J@Dの備忘録

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【閉店】今日のランチ(海鮮ちらし@勢)

2017年10月11日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は晴れのち曇り。今朝は上空に青空が広がっているものの、靄がかかっていて、遠くの建物が霞んで見える。朝の気温は20℃で久しぶりに気温の高い朝となった。湿度が高くて涼しい空気がシメシメと感じられる。
日中は上空に雲が広がって日射しが無くなった。湿度が高く、蒸すような陽気である。昼間の最高気温は23℃で、決して暑くは無いのだが、外を歩いていると、じんわりと汗が額に浮かぶ。汗拭き用のタオルが手放せなかった。

今日は出張で朝から古巣の築地市場に向かった。午前中は前の職場で打合せをすると、お昼を食べて新宿に戻ることにする。お昼は久しぶりに築地市場内で食べることにした。
今年5月末に閉店した洋食屋「豊ちゃん」の跡に寿司屋「勢」ができた。この店は自分が異動した8月1日にはまだ開店していなかったが、それでも上旬には開店したようである。今日は開市日だが、水曜日ということもあって場内は空いている。今日はこの店に入ることにした。


店は以前の店と同様、1号館を2店分使用しているが、客側のスペースを広げた関係で厨房は狭くなったようだ。店に向かって右手奥に寿司カウンターがあり、右手にカウンター席が5席、左手に5席寿司カウンターをL字形に囲うように配置されている他、左手壁際にソファー席があり、寿司カウンターに面するように2人掛けのテーブル席が3卓配されている。ちなみに右側のカウンター席と左側のカウンター席の間には大きな柱があって、店内では行き来することが出来ない。
今日は客が少ないこともあってか、右手の店内カウンター席には入れさせてもらえず、左手の店のカウンター席に座った。卓上には箸と楊枝、醤油差し、醤油小皿が並んでいて、各席毎に伏せられた醤油小皿と箸が置かれている。

席に座るとおしぼりとラミネート加工されたメニューが出された。メニューは握りと巻物、各種セット、飲み物で構成されている。
飲み物を勧められたが、もちろん、飲むわけにはいかないので緑茶をお願いした。注文したのは「海鮮ちらし」「大盛り」である。「海鮮ちらし」はばらちらしと刺身5点盛りのセットとなっていて、刺身は基本まぐろとエビ、貝類、白身、光り物となっていて、貝類と白身、光り物は日替わりとなっている。セットメニューにはお椀が付く。なお、メニューに「大盛り」は無いが、200円増しで応じてもらえる。ご飯が少し増えるだけで、結構高い。

しばらくして「海鮮ちらし」がカウンターの中から出された。続いてお椀も運ばれてきた。
「海鮮ちらし」は細長い重箱の真ん中に仕切がされていて、左側に刺身、右側にばらちらしが盛られている。


左側の刺身盛りはダイコンのツマが盛られて大葉が1枚敷かれ、ワカメが添えられて3切れにカットされたホッキ貝とマグロ、ブリ、〆鯖がそれぞれ1切れずつ載せられている他、ダイコンのツマが盛られた小さなガラスの器にエビが2尾載せられている。刺身にはおろしワサビがトッピングされ、紫蘇の実が添えられている。


ばらちらしはげんこつ大2個分の酢飯が器に盛られた上に、マグロとサーモン、アナゴ、ブリ、タコ、イカ、玉子をカットして混ぜ合わせた物を載せ、いくらと白ごまを散らしている。器の片隅にガリとキュウリのツマが盛られ、沢庵が2切れ添えられている。


