかのようである。とり天を食べながらうどんを食べた。
このとり天ならライスでも美味しそうだ。

ライスは小さいお碗に入っている。


残したとり天を食べながらライスを食べる。あとでご飯はカレーダシに入れてカレー雑炊にして食べるつもりなので、適当な量を口に頬張った。鶏肉の旨味と肉汁が米粒に絡んでとにかく美味い。気をつけないと、ライスもあっという間に無くなってしまいそうだ。
とり天を食べてしまうと、今度はダシをうどんに入れることにした。このダシは最高級鯖節とウルメイワシの煮干しで取っているとのこと。


ダシを入れて、カレーうどんを食べる。ダシを入れたカレールーは2種類の煮干しダシの芳醇な香りと深みのある濃い味わいが、上質なカレーの旨味を一層引き出している。和風のカレーうどんといった感じで美味しい。
途中で、3種類の薬味を適量カレーうどんに投入してうどんを食べる。


ダシの染みこんだ天かすはジューシーで美味しい。更に天かすの油がダシに染み出して、また異なった味わいが楽しめる。おろし生姜の辛味と刻みネギのシャキシャキとした食感がカレーうどんにアクセントを与えている。
うどんを食べてしまうと、今度はカレーうどんのダシに先ほどのライスの残りを投入する。更に、残りの薬味も投入した。ライスを投入したカレーうどんはカレーリゾットといった感じで美味しい。カレーとダシの旨みが米粒1粒1粒に絡んで口の中に入っていく。生姜の清涼な風味が効いたカレー雑炊は、天かすのサクサクとした食感がアクセントになって、食べ応えがある。

ライスも残り少なくなってきたところで、温泉玉子を投入する。


温泉玉子の濃厚な黄身の甘みがアクセントになっていて、なかなか美味しい。気が付くと、丼は綺麗に空になっていた。最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。
紙エプロンを取り、食器を返却口に運んだ。それから身支度を調えて、店を出る。食事を終えて熱くなった体に夜風が心地よく感じられた。

立川駅まで戻ってくると、改札を抜けて中央線下りホームに降りる。ホームには電車を待つ乗客が並んでいて、ホームに滑り込んできた電車も混んでいた。1本電車を見送ると、続いてきた豊田行きの電車に乗って日野駅に移動する。
日野駅に着くと、改札を抜けて駅西口前のロータリーに出た。西の空には星が瞬いているのが見える。夜になって風が弱まってきたものの、気温が下がって冷え込んできたようである。

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【閉店】今日のランチ(鍋焼きうどん@中清【再訪】)

2021年01月06日 | 【閉店】うどん・そば


今日は曇りときどき晴れ。今朝は上空に雲が広がっていて、暗い空が白っぽく見えた。今朝の気温は1℃で、北よりの風が吹いている。玄関の扉を開けると、まるで冷蔵庫を開けたかのように冷気が室内に流れ込んできた。外に出てみると、空気がヒンヤリとしていて、風が冷たく感じられた。
今日は終日テレワークをする予定となっている。平日と同じ5時に起床すると、コーヒーを淹れて、簡単に朝食を食べた。その後、髭を剃って顔を洗い、朝刊を読んだりして朝の時間を過ごす。定時よりも少し前の時間になったところで、昨日、職場から持ってきた端末に電源を入れ、業務を開始した。

自宅で仕事をしていると、窓の外が次第に明るくなってきた。西の方から青空が広がってきたようである。しかし、時間が経つにつれて、再び雲が広がってきて、日射しが無くなった。
日中は時折、太陽が雲から顔を出して薄日が射す時間帯もあるものの、雲が多くてスッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は7℃とあまり上がらず、冷たい北よりの風が吹いている。日射しが無く、肌を刺すような真冬の寒さである。

時計の針が12時を廻ったところで、お昼を食べに行くことにする。今日は以前、「天丼合せ重」を食べたそば屋「中清」に行くことにした。


店に入る。店の入口にある消毒液で手指を消毒すると、1人であることを伝えた。2人掛けのテーブル席が埋まっていたので、4人掛けのテーブル席に座ると、熱い麦茶の入った湯呑みと紙おしぼりが運ばれてきた。
以前食事をしたときは卓上にメニューがあったと思ったが、今はメニューは壁に貼られている。麦茶を飲みながらメニューを見渡した。

