J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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今日のカレー(3種類のカレーセット@アナス ドーサ ビリヤニ)

2022年12月30日 | 食べ歩き(カレー)


今日は晴れ。今日は9時過ぎに起床した。カーテンを開けると、上空には青空が広がっているものの、雲の多い空模様である。ベランダの外に出てみると、雲が南から北にゆっくりと流れていくのが見えた。日が射しているものの、空気がヒンヤリと感じられる。遠くから鳥の鳴き声が聞こえた。
日中は晴れて、上空には青空が広がった。午前中、上空に浮かんでいた雲は北に流れて、小さな雲が所々に浮かんでいるものの、日射しがたっぷりと降り注いでいる。昼間の最高気温は10℃で空気がカラカラに乾いていて、東よりの風が吹いている。日射しの温もりが感じられるものの、空気がキリッと冷たく感じられた。

午後になって日が傾いてくると、雲が西から東に流れてきた。太陽が雲に隠れると、雲が黄金色に輝いている。東の空に白い上弦の月が昇ってきた。
夜、買い物を兼ねて、夕食を食べに外出することにした。電車に乗って豊田駅に着くと、駅北口のイオンモール多摩平の森に向かった。建物の中に入ると、フードコート「森のキッチンコート」に足を向ける。ちなみに、昨年、夕食を食べたタイレストラン「Jasmine(ジャスミン)」は今年の10月31日で閉店したとのこと。今日はこの店の隣にある南インド・パキスタン料理店「アナス ドーサ ビリヤニ」で食べることにした。


インド料理店のカレーを食べるのはかなり久しぶりだ。ブログを確認すると、1年以上も食べていなかった。
店に向かって左側にレジカウンターがあり、ここで料理を注文する。カウンター上にはメニューが置かれている。ちなみに「本日のおすすめカレーセット」は「おくらタマネギとチキンのカレー」とのこと。


左脇の立て看板にもメニューがある。こちらの方が見やすいだろうか。各種セットメニューやカレー料理が掲載されている。


裏側にもメニューが掲載されている。


注文したのは「3種類のカレーセット」である。このセットは「本日のおすすめカレー」「南インドサンバー」「季節の野菜コルマ」「南インドのチキンカレー」「キーマトマトカレー」「ほうれん草チキンカレー」「バターチキンカレー」「シーフードカレー」の8種類のカレーから3つのカレーを選ぶ。
カレーは「キーマトマトカレー」「バターチキンカレー」「シーフードカレー」の3種類とした。更に、このセットは「ナン」か「パスマティライス」のいずれかが選べる。最近、歯の治療を怠っていることもあり、歯が弱くなっているのを感じているので、「パスマティライス」を選ぶことにした。ちなみに「パスマティライス」を大盛で注文すると、無料で応じてもらえた。

ちなみに、セットメニューには無料で「マラサチャイ(ホット)」「ラッシー」「アイスチャイ」が付けられるとのこと。外は寒いので、「マラサチャイ(ホット)」をもらうことにした。
代金を払うと、すぐに料理が出来るとのことで、店の右手の配膳コーナーに進んだ。しばらくして、丸い金属製の盆に「パスマティライス」と3種類のカレー、「マラサチャイ(ホット)」の入った紙コップ、スプーンが所狭しと載せられて出された。

料理が一式載ったトレーを受け取ると、トレーを持って、空いているカウンター席に運ぶ。


カウンター席に料理を運ぶと、店のレジカウンター脇には紙おしぼりがあったので、これを1つもらい、フードコート内の給水器に行って冷水を紙コップに入れると、紙コップを持って確保したテーブル席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭くと、最初に「マラサチャイ(ホット)」を少し飲んで喉を潤す。カレーを食べた後に飲むと、カレーのスパイスの味が邪魔になって、チャイ本来の味わいを楽しむことが出来なくなると考えたからである。また、温かい内にチャイを楽しみたいという気分もある。


「マラサチャイ(ホット)」はスパイシーな香りが広がる濃いめのミルクティーのような甘さのお茶である。ミルキーな甘さの中にスパイスの味わいがアクセントになっている。スパイスの効能も手伝って、体がポカポカとしてきた。
「マラサチャイ(ホット)」を楽しんだ後は、いよいよカレーを食べることにした。

一番手前にある金属製の器に入ったカレーは「バターチキンカレー」である。バターとスパイスで作ったカレーソースの中には、一口大の鶏肉が4個入っていてスライスしたレモンの欠片が浮かべられて、みじん切りにしたパクチーが散らされている。


これをライスにかけてたべる。この「パスマティライス」にはキャベツとニンジン、豆を煮た物がかけられている。


「パスマティライス」は長粒種のインディカ米の一種で、炊くと香りが強くなる香り米とのこと。インディカ米の中でも、特に高級米とうたわれる米とのことである。


このままでも十分美味しそうなのだが、これに「バターチキンカレー」をかけて食べる。赤くて辛そうなカレーソースは、見た目とは裏腹にまろやかでコクのあるトマトベースのクリーミーなカレーで美味しい。鶏肉は骨なしタンドリーチキンで柔らかくて美味しい。口の中でほろほろと崩れるような食感ながら、歯応えもある。カレーには生姜が入っていて、食感のアクセントにもなっている。
カレーを楽しみながらライスに絡ませて口に運ぶ。パラパラとした食感ながらもほどよく粘り気のあるインディカ米はカレーに野菜を煮たものが混ざり合って口の中に入ってくる。なかなかのボリューム感とスパイス感が美味しい。あっと言う間に「バターチキンカレー」の入っていた金属製の器が空になった。この金属製の器の中にライスを少し入れて、よくかき混ぜるとカレーを拭うようにして口に運んだ。