ばらちらしには小さじが添えられた。小さじでお食べくださいとのことである。
お椀はエビ頭が2個とアオサの入った味噌汁である。


あらためて、緑茶を少し飲むと、味噌汁を少し飲む。エビのダシにエビ味噌が溶けだしているのか、甘くて旨みのある味噌汁である。

続いて醤油小皿におろしワサビを取り、醤油を垂らしてワサビ醤油を作った。それとは別に醤油をばらちらしに回し入れると、添えられた小さじでばらちらしを掬って口に運んだ。
酢飯に載せられたさまざまな具は大きめにカットされていて、それぞれの食感や味が楽しめる。マグロの濃厚な味わいにアナゴのホクホクとした食感、玉子の甘みにトロリとしたサーモンの旨み、イカの柔らかい食感にタコのぷりぷりとした食感、ブリの舌の上でとろけるような食感にいくらのジューシーな味わいと、様々な具が渾然一体となって口の中に入ってくるので、口の中はまるで海鮮物の宝箱といった感じである。

ばらちらしに添えられたキュウリのシャキシャキとした食感にタクアンのポリポリとした食感、ジューシーなガリは甘くて、ときおり、箸休めに食べた。
ばらちらしを食べながら「刺身5点盛り」を食べる。刺身はわさび醤油にたっぷりと浸して食べる。海老はプリプリとした食感で甘くて美味しい。海老頭に詰まった海老味噌を吸い出すと、海老頭と尾をそのまま味噌汁に入れた。中に詰まっている旨みが味噌汁に染み出せば儲けものである。

海老を食べてしまうとホッキ貝を食べる。ホッキ貝は柔らかいながらもコリコリとした食感を残している。甘く感られる貝の旨みが美味しい。ホッキ貝を食べてしまうと器にはマグロとブリ、〆鯖が載せられている。いずれも厚い切り身である。
先にマグロを食べた。柔らかいマグロはほどよく脂がのっていて、ジューシーで美味しい。トロリとした食感のぶりは舌の上で脂がとろける味わいである。身厚な〆鯖は歯ごたえがあって、旨みが凝縮されたような味わいで美味しい。

刺身を食べてしまうと、刺身の下に敷かれていたダイコンのツマとワカメ、大葉もわさび醤油で食べてしまい、紫蘇の実もそのまま食べた。
再び、残ったばらちらしを食べる。ばらちらしが無くなると味噌汁を飲み干し、味噌汁の中に入っていた海老頭の身を少し掻き出すようにして食べて完食。美味かった。
最後に湯呑みに残った緑茶を飲み干すと、席を立ち、勘定を済ませて店を出た。

午後は新宿に戻り、夜まで仕事に没頭する。明日も朝から出張なので、今日中にやるべきことをやっておかなければならない。帰宅するのは遅くなってしまった。

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【閉店】今日のランチ(アジフライ定食@磯野家)

2017年08月04日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は曇り時々雨。今朝は上空一面を厚い雲が覆っていて、ごく弱い雨が降っていたが、やがて雨は止んだ。朝の気温は22℃で湿度が高く、空気がヒンヤリと感じられる。夏の季節から梅雨に戻ったような陽気が続く。
日中は雲の合間から青空も見えて、少し明るくなってきた。午後から南風が吹いて気温も上昇した。昼間の最高気温は29℃で湿度が高く、かなり蒸し暑い陽気である。

今日は午後から出張。庶務関係の手続きと残務処理等で、前の職場である築地市場に向かった。大江戸線に乗って築地市場駅に出る。そのまま職場に向かおうとして、駅の出入口を出るとかすかに焦げた臭いがした。昨日築地市場の場外で火災があった影響だろうか。職場に行く前にちょっと様子を見に行くことにした。
昨日火災があった市場場外は今日は実況検分と言うことで、新大橋通りの片側車線を封鎖して、規制線の内側を消防と警察が立っている。火災のあった範囲はともかく、その周囲も営業していない店も多いようだ。もっとも立ち寄った時間が遅かったこともあって、既に店を閉めているところもあり、どこまで影響があったかは定かでない。しかし、見たところ主な店ではラーメン屋「井上」海鮮丼屋「かんの本店」「かんの新店」「どんぶり市場」「種市」「まるきた本店」「まるきた3号店」が店を閉めていた。

