初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第123回】物事の視点

 先日は、娘と娘の友達数人で地元では有名な桜の名所にて花見をしながらランチをしました^^
非常に暖かく過ごしやすい一日で、とってもリフレッシュできました。

 私は前身のサンワホームの頃入社1年目で長野県の諏訪市への転勤を経験したことがあります。
諏訪湖の畔に住宅展示場があり、そこで営業活動をさせていただいておりました。

 山梨である程度成果を出し、諏訪地域に初進出という事でメンバーで気合を入れ乗り込みました。
ただ実情は甘くなく、特に来場者が少なかったのです。ですから「こんな来場者の数では仕事にならない」
といつも嘆いておりました。

 しかし、当時の所長は視点が違ったのです。もともと展示場など持ち合わせていなかった会社に長いこと
勤めていたこともあり、「週に1件でも家を建てたいという方が来られるだけ幸せと想いな」と良く言われて
おりました。そんな立ち位置で仕事をしていると、不思議ともっと来場をしてもらうにはどうすれば
良いか、何が足りないかなどメンバーで真剣に話し合い、取り組みをしだしました。

 その結果、なんと半年後には大手住宅会社にも負けない、来場者数を誇る展示場になっておりました。

 これと同じように若かった私は、皆で決めた企業廻り(チラシ・パンフレットなどを食堂や広報の場に
置かせてもらう)もあまり積極的では無く、とっても面倒くさがっており、どうせ手配りしても10人に5人位
しか受け取ってくれないこの作業をとても嫌ってました。
それもそうです、受け取ってくれたパンフを10m先のごみ箱に捨てられるのを見るわけですから心が折れてもおかしくはありません。

 ところがその所長と一緒に廻らせていただいたときの事、このように言っておりました「受け取ってもらうだけでも有難い、
基本ご興味の無い方にとってはゴミだよ」ととっても冷静になだめてくれるのです。。

 物事の視点を自分都合ではなく、相手の立場になり見るという大切なことを教わりました。今となってはこの考えとても役に立っております^^
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