嘘と言ってもいろいろとあります。
単なる無知から出る思い込みや勘違いを始めとして、悪意の有る無し関係なく曖昧に表現される事実の誤認に至るまで…およそ事実と異なることは全て嘘と言えると厳密には考えられます。
(﹡ˆ ˆ﹡)「(みんなおはよ)」
嘘の定義をここまで広げると、およそ私たち人間は一人の例外も無く皆全員が等しく嘘吐きだということになりますね。
当然この私も立派な嘘吐きの一人ということになります。
「(これはマズい!)」と…私は最近になってようやく危機感を抱きました(汗)。
そんな訳で私はお釈迦様が私たち凡夫にも分かるように推奨するヴィパッサナー瞑想を…
呼吸や歩行という、今この瞬間に間違い無く起きている事実を、隙間無く油断無く心で逐次確認する瞑想に取り組んでいます。
未だ第一禅定にも遠く及びませんけれども、それでも少しずつコツが掴めて来たようで、時折意識と神経が今までに経験したことが無いほどクリアに澄まされてくる時があります。
そうした「澄んだ」状態で事実を確認した後にはハッキリと…「嘘」ということの恐ろしさや無意味さ…そして、惨めさというものが極めて明快に理解出来るのでした。
そしてこれからは嘘を吐かないように頑張ろうと心掛けているのですが…これがとても難しいことだと改めて理解するのです。
先ず、無知を源とする思い込みや勘違いという嘘を吐かないようにするには、大変な量の勉強や知識、そして経験が必要だという事実の壁を乗り越えなければならないのです。
(﹡ˆ ˆ;;)やはり勉強は大切でした…(苦笑)。
しかし今まで人類が蓄えて来た膨大な知識の全てを学ぶとなると、それは事実上不可解な戯言になってしまいます。
それでも生きている間はコツコツ学び続けることはとても大切です。
そう思うと同時に「(事実が)分からない時には大人しく黙っている」のが正解なのだという気づきも沸いてきた今朝の川っぺりはこれまでに御座います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