本山・宗務所の解放推進本部から来月3月11日開催予定の「第10回原子力問題に関する公開研修会」での「勿忘の鐘」中継の打ち合わせと現地視察にいらっしゃいました。
朝、東北別院を出発し、ニッペリア仮設に寄り、仮設にお住まいの方々とお茶を飲みながら少しお話をし、仙台市の荒浜地区・海楽寺、名取市の閖上地区を視察し、前年末に開通した常磐自動車道を利用し、福島県の浪江町に向かいました。
浪江町に向かう途中の南相馬市あたりからは、高速道路から除染作業で出た汚染土などが入れられた黒い袋が多く見られました。
浪江町から小高地区に入り、昼食を取りました。
昨年常磐道が宮城県から福島県の浪江町まで開通した2日後の12月8日に新規開店した食堂「おだかのひるごはん」に初めてお邪魔しました。
南相馬市の小高区のほとんどが「避難指示解除準備区域」であり、日中の出入りはできるが、宿泊は禁止されている地域であり、その場所で新規にお店を開くのは初ということでした。
その後、原町別院(福島事務所)に寄り、飯館村を通り、福島市というルートでした。