那覇基地P3Cがソマリアへ (沖縄タイムス)
ソマリア沖海賊対策の第2次航空部隊として、海上自衛隊第5航空群(那覇基地)のP3C哨戒機2機と隊員約30人が5日、那覇基地を出発し、活動拠点のジブチに向かった。7日には約70人がチャーター機で現地入りする。同基地格納庫内で隊員の家族や陸海空自衛隊員、県選出国会議員、在沖米軍などが参加して、出国行事が行われた。
P3Cは自衛隊法の海上警備行動に基づき、海自護衛艦が航行するアデン湾海域で、不審船がいないかなど警戒任務に当たり、日本関連船や各国軍の艦船に情報を提供する。総勢150人規模で約4カ月間の活動を想定している。
自衛隊の海外派遣は、民主党になっても変わりなく引き継がれるという事の様である。
中南米ホンジュラスのセラヤ大統領は、ホンジュラス国民の受けている不当な扱いを、本当に改善しようとしておられたから、アメリカの意を受けたホンジュラス軍によって、拉致されて大統領の地位を追われたのかもしれない。
「マスコミに載らない海外記事」によると、今ホンジュラスの国民は、非常事態宣言の下、締め上げられているらしい。(
ホンジュラスでの大規模弾圧 - クーデター政権、45日間の非常事態を宣言)
ホンジュラスの政変から推量すると、民主党が本気で日本をアメリカから独立させようとしていると、アメリカが判断したならば、
アメリカは民主党政権や政府要人を、そのままにしては置かないと言う事なのかもしれない。
民主党政権では、麻生政権の時ソマリア派兵を言い出した長島昭久氏を、
防衛相の政務官の一人に選んでいるのだから、
今回のソマリア沖への自衛隊派遣は、民主党政権としたら、シナリオどおりなのだろう。
長島昭久氏は、
東京財団主任研究員として「アジアにおける米軍前方プレゼンスの将来像」研究プロジェクトを主宰し、2002年にその研究成果を著書『日米同盟の新しい設計図―変貌するアジアの米軍を見据えて』(日本評論社)として上梓、その後の米軍再編論議に大きな影響を与えたという、日米同盟の旗振り役とも言えるような人だった。
民主党政権では日本における米軍再編や日米同盟の見直しをやってくれるものと、
私自身を含めて国民の多くが、期待していたと思うけれど、
長島昭久氏を防衛省の政務官にしたという事が、
私達の思い違いへの民主党政権の返答だったのか。
又民主党になったら危険な原発は縮小してくれると、無邪気に期待していたけれど、
縮小どころかCO2削減のために、原発活用をと言っている人たちが、
経産省、環境省の大臣にそれぞれ任命されているのだから、
とんだ期待はずれであった。
今度の参議院選挙までの間に、良心的な改革をいくらかやって貰っておく位が、
政権交代の唯一のメリットであったと言う事になるのかもしれない。
もしそうだったとしたら、政府与党に良心的な閣僚がおられるのも事実なのだから、
その方々にせいぜい頑張ってもらって、自公政権の悪政の修正を、
きっちり、やり遂げてしまわれるよう期待するしかないのかも・・・・・