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ベートーヴェン交響曲第7番*下野竜也*読響

2008-05-05 00:01:07 | きく
2008年3月16日(日)18:00開演
サントリーホール
指揮:下野竜也
ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー

■オール・ベートーヴェン・プログラム■

《コラリオン》序曲

ピアノ協奏曲第5番

交響曲第7番

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わたしのHDには指揮者名だけでいうと、
クライバー、イッセルシュテッド、ショルティ、ノリトン、サヴァリッシュ
が指揮するベートーヴェンの交響曲第7番が入っている。
これは手持ちの少ないわたしにしては珍しい方で、それだけこの曲を気に入っている。踊り好きには堪らない高揚感と金聖響さんが『ベートーヴェンの交響曲』(講談社新書)でその旋律がもたらすものについてあえて自身の思いを述べなかった第2楽章の、わたしの胸には堪える旋律とのコントラストはとても魅力的だ。部屋のスピーカーから流れている7番を聴きながら、この曲を下野竜也さんの指揮で聴いてみたいと突然強く思った。だいたいが違いのわからないわたしに指揮者指名願望などあるはずがないのに、この曲だけはそう思ってしまったのだった。
それが読響の年度最後の演奏会で現実に叶った。
叶った上に、音楽ってここまで心身に響いてくるんだ、と驚愕であり、以後しばらくはスピーカーでは7番を聴けなくなるほどそれは記憶に残る演奏だった。

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