今日は寒いこともあり、注文したのは「鍋焼きうどん」である。これに単品のライスを付けてもらうことにして、うどんとライスをそれぞれ大盛りで注文する。
麦茶を飲んでいると、しばらくして、料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には大盛の「鍋焼きうどん」と大盛りのライス、薬味、お新香が載せられている。更に冷たい麦茶も運ばれてきた。


「鍋焼きうどん」は木の鍋敷の上に置かれた鉄鍋に入っている。麺は極太麺で醤油ベースダシに浸かっている。麺の上にはナルトとカマボコが2枚ずつと大きな海老天が1本、椎茸のどんこ、ネギ、ワカメ、絹さや、お麩、伊達巻き載っていて、小さな柚子皮がトッピングされている。


「鍋焼きうどん」には薬味が添えられている。薬味は刻みネギである。


薬味を「鍋焼きうどん」に投入すると、さっそく「鍋焼きうどん」を食べることにした。


紙おしぼりで手を拭き、別に運ばれてきた小さい器にうどんを箸で移し、レンゲでダシを適量注ぐと、うどんを食べる。最初にダシを少し飲んでみた。醤油ベースのダシは濃いめで、たくさんの野菜の旨味とダシの旨みが絡み合って、飲み応えがあって美味しい。少し甘辛いような味わいである。
続いてうどんを食べる。極太のうどんは弾力のある歯応えで、もちもちとした食感が美味しい。ダシがたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。

しばらくはうどんをひたすら食べていたが、だいぶうどんの量が減ったところで、ご飯を食べることにする。ご飯は茶碗に盛られている。


まずは、鍋焼きうどんの具で、ご飯を食べることにした。まずは海老天である。だしをたっぷりと吸った衣はジューシーで、中の海老はプリプリとした食感で美味しい。大きい海老天はボリュームもあり、尾まで食べてしまった。海老天を食べてしまうと、今度は椎茸のどんこをご飯の上に載せた。肉厚のどんこはふっくらとしててボリュームがある上に、ダシの旨みに椎茸の旨味が絡まって食べ応えがある。どんこにかぶりつきながらご飯をかき込む。
大きめにカットされたネギはジューシーで美味しい。厚めにカットされたナルトやカマボコもダシをたっぷりと吸っていて、それぞれの旨味にダシの旨みがアクセントになっている。絹さやはシャキシャキとした食感で、鍋焼きうどんに食感のアクセントを与えている。ダシをたっぷりと吸ったお麩や伊達巻きはジューシーで旨い。ダシをたっぷりと吸った伊達巻きは、伊達巻き本来の甘さにダシの旨みが加わって、美味しかった。

残ったご飯にレンゲで鍋焼きうどんのダシをかけて、雑炊風にして食べる。濃いめのダシをたっぷりと纏ったご飯はサラサラとして美味しい。
ご飯を食べながらお新香を食べる。お新香はタクアンが2切れと刻んだ野沢菜を絡めたキュウリの醤油漬けである。厚切りにされたタクアンはパリパリとした食感で、歯応えがあって美味しい。キュウリの醤油漬けに和えられた野沢菜のシャキシャキとした食感がアクセントになっている。


お新香を食べながらご飯をサラサラと食べてしまうと、ご飯茶碗とお新香の皿は空になった。最後に「鍋焼きうどん」の鍋の底に溜まったダシを小さい器に注ぎ、それを飲み干して完食。旨かった。満足である。
食事をしていると、体がポカポカと熱くなってきた。コップに注がれた冷たい麦茶を飲んでクールダウンする。最後に湯呑みに残った麦茶を飲み干すと、席を立った。勘定を済ませて店を出ると、早々に帰宅した。

家に到着すると窓を開けて外気を部屋の中に入れて、短時間ではあるが、換気をする。午後1時前に端末の電源を再投入すると、午後の業務を開始した。
午後は自宅で午前中に行っていた業務の続きである。ふと窓の外を見ると、雲の厚みが増して、日射しがすっかり無くなってしまった。上空には灰色の雲が広がっていて、寒々しく感じられる。業務に没頭していると、次第に家の中が暗くなってきた。

