ソーラー発電 Part2
関東の平均日照時間が3.5時間と言われていますので、これをもとに計算すると・・・
ソーラーパネル1枚160Wを2枚つかうと MAXで320Wという事になります。一日発電させると 3.5時間X320Wで1120Whという事になります。この3.5時間というのは 年間雨の日も曇りの日もあるので あくまでも平均で3.5時間という事でです。
パネルの160WというのはMAX値ですから通常80%から90%程度までなので パネル2枚で80%として256WX3.5時間で896Whという事になります。 年間を通しての平均で一日896Whよりは多く発電できると思います。
冷蔵庫は一日の消費電力が1Kwhプラスα(夏は消費電力が多くなります)
896Whの発電で 一日使用することは無理ですが 使い方で 夜は電気を切って 日中だけ使えば 何と冷蔵庫を使うことができると思います。
問題はリチウム電池の容量ですが 1280Whか2500Whが必要でしょう。 非常用電源として最低限の電力と割り切れば 1280Whクラスで十分ではないかと思います。
一日冷蔵庫を12時間使用と仮定すると 896Whが発電量 そのうち12時間分の冷蔵庫の電力使用500Wから800Wと考えれば なんとはまかなえる計算です。
仮に停電が1週間くらい続いても 冷蔵庫は何とか使えることになります。 余った電気はテレビやLED電灯に使うことも可能です。
計算上は、160Wのソーラーパネル2枚と1280Wh(100Ah 12.8V)バッテリー(リン酸鉄リチウム)で何とか可能という事になりますね。
インバータは1000Wクラスを使えば 一時間1000Wまでの電気製品が使える計算 東電の契約で10Aと同じです。
自宅の契約は30Aなのでそれの1/3程度という事なので 非常用という事で考えればじゅうぶんではないでしょうか?
もちろん屋根にどーーんとパネルを設置して超大きい容量の蓄電池を設置すれば 普段と同じ電気生活がおくれますが、それだとパネル代とバッテリー代工事代金で 安くても200万円以上は覚悟しなければ・・・ 一生に一度あるかないかで そこまで設備投資する必要はないでしょう。
私が考えたシステムなら20-30万円程度で 停電になった時に設置すればOK、ただ、バッテリのため月に一度充放電は必要だとは思いますけどね。
まだ考案状態なので もう少し考えて 電気計算してから 実行に移したいと考えています。