曇天の我が家の庭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/b2/93eb90625b6953abed994507e12a45f4.png?1589525123)
雨が降らないうちに草引き開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/f3/40bfa1108ea54f781f10b91d8f09dda3.png?1589525240)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/a1/4a676cb7124448d6829efae5ca2e7df1.png?1589525287)
格子の柵に絡ませてグリーンのカーテンにしたいのですが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/6b/5510a447075809c43da8edc3e6c9fe47.png?1589525486)
今年の事にはならないみたいです。
クレマチスの間にゴーヤを植えてみました。収穫と涼を得られると
目論んでおります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/0d/308e0ff24b9613691a839a777bec4636.png?1589525926)
草引きしながら、午前中に読んだ本のフレーズを反芻していました。
「始まったことには、必ず終わりが来る」って言葉です。
自分の生きてきた中で、「始まったけど終わってしまったこと」がつらつら思
い浮かびます。楽しかったことも。辛かったことも。
でも、終わりを考えてばかりでは、生きては行けないですよね。
特に、若い時は。
むかし、励まされた言葉、詩があります。(唐突ですみません)
佐藤春夫の詩です。
病
生まれし国を恥ずること
古びし恋をなげくこと
否定をいたくこのむこと
あまりにわれを知れること
杯とれば酔いざめの
悲しさをまづ思うこと
「最初から終わりを思ってなにもしないで生きていてはダメ」と私は解釈して
いました。
「病」に侵されないように生きようって自分を励ましてした時期も。
教えてくれた人はもう、亡くなりました。
たしかに、なんにでも、終わりは来ます。
草引きの間の私の脳内でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/a5/948dfe4200ac435f7d8b48c4231f63a7.png?1589528488)
60台は、終わりも、視野にいれて暮らしていく時期ですね。
話がずれますが、この詩は内容も好きなのですが、言葉のリズムが良いです。朗読したくなるような哀調を帯びた名調子。言葉が全部7音5音の繰り返しで続くのが良く聞こえる理由かも。俳句を始めて気が付きました。詩人はすごい!