次は「キーマトマトカレー」である。「キーマトマトカレー」は生と乾燥のスパイスにトマトを加えた赤色のカレーで、この店自慢の一品とのこと。表面にはトマトが1カット載せられていて、みじん切りにしたパクチーが散らされている。


ライスに「キーマトマトカレー」をかけて食べる。鶏挽肉がたっぷりと入ったカレーはちょっと辛い。唐辛子の辛さが前面に押し出されてくるような辛さで、食べていると額に汗がじんわりと浮かんだ。生姜の清涼感が鼻腔を突き抜けて、汗をかきながらも心地よい味わいである。トマトの旨味がアクセントになっていて、病みつきになりそうな美味しさである。
「キーマトマトカレー」が少なくなったところで、金属製の器にライスを入れて、カレーをライスに絡ませて、綺麗に拭き取るようにして口に運ぶ。器が空になったところで、お冷やを少し飲んで息をついた。

最後は「シーフードカレー」である。スパイスをクリーミーに仕上げたという黄色のカレーソースの中にはベビーホタテが1切れとイカが3切れ、貝ヒモが1個入っていた。


このカレーは甘口で、ミルキーな味わいで美味しい。先ほど食べた「キーマトマトカレー」の辛さでダメージを受けた口の中を癒やしてくれるような味わいである。このカレーにも生姜が入っていて、食感のアクセントになっているだけでなく、カレーを食べていると体がポカポカとしてきた。
ライスがだいぶ減ってしまったので、ライスを「シーフードカレー」の器の中に入れて、カレーとよくかき混ぜて食べる。カレーの旨味を楽しみながらライスを食べていると、あっという間に器は空になった。

最後にお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。
帰り支度をして、食器の載ったトレーを返却口に置くと、フードコートを出た。

イオンモールの奥にあるイオンスタイルで買い物を終えると帰宅の途につく。イオンモールの建物の外に出て空を見上げると、雲は北側に押しやられたように広がっているものの、概ね晴れていて、暗い夜空が広がっている。南の空には上弦の月が光り輝いていた。

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今日のカレー(スタミナカレー@モンスナック 新宿野村ビル店)

2022年03月11日 | 食べ歩き(カレー)


今日は晴れ。今日は午前中2時間のテレワークをしてから出勤する予定となっていて、いつもより遅く起床した。既に日の出の時刻を過ぎていて、カーテンの外は既に明るくなっている。東の空に綿雲がいくつか浮かんでいるものの、雲の合間から朝日が射し込んでいた。
今朝の気温は2℃で、弱い西よりの風が吹いている。ベランダの外に出てみると、ヒンヤリとした冷たい風が眠気を吹き飛ばしてくれるようだ。髭を剃って顔を洗うと、湯を沸かしてコーヒーを淹れる。玄関のドアポストに投函された朝刊を取り出して新聞を読みながら簡単に朝食を済ませると、定時よりも少し前の時間になったところで業務端末に電源を入れて業務を開始した。

午前中は上空に霞のような雲が広がっていて、東よりの風が吹いてきた。業務を開始してから2時間が経過すると、職場にテレワーク終了を告げるメールを送付して出勤の準備をして家を出る。今日は暖かくなるとの天気予報に、薄手のモッズコートを羽織って出勤した。
家を出ると風が冷たく、薄手のコートでは少し肌寒いくらいである。中央線はダイヤが乱れていて、少し電車が遅れていた。日野駅から中央特別快速電車に乗って新宿に向かう。空いている席に座っていると、窓から社内に降り注ぐ陽光がポカポカと暖かくて、すこし暑いくらいに感じられた。

日中は晴れ。南の空には小さな綿雲が2つ3つ浮かんでいるのが見えるものの、上空にはほとんど雲は無く、霞んだような青空が広がっている。昼間の最高気温は19℃で、南よりの風が吹いている。日射しがたっぷりと降り注いで、春本番の陽気となった。
昨日と比べても5℃くらい気温が高く、4月上旬から中旬並みの暖かさとなったとのことである。コートを着て歩いていると、少し汗ばむような暖かさである。比較的湿度が低く、乾いた風が涼しく感じられた。花粉もかなり飛んでいるようである。

職場に着いて西の窓から東京の市街地を見渡すと、市街地の先に見えるはずの山々の稜線がガスでかき消されている。午後になって次第に霞のような雲が晴れて、天頂付近に澄んだ青空が広がった。
日が傾いてくると、再び、太陽が霞のような雲のヴェールに隠れて、空全体がオレンジ色に輝いた。日が沈むと、東の空から暗い空が広がってきた。

今日は夕食を食べて帰ることにしていたが、職場を出るのが少し遅くなってしまった。週末ということもあって、先日のように軽く一杯飲んでいこうと考えていたが、ちょっと時間的に厳しくなってしまった。
仕事を終えて職場を出ると、新宿野村ビルに向かった。地下1階の損保ジャパン日本興亜本社ビルに近い新宿センタービル側の階段の脇にカレー屋「モンスナック 新宿野村ビル店」がある。この店は昨年7月に新宿駅東口紀伊国屋ビルの耐震補強工事に伴い、一時閉店したカレー屋「カレーの店 モンスナック」の新店舗で、今年の1月14日にオープンした。


