ようこそガンバ
昨日、安曇野市の『蝶が岳』から帰って来たよ
いつも山に連れてってくれるお隣のフキちゃんと、ご主人さん
それに、元気な山の先輩おばちゃま、そして、まさちゃんの五人で出発
出発は、朝の4時で
ひょっとしたら、昼からは、雨が降るかも、、、、って聞いてたので、
行く前に、天国のお父ちゃんやら、お母ちゃんやら、仏様に、
「やっと山に行けるので、どうか、どうか、雨が降りませんように・・・」って、一生懸命お願いして山に向かった
山へは、いつも行きたいな~って思うけど、朝の早い出発や、ましてやお泊りともなると、お母さんのディの予約もとっておかないといけないし、なかなか準備も忙しい
それにお天気が上手く合えばいいけど、、、
上高地に着いたら、すごく快晴で、いつ見ても、ここから見る景色はいい眺めや~
上高地から、2時間歩き徳沢へ
徳沢で、カレーをがっつり食べて、いよいよ山に登るぞ~エイエイおう~
実はね、まさちゃん、ここのところ、ずっと忙しかったし、山にも、全然登ってなかったから、大きな山に果たして、登れるかな、、、みんなについて行けるかな、、、って、ちょっと心配やったんよ
登りは、ほんとに長かった
結構、急な坂や、根っこのはった坂道が何時間も続いた
最初のころは、みんな「よいしょ!」とか、「こらしょ!」とか、声かけたり
フキちゃんが、ドリカムの音楽聞かせてくれたりして登ってたけど、
そのうち、だんだん、その元気もなくなり
みんなは、黙々と、登って行った
やっと、長い道のりを抜け出て、先に上に着いたSさんが、
「なんや~これ~」って、大きな声で叫んでる・・・
まさちゃんも、最後の坂道を登りきり、ふと見ると、そこには、雄大な山々の風景が待ってくれてた
今まで見たこともない雄大な山々の大パノラマが、どど~んと広がっている
先に登ってたフキちゃんと、「なに!この景色!すごいよね~」って言い合って、二人は、しばらく、ちょっ興奮したように、感動していた
そのうち、何だか、この風景が有り難くて、嬉しくて、まさちゃんは、感極まって涙が出てきて
ふと、フキちゃんを見たら、フキちゃんも泣いていた
それぐらい、すごい感動の一瞬だったよ
山小屋の前まで行ったら、男の人が、5、6人、景色を見ながら、腰を下ろしてくつろいでいて
まさちゃんが、山小屋に入ろうと歩きながら
「もう、感動して、涙出て来たわ~」って言ったら、
そこに居たみなさんが、みんなで拍手して向かえてくれた
多分、みんなが、おんなじ感動を味わっていたんだと思うよ
今、写真を見ても、その時感動したスケールの大きさが伝わらないのは、ちょっと残念だけど、
とにかく、あんな、何も遮るもののない雄大な山々を見れたのは、初めてだったな~
これも、お天気がよかったからだよね
大パノラマを見れる場所で、みんなの写真を撮ってもらいにお願いしたお兄さんも、
「これ、ヤバイですよね~ほんと、ヤバイですよね~」って、山に登って来たご褒美に、もうすでに美味しいビールが入っているのが、真っ赤な顔して、まさちゃん達に熱く語ってくれてた・・・
山に登ると、みんながお友達みたいに感じるから不思議・・・
東京から来た人もたくさん居たし、福岡から来た人、山口から来た人と、みんな違うところからやって来ても、同じ山を登って来ると、何故か親しみを感じるんだろうね、、、
山で感動を味わいながら、心の中で、みんなに感謝した
「ありがとう」「ありがとう」って、まさちゃんは、いっぱい、つぶやいてたよ
明くる日の日の出も、こんなに綺麗な朝日を拝めて
朝日の向こうには、富士山も見えていた・・・
帰りの下りも、決して楽じゃなかったけど、
今回の蝶が岳登山は、ほんとに感動の山の旅だった
連れてってくれたフキちゃん、旦那さん、山の先輩おばちゃまに感謝です
そして、快く送り出してくれた家族のみんなに、ありがとう~
最後に、2日間のハードな登山を頑張って歩いてくれたまさちゃんの二本の足にありがとう
今日は、バンバンに筋肉痛、、、
でも、素晴らしい感動に出会えて、心は満タンになって帰って来たよ
明日も笑顔で、ガンバだね~
いつも来てくれて、ほんとにどうもありがとう
暑さが厳しいから、みんな、体に気をつけてね~