「私たちの地球」
「私たちの自然」
「私たちの土地」
…と、私たちは普段当たり前のようにそう思って、信じて、考えて、生きています。
しかし実際のところは私たちがそうだと自分勝手に思って、信じて、考えているに過ぎません。
地球も自然も土地も今までに私たちのものだったことなど、一秒だって一刹那だってありはしませんでした。
せいぜい私たち人間同士の間に限った約束事として「私のもの」だと言える辺りが本来的に精一杯の筈です。
私たちの知覚や認識の枠をほんの少しだけでも広げた視点で世界を見渡せば、それが当たり前のことだとすぐに確認出来ます。
『(﹡ˆ ˆ﹡)みんなおはよ。』
逆に…今までどうすれば、地球や自然や土地なんかが自分たちのものだなんて思い込んでいられていたのか…本当に不思議に、不可解にすら思われて来るのです。
私たちが主観的に受け取る自然本来の「優しさ」や「美しさ」…そして「恐ろしさ」という現象は生半可なものではありません。
そしてそれが本来の前提条件であり、当たり前の事実なのです。
この世に「私のもの」なんてものは一切無く、「私」という実感すら怪しいものだと確認する今朝の川っぺりはこれまでに御座います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