<マイ眠品>
みうらじゅんさんがゲストに出ていたラジオ番組を聴いたあと、なぜかその後に寝ていたことが何度かありまして、その時、『マイ遺品』について語ってました。
「なぜなんだろうなー」と、思っていましたら、ピン!っときまして、
「あ、これはマイ眠品だ!」と思いました。
『マイ眠品』これは、眠る前のネタのことです。
『マイ寝品』だと寝具になるので、そういうことではなくて、
「眠るためのネタ」という意味で『マイ眠品』と僕はつけました。
眠る前のネタですが、僕は若い頃から寝つきが悪く、眠る前に、ある行動をしてから眠りについてました。
子守唄的には、ラジオ番組だと、”久米宏ラジオなんですけど”や”ミスDJリクエストパレード”や”高田文夫のビバリー昼ズ”などがタイムフリーで聴く『マイ眠品』のひとつになっていますけど、FM局もいくつかございます。
一般的には読書したあとに眠りにつく。または、音楽を聴いたあとに眠りにつくのが一般的だと思いますが、僕の場合、若い頃はマスターベーションも『マイ眠品』でした。
若い頃は、音楽ノイローゼにもなってしまいまして、初めは洋楽の”ブロンディ”のアルバムカセットを聴かないと眠りにつくことができませんでした。洋楽ノイローゼの頃は”クイーン”じゃないと眠れないこともあったり、西ドイツ出身の”ネーナ”じゃないとダメだったときもありました。
邦楽も多数あって、一時期、”矢沢永吉”ノイローゼにもかかったこともありました。その頃は高校生で、”矢沢永吉”ノイローゼになると、武装しなくてならないことに直面しました。
高校生活では、矢沢永吉ノイローゼにかかった生徒は他にも沢山いまして、コンサートに行くにも武装しなくては行けなかったので、その時点で戦争はもう懲り懲りになり、ちょうどその頃に”佐野元春”さんが出始めて、ピアノとサックスビートに癒されノイローゼから抜け出すことができました。
*現在の矢沢永吉サウンドにはそういったことはございません。
その後、”佐野元春”が僕の『マイ眠品』になり、僕が佐野元春になってコンサートで歌っている姿を想像してから眠りにつくことをしてました。
その他には”バービーボーイズ”とか、音楽ノイローゼには何度かかかりましたが、音楽の他に女優ノイローゼや高校球児ノイローゼも『マイ眠品』になってます。
”女優ノイローゼ”というのは、テレビで活躍してる女優さんのことで、眠る前に僕がその女優さんと恋人になって、結婚して子供が出来て、一緒に暮らした場合のプロセスを想像してから、眠りにつくことでした。
ひとつには”田中美佐子”さんが『マイ眠品』でした。「いいなー」「いいなー」と思ってるうちに、結婚をされたんで目が覚めちゃいました。”高島礼子”さんも『マイ眠品』でしたけど、結婚されて目が覚めました。
僕が結婚したあとにノイローゼになった人のひとりに”安室奈美恵”さんがいました。安室奈美恵ノイローゼのときは、僕が結婚する以前の若さにまでタイムスリップをして、安室奈美恵と付き合うことから始まっていました。その時、もの凄いノイローゼになり、『マイ眠品』までもを超えて、マジで好きになってしまいました。猛烈に好きになったピークの頃にサムさんとの電撃入籍のニュースが入り、僕はその時、マジで目が覚めました。
人物ノイローゼはこういった具合なんですが、今でもたまに見るのが高校球児『マイ眠品』。
高校球児は、僕が高校球児時代までタイムスリップをして、甲子園に出場し、プロ野球に入団して活躍するというプロセスを想像してから眠りにつくことです。プロ球団は、広島だったり、大洋、現在はベイスターズですが、「西武か巨人だとちょっと無理かなー」と、思たったりした『マイ眠品』です。
最近は大リーグ入りや年棒「結婚はどのアナウンサー?」とかが『マイ眠品』になり、高校球児の他にサッカー少年も『マイ眠品』になっています。
『マイ眠品』は、使い方を間違えると翌朝まで眠れなくなることがあるので、自分で眠れることに認定したものを『マイ眠品』として処方することをお薦めします。
医薬部外品『マイ眠品』