定時を廻って予定していた業務を終えたところで、職場に業務終了の連絡メールを送信し、業務を終了する。家中の部屋のカーテンを閉めると、夕刊を取りに集合ポストに向かった。外は既に日が沈んで暗くなっているが、夕日の影響か、少し赤みがかった白い雲が上空を覆っている。外は北よりの風が吹いていて、凍えるように寒かった。
深夜になって、雲の合間から暗い空が広がってきた。

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【閉店】今日のランチ(うなちらし丼セット@越後長岡小嶋屋 立川ガーデンテーブルズ店)

2020年07月17日 | 【閉店】うどん・そば


今日は雨ときどき曇り。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、強い雨が降っていた。今朝の気温は19℃で、冷たい北よりの風が吹いている。外に出てみると、湿った空気はヒンヤリと感じられて、肌寒いほどに涼しい朝となった。
今日は自宅で午前中テレワークを行い、午後は半休の予定としている。いつもと同じ時間に起きると、コーヒーを淹れて朝食を摂った。その後、定時までかなり時間があったのだが、昨日持って帰ってきた資料を読み始めた。定時よりも少し前に業務開始のメールを送付するつもりだったが、気がつくと定時まで5分を切っていた。慌てて端末に電源を入れると、業務開始を知らせるメールを送付して業務を開始した。

雨は昼過ぎに一旦止んだ。日中も上空には厚い雲が広がって、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は22℃で、冷たい北よりの風が吹いていて、シメシメとした空気がヒンヤリと感じられる。
お昼過ぎになったところで、職場にメールで業務終了の連絡を入れ、端末の電源を落とし、業務を終了する。今日は金融機関に行って手続きをする必要があったので、外出の準備をして自宅を出る。

外に出ると、雨がパラパラと降ってきた。風が涼しく感じられるものの湿度が高くて、歩いているとじんわりと汗をかく。ハンカチで額に浮かぶ汗を拭き取りながら、駅前の金融機関に歩いて行った。
手続きは2時間弱かかった。その後、一旦帰宅して、再び買物のために外出する。その前に遅いお昼を食べに行くことにして、日野駅から電車に乗って立川駅に出た。駅改札を抜けると、ペデストリアンデッキを歩いて立川高島屋S.C.に入る。エレベーターで9階に上がり、立川ガーデンテーブルズフロアに到着すると、今日はこのフロアの中にある蕎麦屋「越後長岡小嶋屋 立川ガーデンテーブルズ店」に入店することにした。


この店のあったところには以前、うどん屋「手延稲庭饂飩 稲庭屋清兵衛」があったが、いつのまにか閉店していて、昨年の10月15日に蕎麦屋「越後長岡小嶋屋 立川ガーデンテーブルズ店」がオープンした。
店内は入口からみて右手奥に厨房があり、その手前のスペースの中央に中央に仕切りを設けてカウンター席とした8人掛けのテーブル席が1卓が設けられている他、その周囲に4人掛けのテーブル席が5卓と2人掛けのテーブル席が1卓設けられている。

店内に入ると店員が出てきて、「広い席にどうぞ」と案内してくれたので、入口に近い4人掛けのテーブル席に腰を下ろした。テーブルの上には七味唐辛子と塩、ミル付き擂り胡麻、楊枝、コールボタンが置かれている。席に着くと、店員が温かいほうじ茶の入った湯呑みと箸、紙おしぼり、メニューを運んできた。
ほうじ茶を飲みながらメニューを眺める。メニューは「へぎそば」「野菜天へぎ」「とろろへぎそば」「なめこおろしへぎそば」「花へぎそば」「サラダそば」「海老ぶっかけそば」「天へぎ」「上天へぎ」といった各種へぎそば・変わりそば、「鴨汁そば」「上海老てんぷらそば」「海老てんぷらそば」「野菜天ぷらそば」「チキンカレー南蛮そば」「にしんそば」「玉子とじそば」「山かけそば」「なめこそば」「かけそば」といった各種温かいそばに加え、各種小丼単品と「越後名物へぎそばと小丼のセットメニュー」、「カレーセット」「野菜天丼セット」「お子様セット」「新潟名物タレかつ丼」「ネギトロ丼」といった各種ご飯物及びセットメニュー、蕎麦肴、甘味、ビール、地酒で構成されている。また、期間限定で、「うなちらし丼セット」「うなちらし丼(小)」「白鱚天丼セット」「白鱚天丼」が用意されていた。