今日はこの店に入ることにした。


店の入口手前左手に検温器兼アルコール噴霧器が設置されているので、ここで検温と手指の消毒を済ませると、店内に入る。入口を入ってすぐ左手に券売機があり、ここで食券を購入する。


店内は長細く、入口の奥に厨房があり、その手前にカウンター席が14席コの字型に配されている。一番奥の席に座り、食券を卓上に置いた。注文したのは「スタミナカレー」「大盛」「ドリンク&サラダセット」である。ちなみに新宿東口店で使えたクーポンはこの店では使えないとのこと。
店員がお冷やを持ってきて、食券の半券を回収していった。お冷を飲みながら店内を見回す。卓上には赤い福神漬と緑の紫蘇漬がそれぞれ入った金属製の容器の他、スプーンの入ったプラスチック製の箱と紙ナプキン、楊枝が置かれている。

しばらくして、「ドリンク&サラダセット」のドリンクを聞かれる。ドリンクは「アイスコーヒー」「アイスティー」「オレンジジュース」「グァバジュース」の4種類から選べるとのこと。ここは無難に「アイスコーヒー」を注文することにして、食後にドリンクをもらうことにした。
最初にサラダと2種類のドレッシングが運ばれてきた。続いて「スタミナカレー」「大盛」が運ばれてきた。


さっそく、紙ナプキンを1枚とスプーンを1個取り出す。スプーンのつぼは小さな紙袋に収められている。


まずは、サラダを食べることにした。ガラスの小碗に盛られた「サラダ」はちぎったレタスとキャベツの千切りが盛られていて、その上に1切れのトマトのカットが載せられ、コーンがたっぷりと盛られている。サラダにはミニフォークが挿してある。


サラダには2種類のドレッシングが添えられた。ドレッシングはごまドレッシングと青じそドレッシングである。


サラダにごまドレッシングをたっぷりとかけると、フォークで口に運ぶ。キャベツの千切りは細かくカットされていて、お碗の中にぎっしりと詰まっている。ごまドレッシングがたっぷりと絡んだレタスのシャキシャキとした食感にごまの旨味が加わって美味しい。コーンは甘く、サラダにアクセントを与えている。新鮮なトマトはジューシーな歯応えで美味しかった。小碗ながらもなかなかボリュームがあった。
サラダを食べてしまうと、カレーを食べる。「スタミナカレー」「大盛」は楕円形の皿の1/3程度にライスが盛られ、カレールーが更にたっぷりと湛えられている。


カレールーには骨付きの鶏肉と皮を剥いた小ぶりのジャガイモが1個、インゲン、カットしたナス、ダイコン、ニンジンが入っていて、ライスの上に半個分の茹で玉子が載せられていた。


スプーンを取って、カレーを食べる。まずはライスの山をスプーンで崩して、カレールーにまぜて口に運んだ。自分の席の正面に置かれている棚の下にはエスビー社製のカレー粉の赤い缶が置かれているのを見ると、この店のカレー粉にはそのカレー粉が使われているらしい。中辛のカレーはスープのようにサラサラとしていて、フルーツチャツネの酸味が隠し味程度に感じられる。カレーが喉を過ぎると、スパイシーな後味が口の中に広がった。
カレールーに入っている野菜は柔らかく、トロトロとした食感が美味しい。骨付きの鶏肉は骨離れが良くて、柔らかい食感である。骨をしゃぶるようにして食べてしまうと、骨は空いたサラダの小碗に退避させた。ジャガイモのホクホクとした食感によく熱の入ったインゲンがしんなりとしている。ナスはジューシーでニンジンは甘い。カレーにダイコンというのは意外だが、何気によく合う。

大盛のライスに対して、カレールーはたっぷりとあって、ライスを全てカレールーに混ぜても、まだ多いくらいである。カレーリゾットのようにしてひたすらスプーンを口に運ぶ。
途中で福神漬と紫蘇漬を食べた。パリパリとした食感の漬物はいい気分転換である。福神漬の甘い味わいと紫蘇漬のさっぱりとした味わいがいいアクセントになっている。漬物を食べてしまうと、残りのカレーを片付けた。スプーンで掬いきれなくなるまでカレールーを口に運ぶと、お冷やを飲んでひと息入れた。

カレーを食べ終えてまもなく店員が来て、空いた皿を下げにきた。空になったコップに冷水を注ぐと、アイスコーヒーを運んできた。アイスコーヒーにはミルクとガムシロップ、ストローが添えられている。


まずはアイスコーヒーをブラックのまま飲む。


アイスコーヒーは優しい苦みで、冷たくて美味しい。カレーまみれになった口の中がサッパリとするような味わいである。
途中でガムシロップとミルクを入れ、ストローでかき混ぜて再びアイスコーヒーを飲む。甘いコーヒーは満腹になった胃袋に染み渡るような味わいである。コーヒーを飲み干すと、最後にお冷やも飲み干して完食。美味かった。