職場に行く前にお昼を食べることにしていたが、場外で食べる気にはならなかった。場内も多くの店は既に閉店しているが、いくつかの店はまだ営業している。その中から定食屋「磯野家」に入店することにした。この店は夕方4時まで営業しているので、遅めのランチを食べることができる。


階段を上がり、空いているテーブル席に座った。
席に座ると女将さんが出てきてお冷やと緑茶どちらにするか聞かれたので、お冷やを希望する。まもなくして冷水の入ったコップとおしぼりが出された。卓上のメニューを見て注文したのは「アジフライ定食」である。ご飯大盛りで注文した。

しばらく待っていると、料理が運ばれてきた。アジフライは平皿の上に盛られた千切りキャベツに被さるようにして2枚載せられていて、レタスとパセリが添えられ、マスタードソースが皿の一隅にトッピングされている。レタスにはフレンチドレッシングがかけられている。


ご飯は茶碗に山盛りに盛られている。


お新香は白菜の浅漬けである。


味噌汁には大粒のアサリが3個入っている。


最初におしぼりで顔と手を拭き、首筋の汗も拭うと、お冷やを少し飲んで箸を取った。まずは味噌汁を少し飲む。アサリのダシがたっぷりと出た味噌汁は旨みが濃くて美味しい。
味噌汁を少し飲むと、まずはレタスを食べる。揚げたてのアジフライの熱で少し熱の入ったレタスはしんなりとしている。フレンチドレッシングの酸味が加わって美味しい。レタスを食べしまうと、千切りキャベツを食べる。千切りキャベツはキャベツの食感が味わえるくらいに太めにカットされている。キャベツにはソースをかけて食べた。シャキシャキとした食感のキャベツは甘く、ソースがキャベツの旨みを引き立てているかのように美味しい。

キャベツを食べてしまうと、アジフライを食べる。大きなアジフライはアジの尾側の半身を開いて揚げている。アジフライを尾の部分で半分に切り、半分のアジフライをご飯の上に載せた。まずは何も付けずに食べてみる。
特大のアジフライはほんのりと温かく、サクサクとした食感の衣の内側には身厚のアジが閉じこめられている。アジの身はふわふわとした食感で、アジの旨みが凝縮されていて、何も付けなくても美味しく、アジフライ半身でご飯が進む。

途中、箸休めをするつもりでお新香でご飯を食べる。お新香の白菜の浅漬けはジューシーで、塩気よりも白菜の甘味が美味しい。お新香だけでご飯がいっそう進んでしまった。
再びアジフライでご飯を食べる。尾は香ばしくカリカリとした食感で、余さず食べてしまった。大きなアジフライの半身を残してご飯が無くなってしまった。残りの半身はアジフライだけで堪能する。やはり築地は魚が美味しい。

最後に味噌汁を飲み干し、アサリの身を箸でほじくり出して口に運ぶ。アサリは身離れが良くて、つるんと取れてしまった。大粒の身はプリプリとした食感で美味しい。アサリを食べてしまうと、グラスに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。
店の入口で勘定を済ませて店を出る。冷房の効いた店内から外に出ると、再びもわっとした温かい空気が周囲を包み込んだ。再び汗が額や首筋に浮かび、汗をタオルで拭いながら、前の職場に向かった。

夕方、業務を終えて帰宅の途につく。今日も夕食を食べて帰ることにしていたが、お昼をガッツリと食べてしまったので、夕食は軽く済ませた。
夜になって気温は幾分か下がってきたが、湿度が高くて汗だくになって帰宅した。

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【閉店】今日のランチ(特盛ねぎだくとろだくつゆだくだくだく@吉野家 築地店)

