夕べはね、久しぶりにパパさんと、次男君と三人で居酒屋に食べに行った。。。
美味しいものを食べてご満足の次男君、普段は多くしゃべらないけど、こんな場所に来るとよく、いろんな話をしてくれる。話の中で、
「頭は、お父さんやおじいちゃんの賢いとこ受け継いだんやな、、、」ってまさちゃん、おもむろに言うと
「僕、お母さんから、受け継いだもん、なんやろう?B型ってくらいかな~」なんて、笑いながら言っている
「お母さん、小さいとき、毎晩、本読んであげたやろう?」って、まさちゃん言ったら
「うん、それは、覚えとるわ 」って言ってたよ
よしよし。。。。
こないだ、ボランティアで、子供たちに読み聞かせしてきた本だけど、簡単に、まさちゃんが、勝手にかいつまんで紹介するね
『うごいちゃ だめ!』 文 エリカ・シルバァマン 絵 S.D.シンドラー
出版社 アスラン書房 やく せな あいこ
あるひ、あひるは みずうみへ でかけた。
あたしって なんて およぐのが じょうずなのかしら・・・・・・。
あひるは とても まんぞく。
そのとき、ばしゃんと おおきな みずおとが した。
「あひるさん、こんにちは!」 がちょうが やってきたのだ。
「あら、がちょうさん、あたしの およぎを みてちょうだいよ。」
あひるは おもいっきり あしを うごかして およいでみせた。
「ふむ、わるくない。でも、ぼくの ほうが はやいな。」
「じゃ、きょうそうよ。」あひるは いった。
「いい?ようい、どん!」
ふたりは みずうみの むこうぎし めざして およいだ。
あひるが いっとうだ。「くわっ、あたしが チャンピオンよ!」
「まあね。でも、ぼくの ほうが たかく とべるよ。」と、がちょう。
「そんなこと ないわよ。」 あひるも まけずに いった。
がちょうは つばさを ばたばた させた。
「じゃ、きょうそうだ。いいね? ようい どん!」
ふたりは えぞまつの うえまで とびあがった。
がちょうの ほうが たかく とんだ。
「ほらね、ぼくが チャンピオンの なかの チャンピオンだ。」
「ちがうわ。」 あひるが いった。
「ちがわないよ。」 がちょうが いいかえした。
どさっ。 ばきっ。 ふたりは じめんに もどった。
あひるは はねを ふくらませ、ぺたぺた あるきまわった あとで がちょうに むかって こう いった。
「 うごいたら まけ きょうそうを しましょうよ。 うごいちゃ だめなの。 しゃべっても いけないの。はねいっぽん もぞもぞ させちゃだめ。 これに かったほうが、ほんものの、ひとりきりのチャンピオンのなかの チャンピオンっていうのは どう?」
「ぼくが チャンピオンだな。」 がちょうが いった。
「やってみなくちゃ。」と。あひる。 「いい?いち、にの。さん!」
がちょうは かちんと たったまま。 あひるも こちんと うごかない。
あひるは、いつ がちょうが みうごきするかと じいっと みはっていた。
しげみから はちが いっぴき とびだしてきた。 ぶんぶんぶん。
がちょうの くびの まわりを ぐるぐる とんだ。 ぶんぶんぶん。
それから しっぽの まわりを ぐるぐる。
がちょうさん、もうすぐ うごくわ。 そしたら あたしが ほんとの チャンピオンになれるわ・・・・・と、あひるは おもった。
けれど、がちょうは うごかない。
はちは、ぐるぐる とびながら、あひるに むかってきた。
ぶんぶんぶん。 あたまの まわりを うろうろして、あひるの くびに とまった。
あひるは ぴくりとも うごかなかった。
ひとこえも くわっと ないたりしなかった。はねいっぽん もぞもぞ させなかった。
やがて、はちは いってしまった。
あひるは がちょうが うごくのを、いまかいまかと まっていた。
そこへ うさぎのむれが やってきた。 うさぎたちは がちょうの あたまに とびのって、ながい くびを すべりだいにした。
もうすぐ あたしが、ほんとに ほんとの チャンピオンに なれるはずだわ・・・・・と、あひるは おもった。
けれど、がちょうは うごかない。
うさぎたちは あひるも とりかこんだ、 くちばしを ぴたぴた さわったり、ぺたんこの みずかきに いたずらしたり せなかを ぴょこんと
とびこして あそんだりした。
あひるは ぴくりとも うごかなかかった、ひとこえも くわっと ないたりしなかった。はねいっぽん もぞもぞ させなかった。
とうとう、 うさぎたちも いってしまった。
あひるは がちょうが うごくのを、いまかいまかと まっていた。
かあ、かあ、かあ。 からすの むれが まいおりてきた。
からすたちは がちょうの あたまの まわりを とんで せなかの うえに のっかったり、 とびはねたりした。
あと なんびょうかしたら・・・・・と、あひるは かんがえた。
あたしが、ほんとに ほんとの チャンピオンに なれるわ。
けれど、がちょうは うごかない。
からすたちは あひるにも むらがった。かおの まえで はねを ばさばさ させたり、 みみの そばで ぎゃあぎゃあ わめいたり、 おしりの はねを つついたりした。
あひるは ぴくりとも うごかなかった。ひとこえも くわっと ないたりしなかった。はねいっぽん もぞもぞ させなかった。
かあ、かあ、かあ。からすたちも とんでいった。
とうぜん、ものすごい かぜが ふいた。
ごおおおーっ!
かぜは がちょうを たんぽぽばたけまで ふきとばして しまった。
ごおおおーっ! それから、 あひるを くわのきのところまで ふきとばした。
かぜは しばらく ふきあれて、やっとのことで しずまった。
あと、ほんの ちょっとで がちょうさんは うごくわ・・・・・と、あひるが おもった、そのときーーー
長いのに、読んでくれたんですね~
残酷?確かにね、でも、お話の世界だから、あまり深く考えなくてもいいかも、、、って、いつも思って選んでいますよ
児童奉仕は苦手でしたか?今、図書館では、盛んにやってくれてますものね
さぁ、連休も終わりましたよ
まさちゃんは、ちょっと忙しい連休でした
KEN-SAN、読んでくれて、有難うね
また、今日からガンバです
ただ自分の娘には読みましたが
児童奉仕は苦手なほうでした。
すごい話ですね。これからは・・?ですが。