店を出ると地下道を歩いて新宿センタービルを通り、4号街路地下道に抜ける。地下道から新宿駅の改札を抜けて中央線ホームに昇った。通勤快速電車の1本前の電車に乗ったのだが、車内は混んでいた。仕方ないので、ビジネスリュックサックの中から読み物を取り出し、記事を読みながら車内の時間を過ごす。途中、三鷹駅で通勤快速電車に乗り換えた。
日野駅に着くと、電車を降りて改札を抜ける。上空には綿を寄せ集めたような白い雲が広がっていた。弱い西よりの風が吹いていて、風がヒンヤリと感じられる。昼間の暖かさの余韻なのか、夜風が涼しく感じられた。

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今日のカレー(大阪スパイスカレー@串カツ あらた 渋谷パルコ店)

2021年10月01日 | 食べ歩き(カレー)


10月初日の今日は雨のち曇り。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、雨がパラパラと降っている。今朝の気温は19℃で、強い北よりの風が吹いていた。雨に濡れた空気がシメシメとしていて、風がヒンヤリと感じられるものの、少し蒸すような陽気である。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。本来であれば、今日から衣替えということで上着を着ていくところなのかもしれないが、まだそんな気にもならず、結局上着を省略して長袖のワイシャツを着て出勤した。路面には大きな水たまりができていて、足元に注意しながら駅に向かう。日野駅に着く頃には既に日の出の時刻は過ぎているハズなのだが、空は薄暗く、日の出前のような空模様である。電車に乗ると、新宿に向かった。

今日も動員のため、午前中に外出した。渋谷の会場に着くと、雨風ともに強くなっていて、傘を差していてもだいぶ濡れてしまった。正午の気温は18℃で、朝よりも低くなった。窓から外を見ると、滝のような雨が降っていて、強い北よりの風が吹いている。会場のある建物の前の道路は水浸しになっていて、坂道を雨水が川のように流れていた。
今日のお昼は外で食べることにした。雨が降っていることもあり、先日に引き続き、会場の近くの商業施設「渋谷PARCO」の地下にあるレストラン街に行くことにした。先日、「冷デラックスぶっかけうどん」を食べたうどん屋「おにやんま 渋谷パルコ店」の隣に居酒屋「串カツ あらた 渋谷パルコ店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店頭にランチメニューが掲示されている。


それぞれのランチメニューは3種類のカレーと2種類の丼、串カツ5点盛りで構成されているようだ。


店に入る。店内は入口から見て右手に厨房があり、その正面にカウンター席が7席直線上に配されている他、店内には4人掛けのテーブル席が13卓と2人掛けのテーブル席が3卓設けられている。
店員に案内されて4人掛けのテーブル席に座った。卓上には塩と七味唐辛子、あらた特製山椒塩、あらた特製海老塩、カイエンペッパー、熟成あらたソース(2度付けOK)といった各種調味料や薬味と串入れ、ペンペン太鼓、コールボタンが所狭しと置かれており、更に注文用のタブレットが固定されている。

席に座ると、店員がお冷やと取り皿、プラスチックケースを運んできた。ケースの中には箸とスプーン、紙おしぼりが入っている。さっそくお冷やを飲みながら料理を注文することにした。
タブレットのトップ画面には「ランチセットメニュー」「ビール」「ハイボール」「サワー・酎ハイ」「カクテル・果実酒」「日本酒・焼酎・ワイン」「ノンアルコール」「その他」というアイコンがある。


「ランチセットメニュー」をクリックすると店頭に掲示されていたランチメニューが表示される。その中から看板メニューの「大阪スパイスカレー」を注文することにした。


料理を注文すると「パクチーあり」「パクチーなし」「パクチー別皿」との表示が出てくる。「パクチーあり」をクリックして決定ボタンを押した。


更に「ご飯大盛り」のボタンを押した。


すると4つのメニューが出てくる。この中から「スパイスカレー¥0」をクリックし、決定ボタンを押した。


料理の注文を終えると、店員がサラダとお吸い物を運んできた。そして「今ならサービスで南高梅を付けることが出来ます」と言われて、南高梅ももらうことにした。
続いて「大阪スパイスカレー大盛」と「南高梅」が運ばれてきた。


プラスチックケースの中から紙おしぼりとスプーン、フォークを取り出すと、まずは紙おしぼりで手を拭いた。それからお冷やを少し飲んで喉を潤す。
最初にお吸い物を少し飲むことにした。お吸い物はワカメとタマネギが入っていて、刻みネギが浮かべられている。


お椀を持ち上げて、お吸い物を飲んだ。濃い旨味のダシは空腹の胃袋に染み渡るように美味しい。ワカメはフンワリとした食感で、お吸い物にボリューム感を与えている。タマネギはジューシーでシャキシャキとした味わいが美味しい。刻みネギの食感がアクセントになっている。
続いてサラダを食べる。サラダはちぎったベビーリーフにドレッシングがかけられている。


フンワリとした歯応えのサラダは、シャキシャキとしていて美味しい。ピリッとした味わいのドレッシングがサラダにアクセントを与えている。あっという間にサラダの器が空になってしまった。
いよいよカレーを食べる。「大阪スパイスカレー」は大きな円形の器の中央にライスをドーム状に盛り、その上に肉味噌を載せて、揚げたレンコンを3枚ほど突き刺してある。肉味噌の上にはレモンのスライスが1枚載せられている。ライスの周囲に湛えられているカレーにはパクチーの他、刻んだレッドキャベツやオクラ、キュウリのピクルス、パプリカ、ひよこ豆、ヤングコーン、ミニトマトとたっぷりの野菜が具だくさんに入っていて、骨付きチキンが1個載せられている。


