波止場と駅とギフトショップ<<オークランドへ移動>> 2006年2月3日(金) その3 ニュープリマスから飛行機でオークランドに到着した私達は,今夜の宿泊地,リッジスホテルに到着した。ホテルのロビーに,鉢植えの赤い色の花が置いてある。余りに綺麗なので思わず見とれる。早速,ノートを出して,スケッチをする。花の名前は,私には分からない。傍に居た仲間の一人が, 「この花,ポインセ . . . 本文を読む
ニュープリマス空港へ向かう<<オークランドへ移動>> 2006年2月3日(金) その1 早朝に目が覚める。何時頃だろうか。昨日の霧雨で,私の腕時計「スント」が壊れてしまった。何時だか分からない。枕元に置いていたデジカメのスイッチを”on”にして,時間を見ると,もう5:50である。もう,起き出しても良かろう。私は,ベッドの中でもう部を被り,ヘッドランプ . . . 本文を読む
ニュープリマス最後の夜:登頂証明書の授与<<タラナキ山登頂>> 2006年2月1日(水) その5 タラナキ山から戻った私は,ホテルの自室に戻り,さっそく風呂に入る。悪天候の中,寒い思いをしながら歩き続けていたので,温かい風呂は何よりである。 夕食の集合時間の5分前,19:10にロビーへ降りる。間もなく全員が揃う。私達のグループは,本当にパンクチュアルで気持ちがよい。19:1 . . . 本文を読む
スントの時計が故障する
2006年2月1日(水) その4
ガイドのジョンさんの粋な計らいで,美味しい寿司をご馳走になった私達は,15:05,再び下山を開始する。濃い霧の中を黙々と下る。相変わらず急傾斜の露岩帯である。転倒しないように注意しながらひたすら下り続ける。
平素から防水がおかしくなっていた私の時計「スント」が,またまたおかしくなってくる。水が侵入していると思われるところにビニール . . . 本文を読む
山腹でお寿司
2006年2月1日(水) その3
タラナキ山頂で軽く食事を摂った私達は,14:15に下山を開始する。風はそれほど強くないものの相変わらず霧雨が降りしきっている。岩稜を下って,クレーターの雪渓に降りる。緩やかな下り坂の雪渓を粛々と下る。辺りには物音一つなく静寂そのものである。
雪渓の終わり付近,右側に「サメの歯」が屹立しているところで,突然,妙なものが落ちているのを発見 . . . 本文を読む
タラナキ山山頂に立つ
2006年2月1日(水) その2
私達は山岳会が経営するロッジでモーニングティーを楽しんだ私達は,9:58,ロッジを出発する。玄関には2人の登山客が雨宿りをしていた。
ロッジから先は,本格的な登山道になる。行く手の左手には深く切り込んだ断崖が聳えている。ここから先は,急勾配の露岩帯になる。むしろ岩場と言っても良いかもしれない。喘ぐように,少しずつ高度を高める。 . . . 本文を読む
タラナキロッジでのんびり
2006年2月2日(木) その1。
霧ときどき小雨
今日は待ちに待ったタナラキ山登頂の日である。
4:30,モーニングコールの電話で起こされる。昨夜はあまりよく眠れなかった。夜中にホテルのプール付近で騒いでいる人達がいて,それが気になって寝不足である。
5:30頃,私達の部屋にもブレックファーストボックスが届く。早速,ボックスを開ける。中からトマトとベー . . . 本文を読む
ガイドとの打合せ
2006年2月1日(水) その6
ガイドのSさんの案内で,ニュープリマス中心街の散策を終えた私達は,17:00からホテルのロビーで,タラナキ山登頂にお付き合いいただく山岳ガイドと打ち合わせることになっている。私は大急ぎで風呂に入って汗を流す。まさに烏の行水である。
17:21,ホテルの会議室へ向かう。もう,現地ガイド2人が来ている。早速,Sさんから私達にガイドの紹介が . . . 本文を読む
ニュープリマスに到着
2006年2月1日(水) その4
1155,展望台を発車した私達のバスは,アワオノ渓谷沿いのくねくねと続く道を下っていく。谷間にはヤシの木が群生している。何となくエキゾチックな雰囲気である。また,少々眠くなる。私は何となくぼんやりとした気分で車窓を眺めながら過ごす。
12:25,進行方向右手に,タスマン海の青い水がチラリと見えた。もうアワキノ(Awakino)が近 . . . 本文を読む
羊が芝を刈るゴルフ場と石灰岩の断崖
2006年2月1日(水) その3
私達はバスに乗ってニュープリマスへ向かっている。
運転手が,
「景色が良いところがあるから,サービスで臨時停車しましょう」
と愛想良く言う。
バスは,進行方向左手の谷間に流れる川に沿って,くねくねと続く下り坂を走っている。
9:34,バスは左手の小さな空間があるところで停車する。ここはピリアク展望台(PIRI . . . 本文を読む
のどかな牧場地帯
2006年2月1日(水) その2
私達を乗せた貸切りバスは,9:04にワカパパビレッジを出発して,ニュープリマスへ向かっている。間もなく進行方向左手の遙か遠くに,残雪を抱いたタラナキ山がチラリと姿を表す。私達が明日登る山である。添乗員によると,ここからタラナキ山までは,およそ265キロメートルの距離があるという。2車線の舗装道路が続く。すれ違う自動車はほとんどない。広 . . . 本文を読む
いよいよニュープリマスへ
2006年2月1日(水) その1
今日はニュープリマスへ移動する日である。
私は,昨夜,あまりよく眠れなかったので,表には出さないものの,内心,とても不機嫌である。
というのも,同日のTさんには申し訳ないが,実はTさんのもの凄い鼾で一晩中悩まされた。昨夜,何時頃か分からないが,夜中に「ノンベイ部屋」から戻ったTさんが,ベッドに入るとすぐにもの凄い鼾をかき . . . 本文を読む
登頂証明書授与式
2006年1月31日(火) その6
タマ湖・タラナキ滝周遊を終えた私達は,一旦,自室に戻る。風呂に入り,洗濯をしている内に,瞬く間に時間が過ぎる。
18:28,会食に出席するためにロビーへ降りる。
実は,ロビー脇の大広間で,18:30から,バーダーさんが日本から持参したインスタント味噌汁を賞味することになっている。つまり味噌汁パーティを開く予定である。大広間にはいる . . . 本文を読む
タラナキ滝の滝壺
2006年1月31日(火) その4
シェルターの中で風を避けながら昼食を摂る。眼下には上タマ湖の素晴らしい風景が展開している。ガイド頭が,
「皆さんの中で,足が強いのは誰ですか?」
と真顔で聞く。すかさず私が,
「それはフクロウですよ,次がバーダー・・・」
と答える。
「じゃあ・・・フクロウ,貴方はリュックに石3個入れて歩きなさい。バーダーは2個,山欠菌は1個持つ . . . 本文を読む
タマ湖を見下ろす
2006年1月31日(火) その3
11:16「Lower Tama LakeとOld Waiham Hut」の分岐点を通過する。
この辺り一帯は湿地帯になっている。ザラザラとした火山礫の平原が広がっている。東方向に歩き始めてすぐに,ガイド頭が進行方向左手にある水たまりをストックで指しながら,
「ちょっと止まれ」
と私達に合図する。そして,真面目くさった顔をして, . . . 本文を読む