BL系TAIYONO聖女が大人になる時

「たいようのうた応援なんていらない」


ヒヨちゃんはいつも・・・



先生どうしたら　いいのですか？



これは　わしらでは体験できぬ　病なのじゃ
ただのう　人がこの世に生まれ　火を使うようになってからのことじゃ
人は火を使うことを覚えてから　火を求め今日まで生きながらえてきた。

火は外敵からも守ることができ　その火を頼ることにより　病にもなることもあるのじゃ



彼女には　聖女は常に身につけてやったほうがよいのじゃが
彼女が　特別に聖女を身に着けられる訳でもない
その辺がまだ　気づいてない。



火のない　暮らしを考えていくことかのう？
わしにも　答えはわからんが　火に頼らない暮らしに慣れていくしかないかの
ただ　火をまったく遠ざけるわけにもいかん

彼女は　性格的に往復運動が好きなようだ　

よく素振りをしますね　彼女

病にあるものかもしれんが、ここの施設のスチーム暖房の係をしてもらおうかな

スチーム暖房のですか？



ルクくんと交代で　昼はヒヨちゃん　夜はルクくんで　蒸気釜に石炭を入れてもらおうか
これまで粗大ゴミや薪なども使っていたが、彼らには石炭のみで蒸気釜に入れてもらう。

ヒヨちゃんに　他のやり方を遠ざけるんですね



わしらも　気をつけねばならぬがな　
ここでやれることを考えていくことかのう？
わしにも答えがわからぬが・・・

愛した分だけ　阿保鳥

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