2017年07月31日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


7月最後の今日は晴れのち曇り。今朝は上空に雲が浮かんでいるものの、青空も広がっていて、強い朝日が射し込んでいる。朝の気温は25℃で風は無く、湿度が高くてムシムシとした陽気である。更に日射しが強くて、朝から暑い。
今日は自分にとって築地市場最後の出勤日でもある。築地市場は3年と3ヶ月勤務した。これは自分が都庁に入庁してから同一の席で最も長く勤めた職場となる。それだけに思い入れもあり、最後まで勤め上げたかったが、宮仕えの身としては仕方ない。今日は悔いの無いように仕事を納めたい。

日中も晴れて上空には青空が広がって、強い日射しが照りつけた。湿度も高く、体に堪えるような蒸し暑さである。昼過ぎから南風が吹いてくると気温も更に上昇し、昼間の最高気温は33℃に達した。
今日もお昼は場内で食べることにした。築地市場勤務最初の日と次の日は場内の牛丼屋「吉野家 築地店」で食べた。最後の日も場内牛丼屋「吉野家 築地店」でお昼を食べたい。この店もだいぶ通って、店員さんからは常連と見なしてもらえるようになった。


店に入り、壁に掛けられた箸立てから箸を取ってカウンター席に座る。厨房に最も近いレジ脇は弁当の注文口になっている。その脇に掲げられたラベルプリンターNOにはさまざまな品目が掲げられている。市中の吉野家ではまずお目にかかれないメニューである。これまではごく当然のように思っていたこのメニューも今日で最後となる。とても寂しい気がする。


注文したのは「特盛ねぎだくとろだくつゆだくだくだく」である。これに「温玉」「とん汁」をつけてもらうことにした。これだけでちょっと豪勢な感じがする。吉野家で「とん汁」を食べるのはこれが初めてである。
料理を注文してが出された。「特盛ねぎだくとろだくつゆだくだくだく」は丼に盛られたご飯の上に脂身の多い牛肉とタマネギがバランスよく、しかもたっぷりと載せられている。肉の下のご飯は汁に浸かっているかのようである。


とん汁には豚肉と豆腐、ニンジン、青ネギ、ダイコン、タマネギ、里芋、レンコンが入っている。


最後に温玉が出された。「温玉」は築地店にしかないオリジナル商品である。


最初にとん汁を食べる。たっぷりの野菜の入ったとん汁は野菜の甘味に豚肉の旨みが絡まって、美味しいボリュームがあって食べ応えがある。
とん汁を半分くらいまで食べると、牛丼を食べる。これまでいろいろなバリエーションの牛丼を食べてみたが、やはりこの「特盛ねぎだくとろだくつゆだくだくだく」が最も美味しい。牛肉の旨みは脂に詰まっているので、脂がたっぷりと入っていると牛肉の旨みも増す。そこにタマネギの旨みと甘味が加わって、食べ応えもあって美味しい。


つゆだくだくだくとすることで、サラサラとご飯がかきこめる。ご飯につゆが染み込んで、牛丼の一体感が増している。自分は紅ショウガでご飯を食べるのは嫌いなので、唐辛子をかけて食べるのだが、唐辛子が牛丼のアクセントになってまた美味しい。
途中まで牛丼を食べたところで、温玉を投入する。表面の白身を破ると中から濃厚な黄身がトロリと流れ出してきた。黄身が牛肉に絡み合ってご飯に到達する。それをめがけて牛丼をかきこんだ。黄身の甘味が加わって、いっそう濃厚な味わいとなる。ひたすら牛丼をかきこんだ。

丼が空になったところで、残ったとん汁を飲みながら、築地市場で食べる吉野家の牛丼の余韻を楽しむ。最後にお冷やも飲み干して完食した。
勘定を払い、これまで世話になったことに感謝しつつ、店を出た。

午後は机上を片付けて、夕方、挨拶まわりをしたところで定時になった。帰り支度をしようとしてふと気付いたのは端末上のファイルの移動である。最後の最後まで仕事をしていたので、全く手をつけていなかった。慌てて端末操作を始めたのだが、3年余の仕事で残したファイルは膨大で、作業に2時間ほど要してしまった。
夜になって、端末上の操作を全て終えて、職場を後にする。帰りの荷物が重かった。

