Vシネマ 続き

＜令嬢流されて＞

　行方不明になった恋人を探す令嬢が見たものは？

死の儀式だった。

　謎の島は新東京百景にも数えれていて、そこに建つ施設はシスターのような作業着を着た職員たちがコカインを製造し、謎の医薬品メーカーに出荷する仕事を教祖と呼ばれている男性社長と住み込みで働いていた。

　死の儀式はリストラで、リストラされた職員は「土に戻す」と告げられ埋葬されていた。そこで見かけたのは口がきけなくなった老婆。やがて教祖社長の母親だということを知る。

　呆然とする令嬢に対し、

野性味男は令嬢に好意があることを告白した。

令嬢はその野性味男からの告白に

女性上位で野性味男を受け入れた。

　謎の島のことを知った野性味男は、あの教祖社長がここまでのことができるようになったのは？

「乗っ取りが成功したから」と、思った。

　職員の採用は、箱に入れて島に送り

　武器を購入してセキュリティを万全にしていた。

　やがて、教祖社長の娘だと名乗る女性が現れ「この島から出て普通の暮らしをしてみたい」と、野性味男らに助けを願った。

教祖社長の娘の導を頼りに、野性味男と令嬢はこの島から脱出することを決意した。

　しかし、警戒態勢を敷いていた他の職員たちに見つかり

戦いが巻き起こった。

　令嬢側の必死の応戦に教祖社長側の戦力は次々と失い。

令嬢側も、一緒に逃げるためについてきた教祖社長の娘が負傷した。

　足でまといになって逃げれずにいた令嬢側に対し、教祖社長は最後の手段を使おうとしたが、教祖社長の娘がそれに抵抗し、腕を掴んだ挙句に教祖社長と娘共々自爆した。

　教祖社長の娘の願いは叶わなかったが、ふたりは脱出に成功した。教祖社長の母親を残したまま、野性味男は奪い返したクルーザーを運転して令嬢の家族が待つ港まで走らせた。

　帰還したら野性味男との恋人関係を家族に紹介すると約束した令嬢だったが...

野性味男を置いたまま、クルーザーから離れて行きその視線の背後には？

遺棄したはずの文明男が流されてついてきた。愕然とする野性味男。

そして冷たい視線を残し去って行く令嬢。

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愛の煉獄

 

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　「”ノーマル”辞書によると”標準　一般的なこと””普通であり　異常ではない””標準　定番”でも自分にとってはノーマルとは？社会の基準に合わせ周囲の期待や予想を裏切らず、万人に受け入れられるような生活をすること？自分をあざむいてでも...」

と、主人公の言葉からそう発せられたのち、妹の彼氏から２カラット以上のティファニーカットの婚約指輪を受け取ったと、姉の主人公に報告があった。

　主人公の姉は、職業における性差について論文を書いていて、取材に出向いた先で会社経営者の男性と会い、支配と操縦を説かれたのちに言葉のマジックから主人公はその男性に恋心を抱きマスターベーションに耽るようになった。

　そして主人公の物語は、妹の婚約と同時進行で追加され、4ヶ月後、主人公は経営者の男性と会うこととなった。彼は性的サディズムの持ち主であることを知り、アブノーマルなエロスの内容が書かれた書面を見せ同意を求めた。

「君はいつでも関係をやめる権利を持つ、君が去っても追いかけたりはしない」

と、彼は主人公に告げると、主人公もできない条件は告げ、いくつかの歩み寄りとで交渉は成立した。

　ノーマルな世界で、婚約または日本では結納にあたるのかもしれませんが、指輪の受け渡しは投資をしたことにすぎないのかもしれません。婚約期間中は不安と痛みが付き物で、呑気にしてると居なくなられたりと、僕も物語でいくつか書いたことがありますが、落胆した自分から立ち直るのもまた本能に組み込まれているのかもしれません。映像だけで言えばマスターベーションにすぎないことなのかもしれませんけど。「しれません」が４回と「マスターベーション」を３回、合わせて７回同じことを...

 

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　ザッヘル・マゾッホの小説を脚色した演出家トマの前に現れたワンダとの二人芝居

『毛皮のヴィーナス』の世界へ。（この場で鑑賞可能）

 

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　そして『愛の煉獄』で主人公は

「ノーマルの基準はひとそれぞれ、私もついに受け入れた」

「自分の趣味を共有し、異なる種類のノーマルを創造すること」

　その前からつながってるセリフもありましたが、最後の二行だけを引用しました。映画の冒頭には「これは私の物語」と、語られていて、『作者の物語』であることは確認していただきたい。

スタンプラリー

　2019年チューリップが見頃ということで岩手県一関市藤沢館ケ森へ

　入場料1000円で、スタンプラリーが楽しめました。

　スタンプを埋めると景品がもらえるそうなので、スタンプを押してゆきました。

　白色はこれからかも

　盛り上がった大型連休のあとで空いてました。

　羊を発見。

　なにシカだったかなー？昔食べたことがあるけど、おいしいお肉でした。

　スタンプは押せましたが、たまごひろいは閉園でした。

　菜の花の丘が輝いてました。

レインボー

　糸井重里さんもプロジェクトに参加しているツリーハウスがありました。

　めずらしい孔雀です。

　もちろん、ノーマルな孔雀もいました。

　ウサギも

　ハトも。顔田顔彦さんのハトでしょうか...

 スタンプが揃いました。

　パンジー

　キンジュのモクレン。

　ゾウにも会えました。

 

大型連休ふりかえり＜怪物はささやく＞

　大型連休（ゴールデンウイーク）も最終日まできて、その間に観た映画は『怪物はささやく』を観ました。

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　この作品は以前、夫婦割で映画館で観たことがあるのですが、あらためてひとりでふりかえって観てみました。

　内容は大まかに言えば、登場する怪物が主人公に三つ物語を語り、四つ目の物語は主人公が話すというストーリーです。

　私はカトリックの洗礼をうけているので、その観点からこの映画を見終えました。児童文学小説からの映画ですが、私も児童文学は一度、書いてみたいです。

 

　

オンラインニュース

　今日は、自身のツイッターを見ていて、あるオンラインニュースの記事に目がとまりました。

　新聞会社名と個人名を伏せておきます。記事を見て和む内容にはなってるのですが、『家庭で不要になったこいのぼり』にちょっと引っかかってしまいました。

　事実を伝えているので、いたしかたないとは思いましたが、僕もこのような風景を観て和み癒され写真に収めたり、先々日は、こちらのブログにも同じような風景をアップいたしました。

　けれど、僕はそのこいのぼりを観て『不要になったこいのぼり』だと、思いながらは観ていませんでした。なんらかの御好意？御厚意？どちらが正しいのか？は僕の勉強不足ですが、ひらがなで語れば「ごこうい」で飾られていたと思いつつ、写真に収めたりもしました。

　角田と言いますと、亘理伊達家、『伊達成実』公ゆかりの地でもありますし、決して不要な武将ではなかったと、僕は思っております。

　五月の節句にちなんで武将の名前を上げさせていただきました。

なお、僕は新聞購読は現在、経済的理由で毎月の購読はしていません。新聞会社からの御厚意により、無料でオンラインニュースを拝見しているにもかかわらず、失礼をいたしました。