カレー皿を半分回転させてみる。反対側からカレーを見ると、ヤングコーンとパプリカはライスの山に立てかけるように載せられていた。カレールーにはたっぷりの野菜が浮かんでいる。


最初に、骨付きチキンを箸で持ち上げてかぶりついた。


香ばしいチキンはスパイシーで美味しい。肉はジューシーで、ツルンと骨から肉が剥がれる。骨をしゃぶるようにしてチキンを食べてしまうと、骨は取り皿の上に退避させた。
続いて、ライスの山を崩し、カレーと混ぜて食べる。ライスの上に載せられた肉味噌が地滑りのようにカレールーに流れ込み、肉味噌とカレーとライスをスプーンで混ぜるようにして口に運んだ。10種類以上のスパイスをブレンドしたというカレールーはサラサラとしていて、じんわりとしたスパイスの辛さが口の中に広がる。

カレールーの中にたっぷりと入った野菜は、それぞれの食感がそれぞれの野菜の存在感を声高に主張している。キュウリのピクルスの酸味にミニトマトの旨味、パプリカやヤングコーンの歯応えにオクラのネバネバ感と、まさに野菜のるつぼと化したようなカレーは、一口毎に食感と味わいが変わるようだ。パクチーの風味が鼻腔に広がって、更に美味しい。
揚げたレンコンはシャキシャキとした食感とサクサクとした歯応えが美味しい。香ばしく、カレーにアクセントを与えている。肉味噌の旨味にライスが混ざり合って、喉の奥に消えていく。ひたすらライスとカレーを混ぜながら口に運んだ。

箸休めに南高梅を食べる。


果肉が柔らかい南高梅は肉厚で、ほのかな甘さと酸味が感じられる。さっぱりとしていて、美味しい。南高梅を食べると、再びカレーを食べた。
カレーを食べていると、次第に身体が熱くなってきた。決して辛くは無いが、じんわりとした辛さが後を引く。カレーを食べてしまうと、残った南高梅を口に入れて、口の中をサッパリとさせた。最後にお椀に残ったお吸い物を飲み干して完食。

美味かった。満腹、満足である。
卓上に置かれている札を持つと、席を立って店の入口に進む。代金をクレジットカードで払うと店を出た。渋谷パルコの建物の外に出ると、傘を差して会場に戻った。

雨は日が沈んでまもなく止んだ。建物の外に出てみると、湿った北よりの強い風が吹いていて、少し肌寒く感じられる。シメシメとした空気がヒンヤリと感じられた。
夜、仕事を終えて会場のある建物を出た。昨日、緊急事態宣言が解除されて、今日から緊急事態宣言もまん延防止等重点措置もない日々が始まったが、東京都ではリバウンド防止措置期間が始まり、24日まで実施される。しかし、渋谷の夜はかなり人出があって、街全体が華やいで見えた。渋谷駅から乗った電車も混んでいた。

渋谷駅から山手線に乗り、新宿駅で中央線の電車に乗り換えた。今日もクタクタに疲れてしまった。足がガクガクとしていて、かなりくたびれた気分である。電車が立川駅に到着したところで、席が空いたので、シートに腰をうずめた。
電車が日野駅に到着したところで、電車を降りて改札を抜けた。上空は雲が切れて、暗い空が広がっている。透けて薄くなった雲の合間から星が輝いているのが見えた。

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今日のランチ(スペシャルセット@アジアティーク 立川店)

2021年09月17日 | 食べ歩き(カレー)


今日は曇りのち雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。今朝の気温は19℃で、弱い西よりの風が吹いている。湿度が高くて、シメシメとした空気がヒンヤリと感じられた。
今日は夏休消化のため1日休み。これで今年の夏休みは全て消化したことになるのだが、残念ながら緊急事態宣言発令下で、結局どこに行くことも無く、費消してしまった。今日も特に予定も無いので、自宅でゆっくりと過ごすことにした。とはいえ、週末のように昼近くまで寝ていると、1日が短く感じられるので、午前7時くらいに起床すると、湯を沸かしてコーヒーを淹れた。玄関ポストに投函された朝刊を開きながら簡単に朝食を摂る。

8時を過ぎると、雲が切れて青空が広がってきた。日が射して来て、空が明るくなっている。団地の前庭の木々の影が芝に落ちて、濃い緑が目に飛び込んできた。木々の葉が少し黄色く色づいてきて、秋の気配が日に日に濃くなっていくのを感じる。
日が射したのはほんの1時間ほどで、再び雲が広がってくると、日が陰ってきた。昼前から南よりの風が吹いてくると、次第に雲の厚みが増してきた。日中は曇りで、スッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は24℃で、夏日から解放されたものの、湿度が高くて蒸し暑い。

お昼を外に食べに行くことにした。自宅を出ると、日野駅から電車に乗って立川駅に向かう。外に出てみると風が涼しく感じられたが、歩き出して少し時間が経過すると、汗だくになってしまった。
立川駅に到着すると、駅北口に出た。以前、立川駅の近くでもらった本格アジアン料理レストラン「アジアティーク 立川店」のチラシが手元にあり、割引クーポンも付いているので、今日はこの店に行くことにした。店は立川駅北口にある商業施設「フロム中武」の1階にある。


