米寿のお祝い・・・

 

 

 

ようこそガンバ

11月の末にお母さんが、元気に88歳を迎えられたので、ささやかにだけど、みんなが集まって『米寿のお祝い』をしてあげたよ

少し若いころ、結構、お母さんは体が弱くて、まさちゃんがお嫁に来てからも、よく入退院を繰り返していて、「しんどい、しんどい・・・」って口ぐせのように、いつも言ってたし

どちらかと言うと、お母さんは、いろんなことに心配ばかりしている日が多かったかもしれない

 

 

　　　　

 

 

 

お父さんが65歳の若さで先立って、それからのお母さんは、ずっと泣いてばかりいる日が続いていた

そばにいるまさちゃんも、なにか笑っちゃいけないみたいなそんな空気で、ちょっと重たい月日が長く続いて、気持ちは分かるけど、正直心苦しい日もあった

そこから、20年・・・

いろ～んな日があって今がある

その間に、お母さんとまさちゃんとのつながりも、形だけじゃなく、気持ちもつながるようになって来たみたいで、、、、

今では、お母さんのことが愛おしい

 

 

　　　　　

 

Ａちゃんが描いてくれた、「大きいおばあちゃん」よく似てる・・・

 

お母さんの孫のみんなに手紙を書いてもらって、プレゼントしたよ

一人ずつの手紙をお母さんが声に出して読んでくれて、聞いていたら、まさちゃんもうるうるって来てしまった

子供好きなお母さんは、子ども達が、うんと遊べるようにダンボールを集めておいてくれたり、部屋じゅうを秘密基地みたいにしても、ほんとに優しく、いつも子ども達の遊びを見守ってくれていて

子ども達も、そんなお母さんに改めて感謝の気持ちを伝えていた

 

 

　　　

　　　　　

 

 

米寿のお祝い、みんなにお祝いしてもらって、お母さんはとっても嬉しそうだったよ

ほんとに、よかった～

 

 

 

今朝も、お母さんがトイレに行って付いて行き、お尻からＯンチが顔を出してあるけど、なかなか出なくて　力む力も無くなってるんだな、、、って思った

まさちゃんが、「がんばれ～がんばれ～」って声かけて

だいぶ、頑張ったら、やっと立派なのが出て来てくれたよ

そういう時は、まさちゃんもホッとして、ラッキ～？って思えるけど、

 

 

午後から、いくつか用事あって、出かけようとしたら、トイレがエライことになっていて、慌てて、楽な格好になって、掃除した

こういう時は、さすがのまさちゃんも、ちょっとテンションも下がって来て

「もう出かけるの、止めとこうかなぁ、、、」なんて一瞬思った

けど、「これぐらいで、テンション下げてたらアカンよな・・・」って思い直し

用事を済ませに出かけて、図書館でいろんな本を借りて、気持ちを切り替えて来たよ

そんなこんなしながら、毎日暮らしている

 

 

　　　　　

 

 

まさちゃんは、このお母さんのところへお嫁に来てよかった～って思う

今は、ちょっと大変だけど、人間は年をとったら、どんな風になっていくのかを教えてくれてるんだよね

ときどき、神さまに試されているように思えることがある

 

 

しかし、お母さんも、ほんとにここまでよく頑張ってくれたし

まさちゃんも、よくここまで頑張って来た

 

偉いぞ、お母さん

エライゾまさちゃん(笑）

また、これからも、二人でがんばろうね

 

 

今日も一日、みんな、それぞれにお疲れさま～

いつも来てくれて、ほんとにどうもありがとね