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【閉店】今日のランチ(濃厚!水炊き定食@鳥藤 場内店)

2017年07月29日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は曇りときどき晴れ。今朝は上空に薄い雲が広がっていたが、雲の合間から青空も見えて、日も射し込んできた。朝の気温は26℃で昨夜は熱帯夜となった。湿度が高く、ムシムシとした陽気である。
今朝は築地市場最後の早朝視察をした。築地市場に来築した要人の視察の対応をしたことはこれまでにもあったが、今回は自分が早朝視察をしたのである。これは実はこの職場に来て初めての経験で、これまでにやらなかったのが悔やまれるが、勝手知ったる場内をいろいろと見ることができて、実に良かった。

おかげで昨夜は一睡もできず、ほぼ徹夜となってしまったが、それはそれで良かった。寝てしまったらもう見ることができない光景ばかりでなので、寝るわけにはいかなかった。更に、視察中に場内の多くの関係者に挨拶もできた。あと1日残っているが、できる限り挨拶をしていきたいところである。今日は勤務日ではないが、自主的に昼過ぎまで挨拶まわりで場内を回ることにした。
日中は青空の領域が広がって強い日射しが照りつけ、気温も上昇した。暖かい空気を伴った南風も吹いて昼間の最高気温は32℃に達し、2日連続の真夏日となった。湿度が高く、体に堪えるような蒸し暑さである。汗が全身から噴き出して、汗拭き用のタオルがたちまちのうちにぐっしょりと濡れてしまった。

今日のお昼は場内で食べることにした。昨日に引き続きとなるが、店に入ったのは鶏肉専門店「鳥めし 鳥藤 場内店」である。店に入り、店の人の指示に従ってカウンター席に腰を下ろした。席に座るとお冷やの入った小さな湯呑みと紙おしぼりが出されたので、そのタイミングで料理を注文する。


注文したのは「濃厚!水炊き定食」である。ご飯を大盛りで注文した。店の人からは「10分くらいかかる」と言われて、それを了承する。注文を済ませるとお冷やを飲んで、スマホでメールのチェックをしながら料理ができるのを待った。
しばらくして料理の載ったトレーが運ばれてきた。トレーの上にはご飯と鶏の水炊き、2種類の薬味、空の碗、木製のレンゲ、箸が載せられている。

大きな丼に入った「鶏の水炊き」は鶏白湯スープがたっぷりと入っていて、スープの中にはキャベツと博多一番鶏の骨付きのぶつ切りが5個、鶏つみれが3個入っている。


大盛のご飯は逆円錐台の茶碗に盛られている。


薬味は刻みネギともみじおろしである。


紙おしぼりで手を拭くと、レンゲで鶏白湯スープを飲む。白濁した鶏白湯スープはトロンとした食感で、鶏の濃厚な旨みに甘みが感じられる。キャベツの甘みがスープに染み出しているかのような味わいである。
スープの中のぶつ切り肉を取り出して食べる。肉は柔らかく、ジューシーで美味しい。ただ小さい骨が入っていて食べにくい。注意深く肉を食べながら、骨を空の碗に入れた。思い切りかぶりつけないのでフラストレーションが溜まる。

肉を食べてしまうと、鶏つみれを口に入れた。鶏つみれも柔らかく、ジューシーで美味しい。スープをたっぷりと吸っていて、口の中に入れると舌の上でほろほろと崩れて、スープが口の中に広がる。これは美味しい。
つみれを食べてしまうとご飯をスープに投入し、更に薬味も全部水炊きの丼に入れて、雑炊風にして食べる。木製のレンゲでひたすらご飯を掬って口に運んだ。