店の入口に入ると、左手にアルコール消毒液を噴霧する機械があるので、ここで手指を消毒すると店の中に入った。店内は入口から見て左手奥に厨房が有り、その正面にカウンター席が8席直線上に配されている他、厨房の周囲に4人掛けのテーブル席が9卓と2人掛けのテーブル席が14卓配されている。出てきた店員に案内されて2人掛けのテーブル席に案内された。


席に座るとお冷やとランチサラダが出された。卓上にはスプーンとフォーク、箸、紙おしぼりの入った籠が置かれている他、紙ナプキン、楊枝があり、メニュー立てには各種メニューが立てられていて、ランチメニューだけが卓上に置かれている。ちなみにメニュー立てに立てられたメニューはグランドメニュー、ドリンクメニュー、ビリヤニメニュー、スペシャルランプメニューである。
お冷やを飲みながらランチメニューを眺める。


メニューを開いた。最初の見開きは各種サイドメニューとアジアティークスペシャルドリンクセットとなっている。


次の見開きはタイ料理のランチとインド料理のランチである。


次の見開きはランチバイキングの紹介とタンドリーチキンや各種鉄板料理が掲載されている。ランチバイキングは「『コロナウィルス』終息までの間、中止とさせて頂きます」とのシールが貼られている。


裏表紙は各種デザートメニューとなっている。


店員を呼んで料理を注文する。注文したのはインド料理のランチのページに掲載されている「スペシャルセット」である。このセットは好きなカレーが2種類とナン、ライス、サラダ、BBQ、ドリンクが付いている。ちなみにナンとライスはお替わり自由となっている。カレーはページの中段に8種類のカレーが掲載されている。ちなみに本日の日替わりカレーは「おくら&チキンカレー」とのこと。選んだのはチキンカレーとベジタブルカレーである。
カレーの辛さを聞かれる。「甘口」「中辛」「辛口」「大辛」「激辛」とあり、通常は「中辛」となっている。そこで、「中辛」した。ドリンクはマンゴーラッシーとした。

料理を注文すると、最初にマンゴーラッシーが運ばれてきた。円筒のようなガラスのコップに注がれたマンゴーラッシーはコップの下にヨーグルトが入っていて、その上にマンゴージュースが注がれている。マンゴーラッシーのグラスには氷が浮かべられていて、ストローが挿してあった。


続いて料理が一式載せられたトレーが運ばれてきた。


さっそく紙ナプキンを1枚取り、籠の中からスプーンとフォーク、箸、紙おしぼりを1つずつ取り出した。紙おしぼりで手を拭き、最初にマンゴーラッシーを少し飲む。


濃厚なヨーグルトドリンクの爽やかな味わいの後からマンゴーのフルーティーな甘さが重なるようにして口の中に広がる。冷たくて美味しい。空腹の胃袋に染み渡るような味わいである。
ストローから口を離すと、箸を取ってサラダを食べることにした。サラダはちぎったレタスにカイワレが散らされていて、コーンがトッピングしてあり、鮮やかなオレンジ色のニンジンのドレッシングがかけられている。


野菜はみずみずしくて美味しい。ニンジンのドレッシングの甘さが野菜に染み渡っていて、レタスのシャキシャキ食感に、カイワレの食感とコーンの甘さがアクセントになっている。なかなかボリュームもあって、食べ応えがあった。サラダを満喫したところで、いよいよカレーを食べることにする。まずはナンである。


大きなナンは厚みがあって、表面にバターが塗られている。ナンの載った金属製の皿にはナイフが添えられていた。


ナンをちぎって口に運ぶ。もっちりとした食感の生地は、ほのかに甘くて美味しい。バターの甘い香りが鼻腔に広がって、胃袋を刺激する。厚みのあるナンは歯応えがあって、しかもかなりのボリュームである。
ナンを食べながらBBQを食べる。BBQはカレー粉を塗って焼いた骨無しの鶏肉である。


鶏肉にかぶりついた。鶏肉は柔らかく、ジューシーで美味しい。香ばしい風味にカレーの風味が食欲をあおり立てる。鶏肉を堪能しながら、ナンを頬張る。交互に食べていたが、だんだんと顎が疲れてきた。鶏肉が半分くらいになったところで、今度はカレーを食べることにする。
最初に食べることにしたのはチキンカレーである。金属製の器の中に入っているチキンカレーはカレールーの中に一口大の鶏肉が2個入っていて、生クリームを垂らし、刻みネギと生姜がトッピングしてある。


まずは鶏肉を箸で持ち上げて口に運んだ。先ほどのBBQとはまた異なった味わいで美味しい。脂身の無い鶏肉は柔らかくジューシーで、チキンの淡泊な味わいにカレールーの辛さが絡む。中辛のカレーはスパイシーで、舌の上がピリピリとするような辛さである。鶏肉を頬張りながらナンを食べる。
鶏肉が無くなると、カレーにナンを浸して口に運んだ。これがまた美味しい。刻みネギのシャキシャキとした食感に生姜の清涼感が加わって、カレーにアクセントを与えている。ナンの生地の甘さにカレーの辛さが合わさって、胃袋を刺激した。あっという間にナンが無くなってしまった。残ったカレーの器にはライスを投入することにした。

ライスは白米で、カレーと同じ大きさの金属製の器に盛られている。


ライスをカレーとスプーンで適当に混ぜて口に運んだ。やや固めに炊かれたライスはカレーをまとって口の中に入ってくる。口の中に入ってくると、米粒がパラパラとほどけるように口の中に広がった。弾力のある歯応えにカレーのルーが絡む。辛くて美味しい。一気にライスをかき込むと、お冷やを飲んだ。
店員を呼んでライスとナンをお替わりする。最初にライスが運ばれてきた。


