24年前のこのTVドラマを夫と配信一気見した。
「IWGP」が流行した頃、我々はもう30代だったので
若者たちの観るドラマ、と、社会現象になっていたが
夫も私も全く興味がなかった。
題材も、池袋のヤンキー達の話でしょ?くらいな感じだったし
元々の原作者が私が好きではなかったのもある。
宮藤官九郎の出世作になるのかな?
私もこの作品でこの脚本家を知ったが、そんな訳で
名前だけ知ったという程度だった。
しかし、クレイジーケンバンド、落語、という興味ある内容で
その後「タイガー&ドラゴン」を観てすっかりファンに。
映画の「真夜中の弥次さん喜多さん」や
「我が輩は主婦である」も楽しんだ。
当然「あまちゃん」も観た。
近年だと「ゆとりですがなにか」「離婚しようよ」
長瀬君はなむけの「俺の家の話」あたりかな。
それでも、必ず追いかけていた訳ではなかったので
観ていないものも多い。
今話題になっている「不適切にもほどがある!」を
久々にリアルタイムで観ていて、改めて宮藤官九郎の面白さを再認識し
今更ながらの「IWGP」なのであった。
最新作と比べると、やはり、伏線の張り方や
小ネタが本筋をわかりにくくしていたり、
やや散漫な印象はあったが、やはり宮藤官九郎節だなぁと
十分に楽しませて貰った。
女性の描き方がリアルだよね・・・
後、男性のいつまでも「男の子」感が抜けない感じも。
窪塚洋介が、このドラマで大人気になったが
その後、この人の別のドラマを観た時に
「どうしてそこまで人気が?」と思ったが
この作品を観て納得。
ユニセックスなのに色気がある、得がたいキャラクターだった。
後は、やはり長瀬智也が良い。
一番まっとうなのがブレないので、周りがガチャガチャしていても
芯が通った話になる。
彼を主役に起用する事が多いのも頷ける。
なんてったって華があるしね。
早寝の夫も、頑張って午前様までかけて最後まで観た。
明日からの仕事に響かないと良いけれど・・・
今度は「木更津キャッツアイ」だな。
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