“紙袋”かぶせ120万円強盗「恐怖で声上げられず」
東京・新宿のエレベーターの中で現金約120万円を奪われた女性。男が犯行に使ったのは「紙袋」でした。
東京・歌舞伎町の雑居ビル。5月上旬、当時20歳の女性が約120万円が入った財布を奪われました。
強盗の疑いで逮捕されたのは会社員で47歳の高橋秀彰容疑者。
その手口は女性の不意を突くものでした。紙袋で女性の視界を奪ったというのです。
女性は3階のホストクラブに行く予定でした。
右手にサングラス、左手に携帯2台と財布を持っていたといいます。
女性がエレベーターに乗ると高橋容疑者も追い掛けるように乗り、女性の斜め後ろに。
両手がふさがった女性の背後から紙袋を頭にかぶせ、財布と携帯を奪ったのです。
高橋容疑者はターゲットをホストクラブに行く女性と決めていたといいます。
犯行後はエレベーターを2階で降り、非常階段を使って逃走。さらに…。
小林高橋容疑者は逃走中、現場から400メートル離れた辺りに現金を抜き取った財布を投げ捨てたということです。
高橋容疑者は6月上旬にもエレベーター内で事件を起こし、逮捕されています。この時の容疑は窃盗でした。
一方、今回は紙袋をかぶせたため強盗の疑いです。これについて容疑を一部、否認しています。
高橋容疑者(警視庁での供述):「『手品』のように紙袋を使って女性の視覚を奪い、手に持っていた財布を取っただけです」 テレ朝ニュース