パソコンを使っていくと 不具合がよく起こります。
ソフトとOSの間で相性が悪いとか あるソフトをインストールしてから 動きがおかしくなったということがたまにありますよね。その場合は 不具合になる前となった後、何かをした前後に発生することが多い、こういう場合は そのインストールしたソフトをいったんアンインストールしてみると 不具合が解消することもあるが、何やってもダメ。システムを不具合前の状態に戻せば 不具合は解消することもある。
結構 簡単で単純な原因で不具合が発生することがある。
それは電源!
CPUやマザーボード、グラフィックボードなど電源をもっとも使うデバイスに電源を供給する電源ユニットの不具合が理由ということもある。 何やってもダメだ。ということには 直流電源供給が不安定になって シャットダウンやブルースクリーン、ブラックスクリーンになる事も多い。
CPUなど重要な基幹部品への電源は12V直流電源が使われるから この電力が安定していないと 不具合が起きることがあるので 今一度 チェックが必要です。
ソフトが多くインストールされてくるパソコンでは 負荷が大きくなってくるので 12V電源が不安定になってくることがある。 12Vマルチ設計だと 12V供給が他と共有指定場合が多いので 不安定になりやすい。 だから、できれば12Vシングルレーン設計を選らんだほうが12V供給専門のシングル設計のほうが安定するので 不具合が起こりにくくなる。
電源を12Vシングルレーン設計 Gold仕様を選んで交換したら 直ったということもある。
それだけ 電源選びはとても重要。 負荷がかかっても安定して12V電源を供給できるかどうかを計算して選んだ方が良いと思う。
計算は過去の書き込みページに記載してあります。
自作パソコン 電源ユニットの重要性 80PLUS Gold認証 12Vシングルレーン設計
補足 電源 直流電圧の種類
5V+=USBやSSD、2.5インチHDDなどの電源供給
12V+=マザーボード CPU 3.5インチHDD VGA PCI Expreesなど基幹部品への電源供給(もっとも重要な電源供給)
3.3V+=M.2など一部SSDへの電源供給(今後重要な電源になる)
12V-=12Vマイナス 現在はほとんど使われてない かなり古いタイプ RS232Cみたいなやつね 今は使われてない。
+5VSB=これはスタンバイモードの時の電源供給
これ私か買った750Wの電源の電力供給状態を示した図(CORSAIR RM750x)
+3.3V +5V +12V -12V +5Vsb
この4種類
-12Vは現在ほぼ使われていないので 無視。
+12Vシングルレーン設計なので基幹部品の電力供給は安定している。(+12Vが2系列3系列あるマルチが良いという人もいますが、大型グラボなど使うとき 大容量の電力使うので GTX1080Tiクラスで200W 17A程度使うので 負荷を考えて2倍の余裕を見て35A程度使うので マルチでは容量がぎりぎりになって足りない恐れも出る マルチの場合+12Vが3系列あって 一つ20A~25A程度になるので グラボの容量に耐えられなくなるから シングルレーンで1系列で+12V62.5Aが出るので 大容量のグラボ装着でも十分余裕がある。
各デバイスはどのくらい電力使うの?
3.5インチHDD 40Wくらい これは起動時 後は15W程度
2.5インチSSD 5~7W
2.5インチHDD これは電力消費が少ない SSDとほぼ同じ 起動時は少し電力使うけど3.5インチほどではない。
マザーボード 特殊なオーバークロック仕様でなければ30~50W程度
PCI Express16 6ピン 8ピン グラボなどに使われる (補助電源6ピン=75W 8ピン=150W マザーボードからの電源供給は75W) 合計で 補助電源6ピンは75W+75W 8ピンは150W+75W
起動時HDDは結構電力使うので 内臓HDD(3.5インチ)をいっぱい入れてると 電力使うよ 5台も入れてると起動時200Wも使うよ クワバラクワバラ 電力足りなくなるかもよ・・・・