来週の火曜日は土用の丑の日である。そこで、先取りして期間限定「うなちらし丼セット」を注文することにした。別料金になるが、「ご飯大盛り」「おそば大盛り」で注文する。
料理を注文した後、ほうじ茶を飲んで待っていると、料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。トレーの上には「うなちらし丼」「ごはん大盛」と「へぎそば」「おそば大盛」、そばつゆの入った蕎麦猪口、薬味、サラダ、お新香が載っている。

さっそく箸を取ると、最初にサラダを食べる。サラダはカットしたレタスに水菜、ダイコンとニンジンの千切りが盛られていて、青じそドレッシングがかけられている。


シャキシャキとした野菜は、ほんのりと酸味のあるドレッシングが絡まって、サッパリとした味わいである。思った以上にボリュームもあって、美味しかった。
サラダを片付けると、続いて蕎麦を食べる。蕎麦は「越の海藻挽き生そば」で、看板メニューのへぎそばである。蕎麦の実の芯白の部分と風味を生かすためそば粉を石臼で挽き分けてブレンドした石臼挽きのそば粉100%を国産ふのりだけでつないだ蕎麦とのことで、白いそば粉に海藻の薄い緑色が引き出されている。


蕎麦にはそばつゆと薬味が付いている。そばつゆは地元新潟の醤油を使った「かえし」に枕崎産本枯れ節と北海道産の昆布から取った出汁を合わせているとのこと。サラッとした食感の、やや辛めのそばつゆである。


まずは蕎麦を箸で持ち上げて、そばつゆに浸けて食べる。蕎麦は驚くほどにコシがあり、滑らかな喉越しが美味しい。口あたりが良く、キリッとした歯応えが感じられる。
何口か蕎麦を食べたところで、薬味を投入する。薬味は刻みネギとおろしワサビである。


蕎麦の食感に刻みネギのシャキシャキとした食感と、おろしワサビのツンとした風味がアクセントになっていて美味しい。そばつゆだけでも十分楽しめるが、やはり薬味の存在の必要性をあらためて感じさせてくれる。つるつるとした喉越しを楽しみながら、蕎麦を食べた。蕎麦を食べ終える頃に、店員がそば湯の入った湯桶を運んできた。
蕎麦を食べてしまうと、続いて「うなちらし丼」を食べることにする。「うなちらし丼」は薄い円筒形の器にご飯を盛り、タレをかけた上に錦糸玉子をたっぷりと載せ、その中央に刻んだウナギを盛って、刻みネギが散らされている。


ご飯は新潟県産特別栽培米コシヒカリを使用しているとのこと。もちもちとした歯応えのご飯の上には黄色い絨毯のように錦糸玉子が敷き詰められている。玉子の甘い味わいに、甘辛いタレが絡んだご飯の組み合わせはそれだけで美味しい。
丼の中央に載せられた鰻の蒲焼きには、甘辛いタレがたっぷりとかけられている。鰻を口に放り込みながら、錦糸玉子まみれのご飯を口に入れて頬張った。鰻は柔らかく、ふっくらとした味わいで美味しい。錦糸玉子の優しい味わいが絡んで、ご飯が進む。刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。ここで、山椒が欲しいところだが、無いのは残念である。

箸休めにお新香を食べる。お新香は白いタクアンが2枚である。


ポリポリとタクアンをかじりながら「うなちらし丼」をかき込むようにして食べた。ご飯を大盛にしたこともあって、なかなかのボリュームである。タクアンを全て片付けて、「うなちらし丼」の器が空になる頃には、だいぶお腹もいっぱいになった。
最後にそばつゆにそば湯を入れて飲むことにした。

そば湯は黒い湯桶に入っている。


湯桶の蓋を開けると、白濁したそば湯が入っている。


このそば湯をそばつゆに適量注いで、そばつゆを飲んだ。温かいそば湯の入ったそばつゆはそば湯の甘さに、おろしワサビが溶けたそばつゆの旨みと辛味が絡まって美味しい。蕎麦猪口の底に溜まった刻みネギがそばつゆに絡まって口の中に入ってくる。シャキシャキとした食感を楽しみながら、そばつゆを飲み干した。
そば湯はまだ少し湯桶に残っている。空になった蕎麦猪口にそば湯を注ぐと、そば湯だけを飲んだ。そば湯のほんのりとした甘みが口の中に広がって、そばつゆの後味が全て洗い流される。蕎麦猪口に注いだそば湯を飲み干すと、湯呑みに残ったほうじ茶を飲み干し、完食。美味かった。満足である。

