みたり*よんだり*きいたり*ぼぉっとしたり

映画のこと、本のこと、おもったこと。

2005-07-02 05:16:32 | ぼぉっとしたり
は年取ってくると、
二通りになる。
若い女性をみて不安になるのと秘かに自信を深めるのと。
さらに、両者とも二通りになる。
自覚の無い不安を持つものと自覚のある不安を持つものと。
根拠の無い自信をもつものと根拠のある自信をもつものと。
自覚の無い不安をもつものは、居直り若い女性に対して意地悪になる。
自覚のある不安をもつものは、卑下に磨きがかかる。
根拠の無い自信をもつものは、綺麗だった自分は今なお綺麗な自分に至っていると信じている。
根拠のある自信を持つものは、苦労した甲斐があった・・・と思う。




・・・とばかりは、言えない。

55歳主婦と大学

2005-07-02 04:49:47 | ぼぉっとしたり
目黒区在住の55歳女性が群馬大学を提訴したそうです。
医学部を受験し不合格となったが、
群馬大に個人情報を開示してもらったら合格者平均点以上を実は得点していた。
不合格の理由は「年齢が問題になった」と大学側から非公式に受けているそうです。

これは今後の行方がとても気になります。

専門家として一人前になるまでにかかる時間と平均余命の問題は大きいです。
でも、
たとえば60歳を超えて専門家として歩み始めてたとしても、
その人の能力と人間性とこれまでの経歴によっては
社会への貢献度は未知数です。
従来の年齢観だけからは計れないのではないでしょうか。

大学教授に「年齢の壁問題」でプライベートにお話をうかがった時、
高齢入学の場合、大学に残って研究したいと言われると確かに困る、が
規定通りに卒業してくれてその後の問題もクリアされているなら、
年齢、あるいは主婦差別はない、とちょっと困り顔(苦笑)でしたが、
お話されていました。
ちょっと困る(場合もある)けど、
入学試験でちゃんと点数取ってたら入れないわけにはいかない、
てところが、正直なとこでしょうか。
また、大学によっては(入学試験時には或いは入学時には)
年齢差別はしていられないほどのところもあるでしょう。


ただ、実際、
「主婦のおばさんはカルチャーセンターでも行っててよ」的
な強固な思想(笑)を持つ
ステレオタイプがちがちの教育者もたっくさんいるわよね。