2014年4月28日(月)の鳴門ロータリークラブ例会は、ロータリー財団
委員会担当の卓話で、卓話者は、元ロータリー財団奨学生の英語教師
喜多容子氏でした。
喜多さんは、鳴門クラブが創立60年に来年なりますが、60年間で二人しか
採用していないロータリー財団奨学生の一人です。私が存じ上げているだけで
もう一人は、村澤義久元東京大学教授だけだと思います。
喜多さんはまだ、若い教師ですが、ロータリー財団の奨学生の任務を
終えて、大変素晴らしく、成長されました。
学生上がりで、奨学生に出発する前の少しインテリで脆弱な感じがする
人から、本当に尊敬が出来る人に成長されまして、「人はこれほど変わることが
出来るのだ。」ということを、証明をしてくれた事に、感動を覚えました。
アメリカでの留学生活の中で、いろんな出会いや活動の中で、成長できる
要素がたくさんあったのですね。
彼女が世話になっていたロータリークラブの会長の言葉で、「Pay it forward」って
言う言葉の意味を教えていただきました。直訳すると「先に与えなさい」ということに
なりますが、「自分の周りで、助けが誰かの心を満たし、 それがドンドン繋がっていけば
それが自分の幸せになるのだ。」という教えです。
自分の周りで、3人の助けを求めている人に助けを出すと、その3人がまた違った人たちに
助けの愛を与えていく。これが本当に繋がっていけば、必ず人類の平和に寄与できる。
という、崇高な考えです。
古くは、緒方貞子元国連難民高等弁務官等も輩出した、素晴らしい奨学金システムの
ロータリー財団が、この鳴門でも活躍できる日が近づいてきていることを体感出来ました。
今日は、本当に感動できるひと時を共有出来ました。ありがとうございました。