伝票を持って席を立ち、店の入口脇のレジで代金を精算して店を出た。時間が遅いこともあって、フロアには自分以外の客の姿はあまり見えない。フロアの中央にある中庭から見える空からは、今にも雨が降ってきそうに思える。
エレベーターで2階に降りると、立川高島屋S.C.を出た。ペデストリアンデッキを伝って立川駅に行くと、電車に乗って豊田駅に向かう。豊田駅北口のイオンモール多摩平の森で買物をすると、帰宅の途についた。

家に着いてくつろいでいると、夕方になって再び雨が降り出してきた。

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【閉店】今日のランチ(鬼おろし肉ぶっかけ@丸亀製麺 新宿センタービル店)

2020年06月04日 | 【閉店】うどん・そば


今日は曇りのち晴れ。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は20℃で湿度が高く、弱い北よりの風が吹いている。外に出てみると、風が涼しく、空気が少し湿っぽく感じられた。
今日も朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定となっている。昨夜は遅く帰ってきたこともあって、いつもよりも1時間ほど寝過ごすと、コーヒーを淹れて朝食を食べた。その後、髭を剃り、顔を洗って出かける準備をしてから、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れ、業務を開始した。

10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れ、業務端末の電源を落として出勤の準備を整えて、家を出た。上空には雲が一面に広がっていたが、雲を通して薄日が射していた。日野駅から中央線快速電車に乗って新宿に向かう。
日中の最高気温は28℃で3日連続の夏日となった。昼頃から南よりの風が吹いてきて、湿度が高く、蒸し暑い陽気である。新宿に着いて、外を歩いていると、額に汗が浮かび、カバンの中からタオルを取り出すと、汗をぬぐった。

時計の針は昼前を示していた。このまま行くと、職場にはお昼休みに到着することになる。そこで、職場に行く前に、お昼を食べていくことにした。
今日のお昼は新宿センタービル内の飲食店に入ることにする。3年前に「釜玉うどん」をい食べたうどん屋「楽釜製麺所 新宿センタービル直売店」がいつの間にか無くなって、その跡にうどん屋「丸亀製麺 新宿センタービル店」ができている。今日はこの店に入ることにした。


店内の構造は以前あったうどん屋「楽釜製麺所 新宿センタービル直売店」とは大きく異ならないが、テーブルの配置が変わっている。入口から見ると右手に厨房兼注文カウンターがあり、左手と店の奥にテーブル席が配されている。
厨房の正面に6人掛けのテーブル席が4卓配されている他、奥のスペースに8人掛けのテーブル席が2卓と6人掛けのテーブル席が2卓、4人掛けのテーブル席が1卓配されている他、一番奥の壁際にカウンター席が3席設けられている。各席はコロナ対策で席が隣り合ったり、客が対面で食事をしないように互い違いに1席おきに空席を設けるようにされている。したがって、店内の席数は通常の半分ほどしか無い。

店に入ると、右手に厨房兼うどんの注文窓口がある。店員の声がけで手指をアルコール消毒をして注文口に進んだ。注文口には塗り箸の入った箸立てと3種類の薬味(おろし生姜、天かす、刻みネギ)の入った小器が並べられている。注文口の右脇に重ねられたトレーを1枚取り、注文口の前に立った。
注文したのは季節限定メニュー「鬼おろし肉ぶっかけ(大)」である。これまで食べてきた丸亀製麺の各店では得盛があったが、この店には無いのか、表記が見当たらない。もっとも、この数ヶ月、テレワークで外出が減り、いわゆる「コロナ太り」を実感しているので、当分の間は得盛は自粛した方が良いのかもしれない。

