まさちゃんね、昔から、ねむの木学園の子供たちが描いた絵や、学園を作られた『宮城まり子さん』が好きなんよ
今、ちょうど、金沢の２１世紀美術館で、絵の展覧会をやってるらしい
「今までの集大成の展覧会・・・」って、まり子さんが、言ってらっしゃった
確か、２３日までやってるって聞いたから、是非パパさんと行ってみたいなぁ、、、って話してる
テレビで、この展覧会を機に、特集をやっていた
宮城さんが、こんなふうな話をしてらした
「私は、福祉って言葉に、『思いやり・・・』って、振り仮名をつけたい、福祉が充実してることろはね、文化も充実してるんだよ～」
「障害をもっている人に、可哀想～だけだったら、あまりにも惨めでしょ？そうじゃなくて、その人の『誇り』を大切にしてあげなくちゃね」
まさちゃん、宮城さんの『誇り』って、言葉が、じ～んとココロに響いてきたよ
ふと、お母さんや、お母ちゃんのことを思った
自分の足で、今までのように動けなくなった母
形のあるものは、食べられなくなって、その分、お姉さんの世話になることも多くなった・・・
自分だけで、お風呂にも入れなくなって、優しい兄貴がいつも、一緒に入ってくれてるんよね～
時々、兄貴やお姉さんのことを気遣うあまり、母が、世話をかけているってことにばかり、気持ちが行ってしまうけど・・・
お母ちゃんの『誇り』 忘れちゃいけないんだよね
いつも、そばにいるお母さん、持病を持ってるから、毎日たくさんの薬を飲んでいる
しんどいと、時に我がままになったり、自分中心になって、まさちゃん、困ってしまうこともあるけれど・・・
今まで、一生懸命頑張り続けてきたお母さんの『誇り』ちゃんと、持たせてあげなくちゃダメだよね～
そう、思うと、なんだか、急ｌココロが優しくなれた
宮城さんの優しい目、大きくなった子供たちが、みんな「お母さん」って呼んでたよ
今日は、お母さんを藤の花、見に連れてってあげる約束をしたよ
去年も、ちょうど、この時期に見に行って、すごく綺麗だったんよね～
さ～ぁ、今日も、笑顔で、がんばろうぜ
いつも、来てくれてるあなた、ほんとに、どうもありがとう