お碗に盛られたライスは、1杯目のライスと比べて2倍くらいの分量がある。さては店の人に沢山食べる客だと認定されてしまったか。
ナンも運ばれてきた。1枚目のナンと比べてひと回りくらい大きい。


このナンとライスで残ったベジタブルカレーをどう攻略するか、戦略の練り直しが求められる。
まずはナンをちぎって口に運んだ。熱々のナンはもっちりとしていて、まるで餅を食べているような食感である。焦げ目が香ばしく、バターの芳醇な香りが鼻腔に広がった。まずはBBQの鶏肉にかぶりつきながらナンを食べる。鶏肉をナイフで小さく切り、それをちぎったナンでくるむようにして口に運んだ。BBQの鶏肉が無くなると、金属製の器にカレーが絡んだようなBBQの鶏肉の肉汁が溜まっている。これをナンで拭き取るようにして食べてしまった。

更に、チキンカレーの器に残ったカレールーをちぎったナンで拭き取るようにして食べる。金属製の器が綺麗になったところで、ベジタブルカレーを食べることにした。
ベジタブルカレーには皮付じゃがいもと皮付きのニンジン、マッシュルーム、ブロッコリー、たっぷりのインゲンが入っていて、チキンカレーと同様に生クリームを垂らし、刻みネギと生姜が添えられている。


ベジタブルカレーの中に入っている野菜をナンでくるむようにして口に運んだ。皮付ジャガイモはホクホクとしていて甘く、カレーが絡んで食べ応えのある味わいである。ベジタブルカレーはチキンカレーよりも辛く、口の中でカプサイシンが暴れまくっているように辛くて美味しい。皮付きのニンジンは甘くて美味しい。ニンジンの果肉は舌の上で崩れ去るような食感だが、皮がそれを押しとどめている。カレーの辛さが加わって存在感がある。
ベジタブルカレーの野菜がだいぶ無くなってきたところで、カレールーをライスにかけた。スプーンでカレールーとライスをかき混ぜるようにして食べる。野菜の分が減ったにもかかわらず、ライスとカレーが適度に絡むほどにカレールーが残っていた。辛口のカレーでライスをひたすら食べる。だんだんとお腹も膨れてきた。

ライスが無くなったところで、ライスのお碗とベジタブルカレーの入っていた金属製の器に残ったカレールーをナンで拭き取るようにして食べる。なんとかナンを片付ける頃には、お碗と金属製のカレーの器も綺麗になった。
最後に食後のデザート代わりにマンゴーラッシーを飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。コップに残った冷水も飲み干すと、身支度をして席を立った。卓上に置かれた伝票を持って、店の入口脇にあるレジに進む。

手元にあったチラシを出して、料金の割引をしてもらうと、クレジットカードで代金を支払った。かなりお腹もツライ。少々食べ過ぎたようである。
立川駅から豊田駅に電車で移動すると、豊田駅前のイオンモール多摩平の森で買物をして帰宅の途についた。夕方5時くらいになって弱い霧雨のような雨が降り始めた。昼間よりも少しは気温が下がってきたものの、湿度が高くて空気がシメシメとする。ちょっと不快な陽気である。

豊田駅から電車に乗って隣駅の日野駅に向かう。ちょうど夕方のラッシュ時間帯にぶつかってしまったようだ。車内のシートは全て埋まっていて、吊革に掴まっている客もいた。日野駅に到着すると、少し雨が弱まってきたようである。急ぎ足で自宅に向かった。
夜になって雨は降ったり止んだりの空模様となったが、次第に雨脚が強まってきたようである。

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今日のランチ(まろやかドライカレー@ひのベイク)

2021年09月14日 | 食べ歩き(カレー)


今日は曇りのち雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていて、日射しの無い朝となった。日の出の時刻が遅くなってきていることも手伝って、朝が暗く感じられる。今朝の気温は21℃で湿度が高く、北よりの風が吹いている。空気がシメシメとしていて、風が涼しく感じられた。
出勤のために、早朝に家を出る。駅まで歩いていると、少し蒸し暑く感じられた。日野駅から乗った中央線快速電車は少し混んでいる。乗っていた電車の車両のシートは西国分寺駅でほぼ埋まったようである。新宿に到着すると、いつものコンビニで朝食を買って職場に向かった。

昼前から南よりの風が吹いてくると、雲の厚みが増してきた。日中も曇りで、上空にはどんよりとした雲が広がるスッキリしない空模様である。昼間の最高気温は25℃で、昨日よりは気温が下がったものの、夏日となった。湿度が高く、ムシッとした陽気である。
今日は午後、外部のオンライン会議があり、自宅から出席することにした。職場で外部の会議に出ると、発言が周囲に漏れることもあり、また会議中に別の仕事が入るかもしれない。一応、職務免除の形を取っているので、職場を離れて自宅から参加すれば、会議に専念することが出来る。

昼に職場を出ると、中央線快速電車に乗って日野に向かう。日野駅に着いたところで、自宅で遅いお昼を食べるつもりで駅に近い食品スーパーに向かう。しかし、近くにカフェがあって、「今日のごはん」という黒板を掲げているのが目に入った。そこで、今日はお昼をそのカフェで食べることにした。
入店したのはカフェ「ひのベイク」である。店は日野駅前通りと市役所通りが交差する日野駅入口交差点の角の建物の1階にある。