この店では丼のメニューがあり、「牛丼」と「親子丼」を扱っている。そこで、「牛丼」もあわせて注文することにした。すると「牛丼」と書かれたプラスチック製のタグを渡された。更に「鬼おろし肉ぶっかけ(大)」用の鬼おろしが入った皿が渡された。薬味は奥の方にある薬味台でも用意されているようだが、目の前に薬味の入った小器が並べられているので、この小器も1つトレーに載せると、奥に進んだ。
注文口の左手には天ぷらコーナーがある。天ぷらコーナーには「野菜」「げそ」「えび」「いか」「かれい」「さつまいも」「れんこん」「アスパラ」「かぼちゃ」「かしわ」「ちくわ」「ハムカツ」の12種類の天ぷらが並んでいる。トレーの上に天ぷら用の皿を載せると、「かれい天」を1つ皿の上に載せた。

天ぷらコーナーの隣には各種おにぎり(梅しそ、明太子、鮭)といなりが並べられているコーナーがある。ここを通り過ぎると、商品受取口に来て、ここで「鬼おろし肉ぶっかけ(大)」と「牛丼」を受け取った。そしてレジに進む。
この店ではnanacoSuicaといった電子マネーが使える。そこで、nanacoで代金を支払うと、レジの奥にある薬味台に進んだ。

薬味台には冷水栓が一番手前にあり、その隣に紙コップが重ねられている他、小分けにしたおろしわさびと刻みネギ、天かす、おろし生姜といった各種薬味、レンゲ、紙おしぼりが並べられている。また棚が設けられていて、棚の上には天だれ、お酢、すりごまといった各種薬味とスプーン、フォーク、レンゲ、カレーうどん用の紙エプロンが並べられている。
薬味台と通路を挟んで反対側に置かれた台にはテイクアウト用のだし醤油、だしソース、天ダレといった薬味と大小のレジ袋、空の醤油差し、割り箸が置かれている。

紙コップを1つ手に取り、冷水栓で冷水を注いでトレーの上に置いた。更にレンゲと紙おしぼりを1つずつ取って、レジ台に近い6人掛けのテーブル席を確保すると、トレーをテーブルの上に置いた。


卓上にはだしソースとだし醤油、七味、やき塩、七香七味といった調味料の他に箸と楊枝、紙ナプキンが置かれている。
まずは紙おしぼりで手を拭き、お冷やを少し飲んで喉を潤した。続いてうどんを食べることにする。「鬼おろし肉ぶっかけ(大)」は丼に冷水でしめたうどんを盛り、その上からつけだしをかけて、うどんの上に甘辛く煮られた薄切りの牛バラ肉が載せられている。


「鬼おろし肉ぶっかけ(大)」にはたっぷりの鬼おろしが添えられている。鬼おろしにはポン酢がかけられている。この鬼おろしを全て「鬼おろし肉ぶっかけ(大)」の丼に投入した。


更に3種類の薬味(おろし生姜、天かす、刻みネギ)も投入する。


全ての薬味を載せると、うどんの麺が見えなくなった。豪快な感じのするうどんは、かなりのボリュームである。


箸を取って、薬味と一緒にうどんを食べる。「鬼おろし肉ぶっかけ」は歴代冷やしうどんの中で一番人気のメニューとのことで、5年ぶりの復刻メニューとのことである。冷水でしめたうどんはもちもちとした食感と弾力のある歯応えで美味しい。うどんにはたっぷりの鬼おろしや牛肉、薬味が絡まって口の中に入ってくる。甘めに煮られた薄切りの牛バラ肉は、旨みと甘みが口の中に広がって、なかなかの食べ応えである。鬼おろしや刻みネギのシャキシャキとした食感に天かすのサクサクとした食感が絡み合い、鬼おろしやおろし生姜の辛味が加わって、ポン酢のさっぱりとした味わいで美味しい。
うどんをある程度食べたところで牛丼を食べることにした。牛丼は丼に盛られたご飯の上に甘辛く煮られた薄切りの牛バラ肉を載せ、紅ショウガをたっぷりと載せている。牛丼チェーンの牛丼と異なり、タマネギが入っていないのが大きな違いである。


丼を左手で持ち上げると、ご飯をかき込むようにして食べる。牛肉は少々脂っこいものの、牛肉の旨みや甘みに紅ショウガの辛味が合わさって、ご飯も進む。ただ、つゆが全くないので、いつも牛丼屋で食べているように食べられないのが残念である。ご飯を半分くらい残したところで、今度は「かれい天」を食べることにした。


