サギは日本の田んぼで頻繁にみられる野鳥です。コウノトリ目サギ科に属する鳥の総称をサギと呼び国内では19種が記録されています。このうち最もポピュラーな白い体を持ついわゆる”シロサギ”類はダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギの4種で正確にはシロサギという名のサギは存在しません。アオサギは埼玉県では数は少ないようです。
アオサギは日本のサギ類の中では最大で翼を広げると1.6mにも達する大きさです。体の上面は灰色で下面は白く黒い縦すじが有ります。嘴と脚は黄褐色で眼先は黄緑色。繫殖期には嘴の基部、眼先、脚が婚姻色の赤色になります。
ダイサギは全身が白色で日本のシラサギ類では最大です。繫殖期には背に長い飾り羽を生じ嘴は黒く眼先は青緑色になります。冬鳥は嘴が黄色くなり眼先も黄緑色になります。チュウサギとよく似ていますがチュウサギよりも大きく眼下の口角の切れ込みが眼より後ろまで食い込んでいることで区別できます。
アオサギとダイサギが珍しく近接した距離でいる景色を見ました。
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