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シンセサイザー・ノックノック

2021-03-21 11:57:03 | ノックノック(雑記の宿)

 シンセサイザー音楽に出会うきっかけとなったのはアーケードゲーム。そこにあったBGMに出会ってからでした。

 1970年代後半、1978年~ぐらいに僕の近所では、駄菓子屋さんでアーケードゲームを置くようになりました。

[AC] サーカス Circus

 その前からブロック崩しなどのアーケードゲームはありましたが、音楽的に感じたのは『サーカス Circus』からでした。

 そしてテーブル型アーケードゲームが出始めた頃に『スペースインベーダー』が喫茶店などに置かれ大センセーションとなりました。

 

 そういった音楽を取り込んだのが『イエロー・マジック・オーケストラ』でした。

 僕が『イエロー・マジック・オーケストラ』を聴き始めたのは1980年。中学に上がりお兄さんがいる友達から「シンセサイザーだけでレコードを出したバンドがある」と、聞いてからが始まりでした。

 

 

『テクノポリス』や『ライディーン』が流行りだして、シンセサイザーだけの音楽がメジャーになりました。

 イエロー・マジック・オーケストラといったグループ名もオシャレで気に入っていたのですが、メジャーになるつれて『YMO』と世間では呼ぶようになり、僕は『YMO』に押し流されていく感じで疎外されてました。世間が『イエロー・マジック・オーケストラ』の説明を控えた時点で自由に民衆が手に入れてきた者たちが『YMO』と私物化してる間、どんなに『イエロー・マジック・オーケストラ』は『YMO』のことじゃないんですか?と尋ねても「おまえら。マスクはいつまで付けてなきゃいけないんだ」と、はぐらかされたり「記憶にないと言え」といったふうでした。

 スペースインベーダーが世の中を牛耳ってた頃は、子供たちは親からお金を盗み、弱いものをみつけてはカツアゲや横領。隠れて不合法なデジタルゲームの操作をしたりと。改善できないどうしていいのかわからない。とりあえずワクチンは自分優先といった悪知恵働く内閣でした。

 そういった世の中とそうでもない世の中。まっとうな人間と貧富にあえぐ人間でも、耳だけは持っていて他のシンセサイザー音楽も聴いてました。

『姫神せんせいしょん』

 

 

 

 1981年に『奥の細道』がリリースされました。レコード屋で『姫神せいせいしょん』とあったときは、初め「なにかのロックバンドなのかな?‥‥‥」と思いました。のちにシンセサイザーのみで構成された音楽で、路線は『イエロー・マジック・オーケストラ』と似た性質でした。

 

 3年後には『姫神』となりますが、アルバムではこの二曲が当時から覚えてます。のちにプロフィールを知るようになると、僕の地元地出身のアーティストでした。

 そして同じような路線で同時期には『喜多郎』といったアーティストも聴いてました。

 『喜多郎』は、1981年にギャラクシー賞を選奨受賞しました。これに勘違いして「神の国」発言をして大顰蹙をくらった人物もいたことでしょう。

 『姫神』もそののち

 1998年・日本レコード大賞で企画賞を受賞しました。

 

 『姫神』の星吉昭さんがご存命の時に、写真の腰かけがある広場で姫神コンサートを開催したことがありました。まちのお盆祭りのイベントで招待して、ここで演奏してる姿を観ました。僕は『姫神』の生演奏を聴いて目にしたのは最初で最後でした。

 2008年・星吉昭さんのご長男の星昭紀さんが『姫神』を継いだのち『天∴日高見乃國』をリリース。ひとつのシンセサイザー音楽は現在へと語り引き継がれています。

 それでは二代目『姫神・天∴日高見乃國』で、ノックノック

 


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