「かれい天」をうどんのダシに浸けて食べる。サクサクとした食感の衣をまとった「かれい天」はホクホクとした食感の白身は柔らかく、ほのかに甘くて美味しい。衣にダシがほどよく染みこむと、ジューシーな食感にダシの旨みが加わり、また異なった美味しさである。
「かれい天」を食べながらうどんを食べていると、「かれい天」が無くなったところで、うどんもほとんど無くなった。丼の中にはダシにたっぷりの薬味が浮かんでいる。これに先ほど残した牛丼を投入すると、ご飯とダシをレンゲでかき混ぜるようにして食べる。

ダシをたっぷりと吸った薬味がご飯に絡み合い、冷たくて美味しい。サラサラと雑炊を食べているようにしてご飯をレンゲで掬って食べると、丼の中も空になった。
最後に紙コップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満腹である。席を立ち、空の食器や使った箸を全てトレーに載せると、返却口にトレーを返却して、店を出た。途中、冷たいアイスコーヒーを買って、職場に到着した。

午後は職場でデスクワークである。窓の外を見ると、日が傾いてくるに従って、雲が薄くなってきて、青空が顔を出してきた。窓外に見渡せる公園の木々の影が、少し濃いように思われた。
仕事を終えたのは日が沈んでしばらく経った頃である。明日はテレワークなので再び、端末をカバンに入れると、帰宅の途についた。

帰りの電車は混んでいた。それでも通勤快速電車の1本直前の快速電車は比較的空いているので、これに乗って帰宅の途につく。幸い、新宿駅から座ることができたので、そのまま爆睡してしまった。目が覚めたのは日野駅に到着する直前である。
慌てて、電車を降りて改札を抜けると、家路を急ぐ。上空には薄い雲が広がっているようだったが、南の空には丸い月が浮かんでいて、明るい光を放っていた。

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【閉店】今日のランチ(かつ丼セット@そば安庵 野菜畑のそば処)

2020年02月22日 | 【閉店】うどん・そば


3連休初日の今日は晴れときどき曇りまたは雨。今朝は一旦7時過ぎに目が覚めるも、再び二度寝をしてしまい、起床したのは10時過ぎである。カーテンの外を見ると、既に外は明るくなっていて、上空には雲が薄い雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がっている。南よりの風が吹いていて、空気が心地よく感じられた。
日中も晴れてはいたが、午後になって次第に雲が増えてきた。昼間の最高気温は18℃で、ニュースによれば今日「春一番」が吹いたとのことである。雲に遮られて日射しが弱く感じられるのに加え、風が強く吹いていて気温ほどには暖かく感じられないが、過ごしやすい春めいた陽気となった。

お昼は外に食べに行くことにした。既に家を出る時間には、お昼よりも遅い時間になってしまっている。日野駅から中央線に乗って隣の豊田駅に出た。駅北口にあるイオンモール多摩平の森に入ると、フードコート「森のキッチンコート」に足を向ける。今日はフードコート内の蕎麦屋「そば安庵 野菜畑のそば処」で食べることにする。


店の正面右手に注文口があって、ここで料理を注文する。メニューは「ざる」「おおざる」「富士ざる」「もり」「大もり」「富士もり」「冷したぬき」「冷しとろろ」「冷し山菜おろし」「冷し山菜とろろ」「冷し揚げ餅おろし」「冷し天おろし」「天ざる」「上天ざる」といった冷しそば各種と「かけ」「たぬき」「きつね」「月見」「わかめ」「かき揚げ」「とろろ」「山菜」「おかめ」「ちから」「カレー南蛮」「海老天そば」といった温そば各種、「かつ丼」「天丼」「ライスカレー」「ミニかつ丼」「ミニ天丼」といった各種丼もの、「かつ丼セット」「天丼セット」「親子丼セット」「ライスカレーセット」「ミニかつ丼セット」「ミニ天丼セット」といった各種セットメニュー、「ドリンクバー」等で構成されている。また蕎麦には「生玉子」「揚げ玉」「わかめ」「きつね」「海苔」「揚げ餅」といったトッピングメニューが用意されている。ちなみに今回は注文していないが「ドリンクバー」の機械が注文口の右脇に設置されている。「ドリンクバー」は8種類のソフトドリンクが用意されている。
注文したのは「かつ丼セット」である。このメニューは「かつ丼」と「かけそば」の組み合わせとなっている。「かけそば」に単品の天ぷらが載せられるか聞いてみると、「かき揚げ」と「海老天」が載せられるとのことだったので、「かき揚げ」を載せてもらうことにした。更に「かけそば」には「生玉子」も落としてもらうことにした。「かき揚げ」と「生玉子」はあらかじめ「かけそば」に載せてもらうことにする。

