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ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

ボディビルに救われたこと

2009-04-09 22:13:23 | Weblog
私はボディビルを始めて今年で18年目になります。

これまでボディビルを続けてきた中で、「ボディビルに救われたな」

と思った時がありました。

今日はそのことについて書きたいと思います。

だいぶ前に働いていた会社でのことです。

私は配属されて間もない状態で、言ってみれば右も左もわからない

状況でした。 ところがそこの上司は新人つぶしで社内で有名な人でした。

配属された当初はそういうことにあまりピンと来ませんでしたが、徐々に

その上司は本性を現し始めました。

理由も分からずに怒鳴られるなどは日常茶飯事で、今で言うパワハラみたいな

こともされました。

そんな状態が続くと、だんだん会社に行くのが嫌になってきます。

朝起きると、「うわぁー会社行くの嫌だなー」と思うようになっていました。

しまいには、「会社を辞めたい」ということばかり考えるようになっていました。

上司に怒鳴られて会社を後にし、帰る道すがら、はらわたが煮えくりかえってい

る、なんてことはしょっちゅうありました。

そんな状況の中で、自分にとってはボディビルが唯一の救いでした。

会社で嫌なことがあっても、ジムでおもいっきりトレーニングをすれば

嫌なことは忘れられたのです。(結構単純かもしれませんが)

ジムでトレーニングをしていて限界が近づいてきたら、その上司のこと

を思い出して「こんちくしょー」とさらに追い込んだりしていました。

その時の自分にとっては嫌な上司はトレーニングのモチベーションでも

ありました。(あまり良いモチベーションの持ち方ではないかもしれません)

その当時はその状況から逃げたい、ということばかり考えていましたが、

今振り返ると自分にとっては必要な、意味のあることだったのでは、と

思っています。

つらいことや苦しいことは、その渦中にいる時はそこから逃れたい、

ということばかり考えますが、そういう状況も必ず意味のあること

なんだと思います。

自分の場合は、「嫌な上司としっかり向き合え」という意味があったのでは、

と考えています。

その後、私はその上司の下で3年間働き、それから私が転勤になり、その上司

からは離れることとなりました。

今では非常に良い経験をさせてもらった、と思っています。

そういう経験をしていなければ、ひ弱な人間になっていたのでは、と思うからで

す。

現在は私の周りには嫌な人は1人もおらず、非常に恵まれている、と感謝していま

す。

そういえば今年の1月に、以前勤めていたその会社が入っていたビルの前を

通りました。 もう10年以上も前のことでしたが、「ここで色んなことが

あったなぁ」とちょっと懐かしかったです。


ウホッ

ゴリ












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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (もんちゃん)
2009-04-10 01:21:55
パワハラじゃなくてセクハラされたい。
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モチベーション (雄クン)
2009-04-10 04:46:25
とても深い内容ですね
自分にとって苦手な人ほど自身を成長させてくれますよね!逃げていては体も心もデカくなりませんよね

痛み無くして変化無し!

私は今も悔しかった事や嫌な事を思い出して最後の1レップを爆発させています
しかも勝手に「あんな奴に負けるもんか~」など畑違いの相手をトレーニングのモチベーションに取り込んでいます(笑)
返信する
Unknown (ゴリ)
2009-04-10 16:04:47
嫌だなと思う人でも別の角度から見ると、良い所も見えてきて、むしろ自分に取り入れるべきところだったりしますね。

良いところは取り入れて、悪いところはマネしないのが良いと思います。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-04-11 11:51:56
嫌な上司っていますよね!そういう人は総務課かなにかに密告してやればよかったんじゃないんでしょうか?でも嫌なときこそ、自分を強くしてるんだって心持ちをすればまた一回り強い自分になるんでしょうね!
返信する
Unknown (ゴリ)
2009-04-11 22:08:07
その嫌な上司は社内で有名な人だったので、総務課の人達は最初から知ってました。

何度も社長に直接手紙を書こうかと思いましたが、結局書きませんでした。

まぁ、今となっては1つの思い出ですね。
返信する

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