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イツァーク・パールマン

2006-01-14 02:24:17 | きく
2006.1.11(水)

19:00開演

サントリーホール

モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第40番

フォーレ:ヴァイオリンソナタ第1番

ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのソナチネ

そして、ステージ上で選曲しながらの演奏↓6曲(すべてクライスラー編曲or作曲)




この演奏会のわたしにとっての白眉はフォーレのヴァイオリンソナタ1でした。
といっても、この日まで曲名を知らなかった。
”Paris La Belle Epoque”がYO-YO MAのCDの中でもかなり好きなので繰り返し聴いていたけど、何しろ曲名もちゃんんとチェックしていなくて、旋律だけが染みこんでいた。
この日の演奏もそう、ブルブルッと直接、身体に響く音。
ピアノもわたしの好きな音でした。
あの美輪明宏氏が「女性のピアニストはきらい、がさつに叩きつけるような音を出すから。それに比して、男性のピアノの繊細なこと」というような発言をどこかでされていましたが、その点からすると、この日のピアニスト(パンフレットが売り切れで入手できずお名前がわからない)はとても男性的です。



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2 コメント

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風のように・・・ (テル)
2006-01-15 21:28:21
フォーレの1番 大好きな曲です。

4楽章が印象的ですが、一番好きなのは1楽章。



心の中を、生気に満ちあふれた風が、ざあっと吹き抜けていくような。美しいのだけれど、決して絵空事ではない、僕たちが生きている実感、そうしたひとつひとつの重みを気づかせてくれるような真摯な感覚。



グリュミオーの録音が、清新な感じでよいです。

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不思議と (fascicle)
2006-01-21 00:45:58
この曲、わたしの場合、官能性に結びついています。聴いていると、絵空事ではない感覚が呼び覚まされて驚くほどです。パールマンの時はそうではなかったので、何に因るのでしょうね。自分でもわからない。グリュミオーも聴いてみます。
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