6月が最終日ですが、6月と言えばジューンブライト。高度成長期からバブル期を経験した世代から見れば、ジューンブライドはプレミアムな結婚行事で、6月に結婚式を挙げるのがひとつのステータスでした。
バブル世代はとくに6月に結婚することを目指していて、『6月』という1ヵ月内で結婚を挙げるという駆け込み婚もあったような、駆け込んでまでしたいという願望がありました。
結婚式場は6月はいつも予約満杯で、6月に式場で挙げるのもなかなか難しい時代を過ごしました。最近はそのようなこともささやかれなくもなりましたが、ひところはジューンブライドというのは若者にとっては男女とも結婚を意識した月でした。
『ウエディングベル・シュガー』『ジュガー・マルーン5』
シュガーといえば日本では80年代に流行った女性バンドが有名ですが、なんというか結婚を皮肉ったソングでヒットしました。
そういった意味でも6月というのは、空間の中にあって見えている現実と透明な世界を感じる月でもありました。ただやがてくる予感というのは犇々と感じてました。
「黄ばんだウエディングドレス」宮藤官九郎のオールナイトニッポンゴールド
結婚式の思い出で言いますと、僕の場合はウエディングドレスだけは頑張っていいものをレンタルしました。日付も6月30日でも旧暦だとまだ5月21日(まだ間に合う)だからということで、旧暦的に行ったのですが実際は旧暦でもジューンブライドには間に合いませんでした。けど、シルクであの当時のウエディングデザイナーが作ったのが似合ってたので高かったでしたがドレスだけは奮発しました。ちなみにウエディングドレスデザイナーはコシノジュンコのではありませんから。どなたのかは忘れましたがあの当時はデザイナーズブランドだと担当の方に言われました。懐かしい上半期・ノックノック
<ジューンブライド>