熊野の棚田 田畑の楽校２０１８D

１１月１６日（金）～１８（日）に和歌山県那智勝浦町で行われた「熊野の棚田　田畑の楽校」の報告です。
１名の参加がありました。


参加者の声


　１１月１６日から３日間、和歌山県那智勝浦町色川地区の「しめ縄作り・餅つき」の活動に参加しました。
これでまる４年になります。
従来は田植えや稲刈りなど、体を動かして汗を流す活動が性に合っているのですが、自分で「動く」作業を見つけて「楽しむ」ことを心がけています。

　探せばいくらでも見つかります。
実際に藁で縄やわらじを作るには、まっすぐできれいな藁を選び出し、束にして叩いて柔らかくする準備作業が必要です。
作業する駐車場の砂利をとり除いて、シートを敷くことも必要です。
ずっと座ったま まで縄をなうのが苦手な私にはそれらは実に「楽しい」作業です。
もちろん、餅つきもそれに含まれます。
自分が楽しめる領域で積極的に関わり、周囲の負担を少しでも減らすのがボランティアの醍醐味だと思っています。

　色川に通うこと４年。
何人もの人達と親しくなりました。
今回は「棚田を守ろう会」会長の松木さんのお宅に連泊し、夕食の後、こたつに入って様々な話を楽しみました。
しめ縄作りに参加していたオランダ人やオーストラリア人の青年と久々に英語で話すこともできました。
大満足でした。

　４年間通っても、あくまでボランティアは黒子です。
たまには助言をすることがあっても、「裏方」でいなければと思っています。
ただ、 同じ地域に通っているので、地域の「かゆいところにての届く」ボランティアでいたいと思っています。
来年ももちろん参加したいです。