伐採や造林などの森林作業は、屋外で行われるため天候の影響を受け易く、さらに傾斜地等の足場の悪い場所において伐採木等の重量物を扱う作業が多いことなどから、林業労働災害の発生頻度は他産業に比べて全国的にかなり高い状況にあります。
林業労働災害の発生は、各種災害防止活動の展開や関係者の努力などにより減少傾向で推移していますが、労働災害の撲滅を図るためには、今後とも安全衛生対策を確実に実行することが重要です。
9月7日(金)午後、大原森林組合の安全衛生大会が 雲南市木次町山方の「木次林業総合センター」において開催されました。
この日は、大原森林組合の作業班員をはじめ職員・理事等役員約60名が参加し、島根労働局松江労働基準監督署、林業・木材製造業労働災害防止協会の講師から、災害発生事例や伐木・造材作業を行う際の留意点等について説明を受け、労働災害防止への想いを新たにしました。