サラサラと雑炊を食べる。白湯スープの旨みがご飯をコーティングしているかのようにご飯が美味しい。いくらでも食べられそうである。途中で少し飽きたので、塩を少し入れて雑炊を食べた。塩が鶏の旨みを更に引き立てるようで美味しかった。
無我夢中で食べてしまった。丼が空になると、最後に湯呑みに残ったお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。

伝票を持って席を立ち、店の奥で代金を払うと店を出た。
午後は施設のトラブルがあって、しばらく職場に残って仕事をしていたが、夕方には帰宅した。徹夜明けであることに加えて、シャツも汗でドロドロに濡れている。風呂に入ってサッパリした。

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【閉店】今日のランチ(親子丼@鳥藤 場内店)

2017年07月28日 | 【閉店】食べ歩き(築地市場場内)


今日は曇りときどき晴れ。今朝は未明に雨が降ったとみえて、朝刊がビニル袋に入って配達されたが、玄関の扉を開けると既に雨は止んで、路面はしっとりと濡れていた。朝の気温は23℃で風は無く、湿度が高くてシメシメとした陽気である。暑くはないが、蒸すような陽気で、歩いているだけで汗が額に浮かんだ。
日中は雲の合間から青空も見えて少し明るくなってきた。昼間の最高気温は32℃と3日ぶりの真夏日となった。湿度が高めで風はほとんど無く、蒸し暑い陽気である。じっとしていても汗が全身から噴き出るような不快な暑さとなった。

今日は昼過ぎに会議がある。急いでお昼を食べなくてはならないこともあって、お昼は築地市場の場内で食べることにした。短時間でお昼を食べるには丼物に限る。そこで、店に入ったのは鶏肉専門店「鳥めし 鳥藤 場内店」である。店に入り、店の人の指示に従ってカウンター席に腰を下ろした。席に座るとお冷やの入った小さな湯呑みと紙おしぼりが出されたので、そのタイミングで料理を注文する。


注文したのは「親子丼」のご飯大盛である。「親子丼」は鶏肉を煮込むダシに醤油を使用している。築地市場に勤務して4年目になると言うのにこの鳥藤で基本メニューである「親子丼」を食べていなかった。
料理を注文するとお冷やを飲みながら料理ができるのを待つ。しばらくして料理の載ったトレーが運ばれてきた。トレーの上には「親子丼」と鳥白湯スープ、レンゲが載せられている。

「親子丼」はご飯の上に一口大にカットされた鶏肉を玉子でとじたものが載せられていて、ミツバが載せられている。


鶏白湯スープは刻みネギが浮いている。


まずは鶏白湯スープを少し飲む。トロリとした食感のスープは鶏の旨みが凝縮されていて美味しい。
スープを半分くらい飲んでしまうと「親子丼」を食べる。使用されている鶏肉は以前食べた「親子丼しお」「親子丼しお二号」と同じく、山陰の鳥取県大山で育成された銘柄鶏である大山鶏である。半熟というよりはほとんど生玉子に近い玉子でとじられた鶏肉は柔らかく、ジューシーで美味しい。

ご飯に軽くかき混ぜるようにしてご飯と一緒にレンゲで掬って口に運ぶ。玉子の黄身の濃厚な甘みに鶏の旨みが加わってご飯が進む。ご飯を大盛にした割には少なく感じられるのが残念である。最後はほとんどレンゲでかき込むようにして食べてしまった。
丼が空になってしまったところでスープを飲み干して完食。湯呑みの中に残ったお冷やを飲み干すと、席を立って奥の厨房脇のレジで代金を払い、店を出た。

午後は片付けを兼ねて職場で仕事に専念する。夕方になって弱い北風が南よりの風に変わった。明日は築地市場の競りの現場を視察することにしたこともあって、今夜は職場に泊まることにした。
夜になってだいぶ気温が下がってきたが、湿度が高くて空気がぬるく感じる。空には細い月に雲がかかって、朧な光を放っていた。

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