代金を精算すると、呼び出しベルを受け取った。フードコート内の給水器に行って、冷水を紙コップに入れると、店の近くのテーブルに紙コップを置き、呼び出しベルが鳴るのを待つ。しばらくして呼び出しベルが鳴動したので、店に料理を取りに行った。
店の注文口の左手にある配膳口で呼び出しベルと引き替えに料理の載ったトレーを受け取る。トレーの上には「かき揚げ」と「生玉子」の載った「かけそば」と「かつ丼」が載せられている。配膳口の左脇には「刻みネギ」「おろしわさび」「おろし生姜」「椎茸の煮付」「紅ショウガ」「福神漬」の6種類の薬味が用意されている他、醤油と唐辛子、胡麻、箸、楊枝、レンゲ、スプーン、紙おしぼり、紙ナプキン、各種小皿が置かれている。

小皿を1枚取り、「刻みネギ」と「おろし生姜」、「椎茸の煮付」を適量とり、トレーの上に載せた。
更に紙おしぼりと箸をトレーの上に載せて、確保したテーブルに運んだ。


「かき揚げ」と「生玉子」の載った「かけそば」にはわかめも載せられている。


「かつ丼」の蓋を取った。かつ丼は丼に盛られたご飯の上に4切れにカットしたロースかつをタマネギの入った醤油ベースの割り下で煮て玉子でとじたものが載せられている。ロースかつの上にはグリーンピースが12粒ほど載せられていて、彩りを添えている。


まずは紙おしぼりで手を拭くと、蕎麦を先に食べることにした。「刻みネギ」と「おろし生姜」、「椎茸の煮付」を蕎麦に全て載せた。


まず、丼に口を付けて、ダシを少し飲んだ。甘辛いダシは醤油の風味の強い関東風の濃いダシだが、旨味があり、優しい味わいで美味しい。続いて蕎麦を食べる。北海道産そば粉を石臼で丁寧に挽いた生蕎麦は柔らかい歯応えで、もちもちとした食感が味わえる。トッピングに載せた刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
蕎麦を食べながら、かき揚げを食べる。かき揚げは小エビとネギ、ゴボウ、ニンジンを揚げたものである。

サクサクとした食感のかき揚げはスープを吸って、ジューシーな味わいで美味しい。小エビの香ばしさにダシの旨味が絡む。箸で持ち上げると、形が崩れてしまった。蕎麦を食べると、崩れた天ぷらが蕎麦に絡まって口の中に入ってきた。
蕎麦を食べていると、生玉子の黄身が崩れ、おろし生姜と共にダシと混ざり合う。ダシのコクに生玉子の甘み、生姜の辛みが加わって、実に食べ応えのあるそばである。わかめのツルンとした食感がアクセントになっている。
麺をあらかた食べ終えたところで、かつ丼を食べる。かつ丼に載せられたカツは1切れの幅が2㎝長さ9㎝で、厚みが2㎝ほどある。


脂身の少ないロースかつは脂身が少なく、かつにかぶりつくと、淡泊な豚肉の旨みと甘みが口の中に広がった。カツの衣に染みこんだダシの旨味がカツにまとわりついて、肉の旨みと一体化している。かつ丼のご飯の量はなかなかボリュームがある。
かつ丼を食べてしまうと、蕎麦の丼を傾けてダシを飲み干す。美味かった。満腹である。食器を返却して、帰り支度をすると、フードコートを後にした。

イオンモール多摩平の森の外に出ると、空には雲が広がっていて、雨がポツリポツリと降ってきていた。急いで豊田駅に向かい、中央線快速電車に乗って日野駅に到着する。駅から急いで家まで歩いてきたこともあり、傘を差さずに帰宅することができた。
夜は自宅で写真の整理や片付けなどをして過ごす。夜になって、再び晴れて、上空の暗い空に星が瞬いているのが見えた。

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