8月~9月にかけて、イノシシが水田に侵入し、乳熟期のイネを食べたり、踏み倒したりすることがあります。
このためイノシシの侵入防止対策として電気柵を設置します。
しかし、地表面がコンクリート等で被覆された場所の近くに電気柵を設置すると、アースが不足してイノシシが電気柵に触れたときに十分な効果が出ないことがあります。
そこで一工夫!
●例:コンクリート等の上にトタンを敷く
こうするとトタンがアースの役割となり、イノシシが電気柵に触れたときに十分に効果が出ることがあります。
また、電気柵の支柱に鉄パイプを使う場合、鉄パイプにそのまま電線を巻いてしまうと漏電してします。
そこで一工夫!
●鉄パイプにホースを巻く
こうするとホースはゴムでできているため電線を巻いても電気を通さず、漏電を防ぐことができます。
イノシシ対策として電気柵を設置するときに、このような「一工夫」を加えることで、電気柵をより効果的に使用することができます。