関ケ原 司馬遼太郎
上巻・中巻・下巻 の三部作ですが、手元には中巻しかありませんでした。
昭和41年11月5日発行 昭和47年10月10日に24刷となっていて、当時は定価500円でした。
関ヶ原 DVD 通常版 | |
クリエーター情報なし | |
東宝 |
2017年には映画『関ケ原』が上映されました。
以前は、昭和(元号)で表すことが多かったのですが、近年は西暦で表すことが多くなりました。
昭和世代は、戦前昭和と戦後昭和とふたつの時代があり、現在のような環境になったのは、戦後昭和からでした。日本にとって忘れることのできないふたつの昭和時代。戦前昭和と戦後昭和。
そして、平成に元号が改められ、序盤は平成と表していたのですが、ITの発達にともなって2000年問題が取りざたされて、元号で覚えたままでいると、2000年を迎えたときに誤ってしまう恐れがありました。
その、1999年から2000年を過ぎた頃から、平成と呼ぶことは私自身少なくなりました。
誤りを防ぐために西暦で表らわすようになりましたが、誤りを忘れないためにも元号も大事かと、私は思ってます。
2017年映画『関ケ原』の感想はというと、石田三成が主役でありながら、中立に描かれた作品だったと思いました。ロマンをかきたてる作品でもありますが、末端の兵士たちがいとも簡単に殺されていく様は、年を追っていくほど、冷静にならなければと感じました。