大谷大学のTAT第25便の視察・活動です。
今回の日程は、仙台市若林区の東六郷コミニュティセンターを会場に行われた『第2回ふるさと交流祭』にて活動を行いました。当日は仙台教区仏教青年会の皆さまにもご協力をいただきました。
この『ふるさと交流祭』は、六郷中学校の武道館と体育館に避難していた人たちの主な移転先、ニッペリア応急仮設に住んでいた皆さんが、仮設や地域との交流を図るために震災後に始めたお祭り、『ニッペリア祭り』が基になっています。 大谷大学TATも、これまでにニッペリア仮設住宅で活動を行っており、その繋がりの中で今回の祭りに際して「是非来てください」とのお声がかかり、参加することとなりました。交流祭は、大学生ボランティアや六郷すずめ踊り、お母ちゃんズによる豚汁など、仮設の頃から関わっている皆さんが、元ニッペリア自治会長で現在は二木町内会会長の阿部東悦さんをはじめとした自治会の皆さんの呼びかけで集まりました。
初日は朝7時30分に東北別院到着し、お参りと朝食・休憩の後、名取市閖上地区と仙台市荒浜地区の視察を行いました。閖上地区の「閖上の記憶」では、語りべの佐々木清和さんからお話をお聞きしました。
視察後は、別院に戻ってきて昼食をとった後、それぞれ買い出し、炊き出し、縁日の担当に分かれて翌日の活動準備を行いました。
翌日は、朝8時30分に5台の車に分乗し、別院を出発。東六郷コミュニティセンターに到着後、準備を行いました。
今回の炊出しメニューは、麻婆豆腐、焼きそば、焼き鳥、ポップコーンです。食数は200食。最近の炊き出しではなかなかない食数です。
準備が始まると、教職員・学生の皆さんも手際よく準備に入ります。焼き鳥750本、焼きそば約20㎏、麻婆豆腐約15ℓがどんどん調理されていきます。テントの中にいい匂いがプンプン。食欲がそそります。配食が開始になると、たくさんの方々がテントに来てくださり、飛ぶように無くなっていきます。焼きそばは、待ち時間ができるほど人気!!焼いていた学生も必死です。
また、縁日も開催しました。受け付けが始まるとたくさんの子どもが来てくれました。担当した学生さんも楽しそうに子どもたちに接していました。
作業中には、地元の方からずんだ餅や芋煮、塩おむすびなどの差し入れがありました。仙台名物にみな舌鼓…。
午後2時までの交流祭となりましたが、全ての料理は準備した分すべてが配食され、余りはありませんでした。教職員・学生の皆さんはフル回転で頑張っていただきました!!
活動後は後片付けをし、夜8時前に別院を出発し、翌日朝、大学に無事到着されました。今回も、非常にタイトな日程の中で活動いただき、ありがとうございました。
なお、今回の活動の詳細は、下記のFacebookをご覧ください。
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