海上自衛隊が誇る最新鋭システムを備えた「たいげい型」潜水艦。今年4月、神奈川県横須賀市の横須賀港に寄港していた同艦の内部を見学する機会に恵まれた。所狭しと並んでいたボタンや計器類は全てタッチパネル式に置き換わり、潜望鏡はモニタ映像に取って代わられるなど、大きく様変わりしていた。初の「女性専用区」も備えた、日本防衛の〝切り札〟の内実に迫る。
「ファイヤー」でタッチパネルを
記者が乗艦したのは、令和4年3月に就役した、たいげい型1番艦「たいげい」(全長84メートル、幅9メートル)。ジェット機とほぼ同じ大きさだ。
記者が乗艦した最新鋭の「たいげい型」潜水艦。最新機器が導入されている=4月、神奈川県横須賀市(市岡豊大撮影)
産経新聞