おはようガンバ
こないだの日曜日は、習ってるお茶で許状を渡して頂く日だった
着物を着て来なさいと先生に言われて、まさちゃんは、前日から着物の準備をしていて、いつも着物は人に着せてもらったりしているけど、そんなまさちゃんに先生は
「自分で着て来なさいね~」って仰った
いつも着物を着せてもらいにお願いする人も、この日は忙しそうだったし、春風さんが着物の着付けの勉強をしたことがあるので、手伝ってもらえば、何とかなるさ~って思ったら
春風さんも他の都合が出来て、いよいよまさちゃんは、ほんとに一人で着物を着なければならないことになって、前の晩遅く一人で焦って復習した
「まぁ、なんとか、なるやろ~」って、不安だったけど、その夜は寝たよ
次の日の朝、先生のお宅に伺う時間は、十時半過ぎだったけど、ちゃんと着れるか心配だったし、早めにお義母さんのお世話したら、もう着物を着始めた
他の着物を一人で着て出かけたことはあったけど、ちょっと長めのおたしょりを上げて、着て行く着物がちゃんと着れるか不安だったもんね~
丁寧にゆっくり着ていったら、何とか着れて、脇の始末や、細かいところは、もたもたしてたけど、「これでいいや~」って、諦めた
まだ時間も早かったから、いつも着物を着せてもらってるところで、見てもらって、直してもらおうかと思ったけど、先生が「自分で着て来なさい・・・」って仰ったから、もう、ここまで来たら、最後まで人の力を借りずに行こうって心に決めた
着物を着てから、お義母さんのところへ行ったら
「あんた、いいの着てるなぁ」なんて言ってくれて嬉しかったよ
時間になって、先生のお宅に伺った
許状渡しって、初めてだったし、他の皆さんもいつものお稽古とは違う少し改まった雰囲気で、一番新前のまさちゃんは、ただただ、皆さんのなさる様子をよく見て真似をするのがやっとだった
お茶室に入るまえ、手と口を清めるのも、「日々是好日」の本に確か出て来てたな、、、なんて、思い出してた
最初、お茶室は暗くて、ろうそくの明かりだけがついていた
床の間を拝見するのも、その明かりの中で拝見すると
薄暗い中で、みんなが席に着き、先生がいらして
「昔は、電気もなかったので、こんな明るさでお茶室も、部屋も暗かったんですよね~ちょっと、そんな雰囲気を体験してもらおうと、ろうそくの明かりだけにしてみました」って、話されて、いつものように電気の明かりをつけて下さった
ほんとに、昔は、薄暗い明るさの中で、人々は暮らしてたんだね~
先生が最初にお濃茶をたてて下さった
この道一筋に頑張って来られた先生の丁寧なお点前は、見ていて、うっとりした
流れるようにお点前をされて、かっこいいな~って思ったよ
その後薄茶を頂き、ずっと正座してたら、足が痺れて来た
困ったな、、、って思ってたら、何人かの人も、お手次の人が部屋を出られたら、ちょっとだけ足を動かす様子が見えたので、ちょっとほっとして、まさちゃんも、少し足をもぞもぞって動かした
許状を頂くのに、自分の名前呼ばれて、立てなかったら、どうしょう、、、って思ったけど、何とか、無事に行事が終わったよ
初めての経験で、足も痺れたけど、こんな時間を持てたことに感謝した
お点前も、なかなか覚えられず、足も痺れて、「立てません、、、」とか言って、いつも、あんまり行儀のいい生徒ではないけれど、この年になって、お茶の時間を持てるようになって、よかったな~って思う
今まで知らなかった世界が広がったような気がするよ
帰りに先生から、皆さんにお土産を頂いた
京都の七條甘春堂で作られた、『煎茶器』
煎茶だけど、まさちゃん、お抹茶をたててみた
このお茶碗も、お菓子も、みんな干菓子なんだよ面白いね~
今日は、お義母さんが在宅の日で、チェックに行ったら、エライこと?になっていて
今、お義母さんの体洗って、洗濯も済ませて来た
こんな日常だから、お茶のように、ふと自分を顧みるような非日常の時間って有難いな~
お菓子のお茶碗でお茶を頂いて、ちょっと食べてみて、中途半端はいけないかな、、、なんて思って、またお茶を入れながら食べていって、残すのもいけないかな、、、なんて思いながら、結局、お茶碗を全部食べてしまったら、まさちゃんのお腹は、いっぱいになってしまったよ(笑) ヤバイ、ヤバイ、、、
さ~ぁ!今日も一日笑顔でガンバ
みんな元気出して、ぼちぼち頑張ろうぜ
いつも来てくれて、ほんとにどうもありがとう