5月2日に掛合小学校の1・2年生を対象として、ツキノワグマ学習会を行いました。
雲南市内の小学校では、クマが身近な動物で、登下校中にクマと遭遇する可能性があることから、クマ鈴を携帯しています。今回の学習会では、クマの特徴やクマ鈴を身に着ける理由、人里へ寄せないために家庭や地域で行っている対策、万が一出会った場合の対処法を剝製や頭骨を用いて紹介しました。
そのほかに、山で生活している動物が人里に出てきてしまう問題について、ゲーム形式で勉強しました。
写真左:剥製を用いた生態の解説 写真右:攻撃されそうな時の防御姿勢
写真:ゲームの様子
参加した生徒からは、『クマは肉や魚も食べるのか?』、『山以外でも生活できるのか?』といった質問や、『ゲームが楽しかった、またやりたい。』、『柿の木にトタンを巻いている理由が分かった』等の感想がありました。
登下校や散歩で山や林の近くを通る時や、山菜採りや登山等で山へ行かれる際は、クマと突然出会わないために、クマ鈴やラジオ等で音を出して人の存在をクマへ知らせてください。
もしもクマに出会った場合は、慌てず騒がず、ゆっくり後ずさりをして少しずつクマから離れるようにしましょう。