店に入ると、正面にはケーキが並ぶショーケースが置かれていて、その右手に置かれたローテーブルの上に消毒薬の噴霧器が置かれている。その消毒液で手指を消毒すると店の奥に進んだ。
店内はショーケースの奥に厨房があり、厨房に面してカウンター席が4席直線上に配されている他、その右手に4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。カウンター席に座ると、お冷やと紙おしぼりが出された。

目の前にはメニューが置かれている。表には「カフェご利用のお願い」と書かれた店内での注意事項と「ひのベイクのコーヒーについて」と書かれたコーヒーについての記述がある。


裏には各種ドリンクメニューが記載されている他、「今日のごはん」は黒板(メニューボード)に、「今日のケーキ」はショーケースを見るように書かれている。


黒板はカウンターの端に置かれていた。「今日のごはん」は「まろやかドライカレー」と書かれてる。ちなみにこのメニューにはドリンクが付く。ドリンクは先ほどのメニューに記載されているドリンク全品の中から選ぶことが出来る。


そこで、ドリンクは「アイスコーヒー」を注文した。女将さんにガムシロップとミルクが要るかどうかを尋ねられて、両方とももらうことにする。しばらくしてスプーンとフォーク、紙ナプキンの入った籠が運ばれてきた。
続いて「まろやかドライカレー」が運ばれてくる。最後に「アイスコーヒー」とガムシロップ、ミルクが運ばれてきた。


まずは紙おしぼりで手を拭き、お冷やで軽く喉を潤すと、「アイスコーヒー」をブラックのまま飲んでみることにする。


「アイスコーヒー」には氷が浮かべられていて、紙のストローが挿してある。


「アイスコーヒー」を勢いよく吸い込んだ。このコーヒーは千葉のきたみCoffeeのオリジナルブレンドコーヒーCores(コレス)のゴールドフィルターで淹れているとのこと。優しい苦みのアイスコーヒーはまろやかな味わいで、冷たくて美味しい。サッパリとした味わいとスッキリとした飲み口で飲みやすい味わいである。
続いて「まろやかドライカレー」を食べることにする。丸い平皿に盛られた「まろやかドライカレー」はもち麦ご飯を盛った上にドライカレーが載せられてチーズが2切れ載せられている。もち麦ご飯の脇にはちぎったサニーレタスが載せられていて、トマトが1個と黒いドレッシングが添えられていた。


まずはトマトを口の中に放り込んだ。トマト・アロンジェだろうか、長いトマトは甘くて、ジューシーな味わいで美味しい。トマトの甘さを楽しみつつ、ドレッシングをサニーレタスにかけて食べる。ドレッシングは黒酢のドレッシングのようだ。甘さと酸味が入り交じったドレッシングがかかったサニーレタスはシャキシャキとした食感で、みずみずしくて美味しい。ふんわりとした舌触りで、ボリュームもあってなかなか楽しめる。
サラダを食べてしまうと、ドライカレーを食べる。ドライカレーの上に載せられたチーズの内、赤いチーズはニンジンで色を付けているとのこと。温かいドライカレーで熱が入ったチーズはトロリとして、ドライカレーにコクを与えている。ドライカレーは豚挽肉に刻んだニンジンとピーマンが入っている。肉の旨味と野菜の旨味が絡んだカレーはなかなか食べ応えがある。もち麦飯はモチモチとした食感と弾力のある歯応えが美味しい。ドライカレーを絡めながらご飯をスプーンで食べた。

ドライカレーを食べてしまうと、再びアイスコーヒーを飲んで口の中をサッパリとさせた。アイスコーヒーの入ったグラスは大きくて、なかなか量がある。半分くらいまで飲んだところで、ガムシロップとミルクを適量入れる。ガムシロップには「有機栽培オーガニックシュガーシロップ」と書かれている。


ちょっと大きめのガムシロップだったが、全部入れてしまった。ミルクも注ぐと、ストローでかき混ぜて、アイスコーヒーを楽しむ。甘いアイスコーヒーはまるでデザートのようである。
時間があればケーキも楽しんでみたいところだったが、ちょっとゆっくりしすぎたようだ。だいぶ時間も無くなってきた。アイスコーヒーを飲み干し、コップに残ったお冷やで口の中をサッパリとさせると、帰り支度をして店の入口近くのレジに進んだ。代金は現金またはPayPayのみとなっている。現金で代金を精算すると、店を出た。急いで帰宅の途につく。

自宅の近くまで来ると、雨がパラパラと降ってきた。急ぎ足で団地の中に入り、自宅の扉を開ける。無線ルーターの電源を入れて、オンライン会議に参加するためにノートパソコンを立ち上げた。ネックバンド式ヘッドホンセットを頭に装着すると、ZOOMにアクセスしてオンライン会議に参加する。なんとか時間に間に合った。
会議は1時間ほどで終了した。ノートパソコンの電源を切って窓を見ると、外は既に暗くなっている。夕刊を取りに部屋を出て外に出てみた。建物の外は弱い雨が降っていて、路面の所々には水たまりも出来ている。ちょっと空気が湿っぽいものの、蒸すような陽気である。草むらからは鈴虫が鳴いているのが聞こえていた。

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