真宗大谷派組織部主催、認定NPO法人レスキューストックヤードの協力による「保養事業意見交換会」が仙台教区で開催されました。
この保養事業意見交換会は、東日本大震災及び福島第一原発事故から6年を迎えようとしている中、各教区等で実施されている保養事業について、現状の課題や今後の在り方などを協議するため、保養事業を行っている代表者が一堂に会し、意見を交換する場として開催されました。
1日は、仙台教務所において崎山比早子氏(医学博士・元国会事故調査委員・3.11甲状腺がん子ども基金代表理事)による基調講演「放射能が子どもに与える影響について」があり、その後、福島県在住のお母さん3名と二本松市眞行寺の佐々木道範さんがパネリストとなり「保養事業参加者の生の声を聴く」パネルディスカッション、全体意見交換会(班別)が行われました。
2日は、希望者による視察が行われました。
まず、原町別院において木ノ下秀俊氏のお話をお聞きし、その後、市村高志氏(とみおか子ども未来ネットワーク理事長)の案内で今年4月1日に避難指示の一部が解除となる富岡町を視察しました。