7月3日(月)、木次小学校でツキノワグマ学習会を開催しました。この日は体育館で学習会をしましたが、暑い中にもかかわらず、全校193名の児童の皆さんは静かに最後まで聞いてくれました。
3名の児童に前に出てもらい、クマに出会った時の対応方法を復習しましたが、3名ともきちんと覚えていてくれました。
研修会終了後の質問タイムでは児童から、
①「クマが向かってきたときに傘を開くとどうですか?」
②「2頭のクマにもし挟み撃ちされたらどうしたらいいですか?」
③「クマは足がどれくらい早いですか?」
など非常に鋭い良い質問がありました。
ちなみに①は「まだ試したことはないが傘は有効だと思います。クマが向かってきたときに突然、目の前に大きなものが現れると逃げる可能性はあります。傘も有効なアイテムの1つだと思います」
②「挟み撃ちになったら様子を見るしかない、もし両方向かってきたら、今日教えた顔や首を守る姿勢で防ぐのがいいと思います」
③「クマの足は本当に早い。100mを6~7秒で走るとも言われています。逃げ切れないので、出会った場合は今日教えた方法を試してください」
と答えました。
研修会終了後、今日はクマの剥製も連れて行ったので、みんなに少しだけ触ってもらうと「クマの毛ってこんなフカフカなんだ!」と驚いてくれました。