8月に入り、これからイノシシが稲を狙いにやってくる時期になってきました。
先日、現場巡回で電気柵の点検をしていたところ、電圧が2000Vしか流れていない電気柵がありました。
電気柵でイノシシに痛い思いをさせるためには3000~4000V必要です。
そこで電圧が低くなっている原因を探るために、電気柵の周辺を見たところ、漏電している箇所がありました。
電線が支柱(鉄パイプ)に当たり、そこから漏電していました。
電気柵の支柱に鉄パイプを使用すると、今回のように電線が支柱に触れてしまうと漏電して、電圧が1000~2000Vほど低くなってしまいます。
イノシシに対して電気柵をより効果的に発揮させるためにも、今回のような箇所に注意していただき、電圧の点検をしていただけたらと思います。